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クリエイティブディレクターのディッテ・レフストラップ(Ditte Reffstrup)によるブランド「ガニー(GANNI)」が、パリのパレ・ド・トーキョー(Palais de Tokyo)のギャラリー・オートで2025年春夏コレクションを発表した。会場には、煮え立っているかのようにスモークが湧き出すリサイクルアルミニウムの大釜を設置し、現代の錬金術によって素材は変貌することを示唆。「THE CRAFT」をテーマにしたコレクションでは、コペンハーゲン出身のニクラス・スコヴガード(Nicklas Skovgaard)とニューヨークを拠点とするクレア・サリヴァン(Claire Sullivan)の二人の新進デザイナーを招聘してショーのルックを共同で制作した。
アイテムは、シルエットを強調するコルセットディテールのデニムをはじめ、ルーシュスリーブのスーツやバミューダショーツ、バイカーバックルのトレンチコート、スモッキングされたハンカチーフドレスなどを発表。素材には、ポリエステル、コットンブレンド、レザーの代替となる6種類の新素材が中心に据えられ、バイオファイバーから作られた「Simplifyber™」を用いたレトロなトレーナーも登場した。
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デンマーク発の「ガニー(Ganni)」は、カラフルなコレクションとサステナブルな背景、手に取りやすい価格帯で注目される北欧ブランドのひとつとして、人気を集めている。代表アイテムは、フェミニン&エレガントなドレスやカラフルなニット、ラバーソールのブーツなどだ。夫婦デュオのニコライ&ディッテ・レフストラップ(Nicolaj & Ditte Reffstrup)がブランドを手掛ける。
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