

スタートトゥデイは10月18日、服飾系学校のバンタンデザイン研究所と共同でファッションコーディネートアプリ「WEAR(ウェア)」を使ったファッションコンテストの表彰式を実施した。スペシャルゲストとして女優の高橋愛さんが参加し、グランプリの発表や賞金の授与などを行った。
実施したイベントは「スクール・ファッショニスタ・コンテスト」。9月15日から10月14日の1カ月間をコンテスト期間とし、同校の学生が「ウェア」にコーディネートを投稿。その中から「いいね」の数などを評価して、人気度やファッションセンスを競った。
今回グランプリに選ばれたのは「ウェア」ユーザー名で「kyosuke atsumi」さん。kyosukeさんは「まさか自分が取れるとは思わなかったのでうれしい」と感想を話した。賞金として贈呈された100万円については「いつもお世話になっている親に贈ろうと思う」と述べた。
このほかにスタートトゥデイの「ウェア」担当者が選ぶ「スタートトゥデイ賞」と「ウェア」公式ファッションリーダーであるウェアリスタが選ぶ「ウェアリスタ賞」が発表され、それぞれ10万円が贈呈された。
表彰式はバンタンデザイン研究所のファッションイベントの一環として行われ、都内の会場には約800人が訪れた。同社WEAR事業室営業ブロックディレクターの中川龍氏はコンテストの狙いについて「『ウェア』をこれから普及していくためには一般のユーザー層にとどまらず、アパレル業界のコアな層が活用するのが1つのポイントになる」とし、バンタンデザイン研究所との取り組みについては「コンテストとしても盛り上がり、非常に手応えはあった」と語った。
「スクール・ファッショニスタ・コンテスト」は、複数の服飾系学校と連携して実施。国内ではバンタンデザイン研究所のほかに文化服装学院でも行っている。また、米国ニューヨークのファッションスクールの2校、プラット・インスティテュートとエルアイエムカレッジでも開催している。スタートトゥデイでは実際にコンテストに参加した学生から聞き取りなどを行って「次回の展開を検討したい」(中川氏)としている。
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