「ティンバーランド」のグローバル・クリエイティブ・ディレクターのクリストファー・レイバーン(Christopher Raeburn)は、英国ファッション協会(The British Fashion Council)が主催する「ファッションアワード2020」を受賞した。ファッション業界における環境への取り組みをリードした功績が評価された。
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クリストファー・レイバーンは、英国出身のファッションデザイナーで、「RAEMADE(=REMADE、リメイク)」「RAEDUCED(=REDUCED、削減)」「RAECYCLED(=RECYCLED、リサイクル)」の3Rをデザイン理念としている。特に、「RAEMADE」においては、パラシュートに使われる布の端切れや服地などを手直しし、個性的かつ機能的なアイテムへと生まれ変わらせるパイオニア的存在としても知られている。2018年秋に「ティンバーランド」のグローバル・クリエイティブ・ディレクターに就任し、アウトドアの伝統を尊重しつつ、デザインの境界を押し広げる前向きな世界観を提案している。
英国ファッション協会は、今回の授賞に際して、「クリストファー・レイバーンは、クリエイティビティを犠牲にすることなくこれまでとは異なる手法を指し示してきた素晴らしい発信者です。ラグジュアリーの概念を再定義しながらアップサイクルな素材を使うデザイナーでもあります。彼は次世代のサステイナビリティを志向するデザイナーたちにインスピレーションを与える存在です」とコメントしている。
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