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アーティスティック ディレクターのマリア・ グラツィア・ キウリ(Maria Grazia Chiuri)が手掛ける「ディオール(DIOR)」2025-26年秋冬ウィメンズコレクションは、演出家ロバート・ウィルソンによる演劇の舞台を思わせる演出で発表。ブランコ、先史時代の鳥、岩、クレーター、そして氷山がランウェイに出現し、物語性を感じさせるショーとなった。
ヴァージニア・ウルフの小説「オーランドー」がインスピレーション源となり、時代や性差を超越するスタイルを探求。クチュールメゾンならではの繊細な手仕事、4代目クリエイティブ ディレクターのジャンフランコ・フェレが提案したシルエット、そしてジョン・ガリアーノによってデザインされた「ジャドール ディオール」Tシャツの復刻など、メゾンのヘリテージが交錯。アンティーク調のレースや装飾がふんだんに施され、またテクニカル素材といった実用性を織り混ぜながら、過去を未来につなぐ壮大なストーリーが展開された。
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ラグジュアリー・ブランド「ディオール(DIOR)」のメンズウエアラインは、2001-02年秋冬に始動。当時「イブ・サンローラン」でメンズウエアのデザイナーだったエディ・スリマンがアーティスティック・ディレクターを務め、カリスマ的なヒットを飛ばした。メインアイテムは、ロックに着想した華奢なジャケットやスーパースキニーデニムなど。今でこそ主流となった「ノージェンダースタイル」を先駆けて打ち出し、熱狂的なファンを獲得した。2007年、エディが退任しクリス・ヴァン・アッシュがアーティスティック・ディレクターに就任。2019年春夏からは、キム・ジョーンズが手がけている。同年、ブランド名をウィメンズと同じ「ディオール」に統合した。
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