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繊研plusしまむらの「しまむらオンラインストア」が順調に立ち上がった。10月1日に仮オープン、本格化した10月7日には想定の1.5倍の注文がきて発送に苦労もしたが、それも収まり、計画が見通せる売り上げという。
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売れているのは想定通り、インスタグラマーとの協業企画やキャラクターもの。7割と見込んだ店舗受け取りが8割となったのは予想以上だ。店頭受け取りを送料無料にして誘導し、「送客も自社ECの狙い。よいスタートになった」とEC事業部を統括する齋藤剛樹取締役執行役員は話す。ECも店舗の成績とすることで連携を強める。配達の方は「東京、大阪といった大都市が中心」で、こちらは同社の店舗網を補完する形なのもポイントだ。しまむらオンラインストアによる先行販売も始めており、店頭への投入量に反映できるような結果が出ているという。
売り上げの5%を目指し、まずは21年度の50億円を目標にする。レコメンドの高度化などEC運営のブラッシュアップとともに、在庫の一元管理などを予定する。「次の3カ年計画の期間中には店舗を上回る収益性を確保したい」として、売り上げとともに低価格のECとしての効率を追求する。
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