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繊研plusナノ・ユニバースは9月18日から、公式通販サイトで税込み1万5000円以上購入した客にエコバッグを先着順でプレゼントし、来年2月末まで、店舗にエコバッグを持参して3000円以上(同)の買い物をすると、支払い額から毎回500円割り引く来店促進企画を始めた。店舗の混み具合がチェックできる機能を公式アプリに追加するなど、安心・安全な買い物環境も提供している。
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エコバッグの配布は、自然環境に配慮した新レーベル「ミーニングフル・コンティニュイティ」の発表を記念したキャンペーン。日本環境設計の「ブリング・マテリアル」を使用した。同素材は、回収した服の一部をケミカルリサイクルで再生したもの。シューズボックスも収納できる細長い形状だ。
9月1日からはアプリにリアルタイムの店舗の混雑状況が分かる機能を加え、安心して買い物できる環境も整えた。18年度から26店に導入している、店内の人の動きを分析するAI(人工知能)センサーカメラで取得した情報をもとに、混雑状況を事前にチェックできる。
サービス提供元の米・リテールネクストの日本法人によると、同社の技術を使い、アプリで店内の混雑状況が事前に確認できる取り組みは世界初の事例という。コロナ下の都心店の来店促進策に、デジタル活用による安心提供という仕組みを掛け合わせるものとして注目される。
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