
Image by: ©Launchmetrics Spotlight
西崎暢による「ウジョー(UJOH)」が、パリで2025年秋冬コレクションを発表した。今シーズンは、90年代のスクールファッションを再構築し、制服やテーラードの固定観念を解体。デザイナー自身が10代でファッションに目覚めた当時、校則というしがらみを逆手に取りながら自由を求め、仲間たちとともに自己表現を模索した経験が色濃く反映されている。
コレクションでは、ニットベストから覗くアシンメトリーなプリーツスカートや、再構築されたテーラードカラーをセーラーカラー風の付け襟に落とし込むなどで遊び心をプラス。学校指定のコートを想起させるキルティングは、サテン素材と人工羽毛「エアーフレイク」を用い、ラガーシャツ風のニットにはアルパカを、ルーズソックス風のレッグウォーマーにはヤク素材を使用し、スクールの要素を上質にブラッシュアップした。また、ファーのように見えるジャカードはリボンテープやファンシーヤーンを織り込み、ハンドカットによって奥行きを生み出した。








































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長きにわたりコレクションブランドでパターンを手掛けていた西崎暢が設立したファッションブランド。上質な素材とマニッシュなムードを特徴とし、パタンナー視点のテーラーリングやカッティングを得意としている。

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ヨウジヤマモト社でパタンナーとして7年間勤務。2009年に自身のブランド「ウジョー(UJOH)」を設立。2016年には、ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)が若⼿デザイナーをサポートするプログラムの支援を受け、ミラノファッションウィーク期間にてショーを開催。2021年からパリファッションウィークに公式参加。

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