Image by: SETCHU
桑田悟史が手掛ける「セッチュウ(SETCHU)」が、ミラノで2025年春夏コレクションをプレゼンテーション形式で発表した。アートギャラリー「GIO Marconi」を会場に、スタイリストのタニヤ・ジョーンズ(Tanya Jones)らと共にルック撮影を行う現場を公開するというもの。桑田悟史のクリエイションは常に一枚の折り紙からスタートし、今回は紙を途中までカットし、折り曲げたものが着想源となっており、このフォルムから生地の裏側を見せることや、着方を変えることができるアイテムといったように、アイデアを発展させていったという。 トラベルサファリジャケットは30~40年代のシルエットを基に構築的なショルダーラインと滑らかなウエストラインを備え、ジャンプスーツは袖を通さず結ぶことで着物風の着こなしも可能。オリガミシューズはミディヒール形状で、ヒールに穴を開けて足の負担を軽減した。素材は滑らかさを持つ100%カシミア梳毛や、和紙とサトウキビの搾りかすでできた紡績糸のデニムなどを採用。マシーンウォッシャブルカシミアのセットアップやドレス、オリジナルナイロン素材のトレンチやハットもラインナップされた。
PHOTOGRAPHY : PATRICK BIENERT
STYLING : TANYA JONES
CREATIVE DIRECTION : CARINA FREY & STEFANIE BARTH
CASTING : JULIA LANGE
HAIR : GIOVANNA FUCCIOLO
MAKE : SIMONE PRUSSO
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