広大な敷地面積で、商業以外の機能も充実する(完成イメージ)
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繊研plus三井不動産、九州電力、西日本鉄道は福岡市博多区の福岡市青果市場跡地に開発する商業施設を着工した。施設は三井不動産の広域型SC「ららぽーと」となる予定で、22年春の開業を目指す。三井不動産が九州に大型SCを出すのは初めて。
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施設は敷地面積約8万6600平方メートル。建物は地下1階~地上5階の店舗棟と、立体駐車場棟2棟などで、延べ床面積約20万6400平方メートル。駐車台数は約3050台を予定する。ファッション、雑貨、飲食、エンターテインメント施設など幅広い業種を揃え、「ヤングからファミリー、シニアまでに向け、出会いと体験に満ちた新しい施設」を目指す。
敷地内にはフットサルコートやテニスコート、長さ200メートルのトラックがあるスポーツパークなど複数の広場を設ける。バスターミナルも作り、公共交通機関での利便性も充実する。
計画地はJR鹿児島本線・竹下駅から徒歩9分で、幹線道路である筑紫通りに接し、福岡外環状線と至近距離にある。福岡空港、博多駅とも近接しており、「広域からのアクセスに優れた立地」という。
同事業は福岡市が実施した青果市場跡地開発の公募を経て、3社が共同で設立した特別目的会社が土地を取得し、開発を進めている。
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