tokio2025年秋冬コレクション
I'm STRANGER─手作りで完遂させた初のショー
Image by: FASHIONSNAP(Koji Hirano),
2025.03.20 Thu. - 07:00 JST

Image by: FASHIONSNAP(Koji Hirano),
tokio2025年秋冬コレクション
I'm STRANGER─手作りで完遂させた初のショー
Image by: FASHIONSNAP(Koji Hirano),
2025.03.20 Thu. - 07:00 JST
デザイナーの木村登喜夫による「トキオ(tokio)」が、ブランド初のショーを「Rakuten Fashion Week TOKYO 2025 A/W」で発表した。木村は文化服装学院を卒業後、数々のアパレル製産メーカーやレザークラフトメーカーに加え、アイドルの衣装制作や映画のスタイリングなど多様なジャンルを経験し、2021年に自身の名前を冠した同ブランドを始動。「デザイナーの中のPUNK精神に基づき、自身の手でまだ見たことのないものへ興味を探求し続ける。憧れのclassicを表現するために100%の力注ぐ」をモットーに全て手作りによるアイテムを揃え、クラウドファウンディングなどで資金を集めながらインディペンデントなブランド運営を続け、着実にファンを増やしてきた。2024年9月には、「TOKYO FASHION AWARD」で馬場賢吾の「カネマサフィル(KANEMASA PHIL.)」や長見佳祐の「ハトラ(HATRA)」らと共に受賞デザイナーに選ばれた。
コレクションは「I'm STRANGER」と題し、インビテーションには「時には歌い、踊り、笑い、泣く。鳥のように自由に。泥だらけの手で作ったクローゼット。我々は未開の部族だ。人生は旅。ピカピカキラキラキラ(sometimes, we are singing, dancing, laughing, crying. Free as a bird. Our closets built with muddy hands. we are savage tribe. LIFE is a journey.PIKA PIKA KIRA KIRA)」というメッセージが記された。
バンドセッションが鳴り響く中でスタートしたショーには、ジャケットやクロップドのパンツ、デニムの側面、バッグなど随所にあしらわれたフリンジや、手縫いのステッチ、異素材のドッキングなど木村が得意とする古着のリメイクのようなアプローチが感じられるアイテムが登場。「TOKYO FASHION AWARDでは、さまざまなブランドを見た時に自分は少し異質だと感じたため、I'm STRANGERをコレクションタイトルに選びました」と木村。初のショーにあたり、多様に重なる自身の世界観を狭めることを意識したという。また、「今後はさまざまな場を通して自分のファッションの解像度を上げることで共感してくれる人を増やし、自分もまた与え続けていければ」と語った。








































































