
Image by: FASHIONSNAP
「ポール・スミス(Paul Smith)」が、「Rakuten Fashion Week TOKYO 2025 A/W」でランウェイショーを開催し、2025年秋冬コレクションを発表した。会場は、上野の国立博物館の表慶館。コレクションの着想源となった“フォトグラフィー”にちなみ、写真を現像する暗室をイメージした照明から一転、明るくなった館内でショーは幕を開けた。
同コレクションは、楽天による日本発のファッションブランドを支援するプロジェクト「バイアール(by R)」の一環として実施。今年1月にパリで発表したメンズ コレクションに、ウィメンズを加えて披露した。20世紀を代表する写真家の作品からインスピレーションを受け、ソール・ライター(Saul Leiter)のカラー写真に見られる、インクのように深いトーンをモチーフにしたカラーパレットを採用。デヴィッド・ベイリー(David Bailey)やテレンス・ドノヴァン(Terence Donovan)、ウィリアム・エグルストン(William Eggleston)といった写真家のパーソナルユニフォームをイメージし、ラフな着こなしのテーラードスタイルに仕上げた。
コレクションのキーとなった「フィールド フラワー(Field Flower)」は、ポール・スミスの実の父で写真家のハロルド・B・スミス(Harold B. Smith)の作品をモチーフにデザイン。シャツやネクタイ、ジャガードニットなどを鮮やかに彩った。
コレクションの一部には、「バブアー(Barbour)」とのコラボレーションコレクション「ポール・スミス ラヴズ バブアー(Paul Smith Loves Barbour)」のアイテムや、今回のショー開催を記念して製作されたby Rとのコラボレーションアイテムも登場。by Rとのアイテムでは、ポール・スミス自身が撮影したジャパニーズオーキッド(蘭の花)を鮮やかにあしらったシャツを披露した。










































































































































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1970年、当時24歳のポール・スミス(Paul Smith)が英ノッティンガムにショップをオープンしたのが始まり。英国テーラードに鮮やかな色合わせやプリントで独特のスパイスを加えたコレクションが特徴。メンズとウィメンズのコレクションラインに加えてセカンドラインの「PS ポール・スミス(PS PAUL SMITH)」を展開するほか、服飾雑貨から時計、アクセサリー、家具まで、アイテムは多岐にわたる。国内におけるマスターライセンシーは伊藤忠商事(2023年1月時点)。メンズウェアはジョイックスコーポレーション、ウィメンズウェアはオンワード樫山がライセンス展開している 「ポール・スミス」のアイテムを見る