女優 上戸彩と過ごすモードな一週間。木曜日は「ジバンシィ(GIVENCHY)」の2021年フォールコレクション。1953年に創業以来仏モード界を牽引してきたメゾンと、ストリートの文脈を持つクリエイティブ・ディレクター マシュー・M・ウィリアムズ(Matthew M. Williams)のコラボレーションから生まれるのは、着る人が主体となる服。ウィリアムズの言葉を借りるならば「ファッションとは個人が主体のラグジュアリー。人を支配するものでもありません。衣服を着る人の贅沢であって、人が服に着られるのではないということ」。 メゾンのテーラリング技術に裏打ちされ、伝統の尊重と破壊的な感覚が共存する服は、自分もまだ知らない新しい表情を引き出してくれる。