
Image by: FASHIONSNAP
デザイナー藤崎尚大が手掛けるブランド「ミーンズワイル(meanswhile)」がブランドとして3度目となるランウェイショーを開催し、2025年秋冬コレクションを発表した。
ランウェイショーの舞台は、有明の複合型スポーツレジャー施設「有明アーバンスポーツパーク」。2024年春夏シーズンではビルの屋上を舞台にショーを開催したが、前回から引き続き屋外でのショー実施となった。デザイナーの藤崎は都市型ファッションについて「衣服本来の機能を“建築”が補完することで成り立っている」と捉えており、「建築という庇護がなくなった時、衣服が自身の役割を拡大できるのでは」と考え、周囲に建物がないこの場所を会場に選んだという。
ショーでは、人工的に地形が隆起した無機質なスケートボード競技場の中を、新作をまとったモデルが歩いた。コレクションは、モノトーンのカラーパレットを中心に構成。オリーブ、ブラウンなどをアクセントに採用し、ナイロンジャケットやアノラックパーカ、ダウンジャケット、シャツ、フーディーなどを展開した。ショー終盤では、空調服の機能を防寒着に転用し、室内でのオーバーヒートを防ぐファン付きダウンジャケットや、初となる「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」とのコラボレーションアイテムも披露された。















































































ABOUT THE BRAND
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藤崎尚大が2014年にスタートしたメンズブランド。「日常着である以上、服は衣装ではなく道具である」をコンセプトに、アウトドアの要素を取り入れたコートやジャケット、バックパックなどのアイテムを展開している。2016年に「新人デザイナーファッション大賞」のプロ部門受賞。2019年には「TOKYO FASHION AWARD 2020」を受賞。

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服飾大学卒業後、アパレルメーカーにて経験を積み、2014年に独立。「日常着である以上、服は衣装ではなく道具である」をコンセプトに「ミーンズワイル(meanswhile)」 を始動。ファッションの持つ表面的で無稽な部分に、道具としての機能を追求したプロダクトを展開する。

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