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クリエイティブ・ディレクター、イアン・グリフィス(Ian Griffiths)が手掛ける「マックスマーラ(Max Mara)」がミラノで2025年春夏コレクションを発表した。今シーズンのテーマは「SCIENCE AND MAGIC(科学と魔法)」。4世紀の数学者・天文学者・新プラトン主義哲学者として知られるヒュパティアからインスピレーションを得て、彼女が研究した方程式や円錐など、数学的な要素をダーツや切り込みに反映した。スカートのみならず、ジャケットの肘やニットドレスのウエストにもスリットが入っており、肌見せのアクセントが随所に見られる。足元のレザーのフラットサンダルがエフォートレスなスタイルを完成させた。
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1951年にイタリアのレッジョ・エミリアで、アキーレ・マラモッティ(Achille Maramotti)が創業。アキーレは、曾祖母がオーダーメイドの高級婦人服店を経営し、母が洋裁学校を設立するなど、ファッションと密接な関係にある家系に生まれる。40代まで弁護士として働いた後に、コートを専門にしたファッション・ビジネスを構想。「男性用のコートを女性のためのアイコニックなアイテムに生まれ変わらせること」を使命に、イタリアのテーラリング技術とトレンドを融合させて、オートクチュールのようなコートを大量生産できるビジネスをスタートし、1959年にはマックスマーラの工場を設立。当時のイタリアに根付いていた「ファッションは手仕事によるもの」という認識を覆し、時代の先を行く女性たちに支持されている。
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