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セブツー「ランコム(LANCOME)」は、世界の香水の都であるフランスのグラースにある農園を買収した。「ドメーヌ ド ラ ロゼ by ランコム(Domaine de la Rose by Lancôme)」と名付けられたこの農園の敷地内には、4エーカーの有機栽培地と数百年の歴史を持つ段畑、さらには蒸留所もある。フレグランス用のセンチフォリアローズ、ジャスミン、ラベンダーが育てられている農園だ。グラースの香水作りの技術は国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録され、世界の香水の都として、香料植物の栽培と花精油の抽出技術が広く知られている。
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ヴァランソルに5エーカーの農地を所有する「ランコム」はこの地域に根を下ろし、オリジナルの特別な「ランコム」ローズはもちろん、「ランコム」のスキンケア製品に用いられるセンチフォリアローズの栽培を行っている。所有地は今回で3ヵ所目、計10エーカーとなり、それぞれ異なる地域特性や気候の影響の恵みを受け、上質な花々が育っている。今回の新しい農地の買収によって、「ランコム」はグラースで受け継がれる香料植物の栽培を中心とした香水技術の保護に貢献し、様々な品種のローズや香水用の花々のサステイナブルかつ有機的な栽培を続けていきたいとしている。
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