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ヘヴン・タヌディレージャが手掛ける「HEAVEN TANUDIREDJA」が、「Rakuten Fashion Week TOKYO 2025 A/W」でランウェイショーを開催し、2025年秋冬コレクションを発表した。会場は表参道のワールド本社1階エントランス。
インドネシア出身のデザイナー ヘヴン・タヌディレージャは、アントワープ王立芸術アカデミーでウィメンズウエアを学んだ後「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」などで経験を積んだ。その後ジュエリーデザイナーとして活動を開始し、同ブランドを立ち上げた。もともとはアパレルからスタートさせたが、その後ジュエリーブランドとして確立。2018年に開催した前回のショーからアパレルをリスタートした。コレクションピースは全てインドネシアに拠点を置くインハウスのアトリエで制作しており、「ラグジュアリーなものとは、大量生産され皆が持っているものではなく、より“個人的”なものになっていく」という考えから、マス向けの生産ではなくオートクチュールでのモノづくりを行っている。
自身の過去の制作におけるトラウマやエピソードに向き合ったという今回のコレクションでは、20年来の友人だという坂部三樹郎が手掛けるフットウェアブランド「グラウンズ(grounds)」とのコラボレーションフットウェアを披露。アッパーにカラフルな花のビジュー刺繍があしらわれた。「長年の友情の記憶を遡ってデザインに落とし込みました」とタヌディレージャは話す。
ショーでは、シューズと同様に花のビジュー刺繍があしらわれたくま型のバッグも登場。このほか、ブランドが得意とする繊細な刺繍や手仕事が随所にあしらわれたアイテムに加えて、立体的に表現されたプリーツスカートやドレス、コートといった造形的なアプローチも見られた。




























































































