HARUNOBUMURATA2025年秋冬コレクション
パーソナルな空間で魅せる所作の美しさ
Image by: Runway:FASHIONSNAP(Kazuki Ono)、Backstage:FASHIONSNAP(KEITO)

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HARUNOBUMURATA2025年秋冬コレクション
パーソナルな空間で魅せる所作の美しさ
Image by: Runway:FASHIONSNAP(Kazuki Ono)、Backstage:FASHIONSNAP(KEITO)
村田晴信が手掛ける「ハルノブムラタ(HARUNOBUMURATA)」が、「Rakuten Fashion Week TOKYO 2025 A/W」でランウェイショーを開催し、2025年秋冬コレクションを発表した。会場は東京・九段下の「九段ハウス」の地下。
今シーズンのテーマは「A DISTINGUISHED WOMEN MOTORISTES エレガンスの操縦者」。20世紀初頭、女性がハンドルを握ることすら稀だった時代にレーシングドライバーとなり、女性たちのための車の運転の手引書を書いたドロシー・リービット(Dorothy Levitt)をミューズに、彼女の持つ優雅さと大胆さのコントラストや、その生き様に宿る緊張感の中にハルノブムラタのエレガンスを重ねた。
コレクションでは、レーシングカーをイメージしたインダストリアルな雰囲気やワークなディテールを取り入れ、オイルが塗られたような質感のシャツや、洗いをかけてシワ感を出したカーゴパンツなどが登場。ハルノブムラタが得意とするドレープの効いたドレスと掛け合わせることで、当時の女性たちにドロシーが伝えようとしていたエレガンスを現代的に解釈した。
約400人のゲストを招待し、国立新美術館という広い会場で発表した先シーズンと比較して、よりプライベートな空間を意識して選定された九段ハウスは、歴史を感じるエレガントな地上階に対して、地下はリノベーションされ工業的な要素のあるギャラリースペースになっている。親密な関係性の中に見られるラグジュアリーを追求したという今回のショーでは、小部屋に区切られた空間に数人ずつゲストが分かれ、モデルたちは各部屋で立ち止まり360°ルックを見られるよう演出。前回よりもゆっくりと、そして足踏みし、ターンするといった何気ない所作を通して、何気ないドレープやフレア、袖のたまりのシルエットの美しさが再確認される、ブランドの矜持がより伝わるコレクションとなった。
1階の客間や庭では、村田が手掛ける新ブランド「アルノ(ARNO)」が初披露された。ブランドが培ってきた価値観を純粋な形で切り出し、エッセンシャルコレクションとして提案する。デビューコレクションでは、「白いシャツ」にフォーカスしている。



























































































































































































































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