Image by: DIOR
マリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri)が手掛ける「ディオール(DIOR)」が、2025年クルーズコレクションをスコットランドのドラモンド城の庭園で発表した。スコットランドの歴史や文化からインスピレーションを得て製作されたコレクションには、同国の象徴であるユニコーンやアザミの花のモチーフが用いられ、紋章刺繍でメアリー・スチュアートの精神を表現。タータンチェックは地域性とロマン主義を体現する素材として多用したという。また、モンタージュのように創設者ムッシュ・ディオールが、スコットランドのパースシャーにあるザ グレンイーグルス ホテルで発表した1955年春夏オートクチュールコレクションの写真をプリントしたり、キルトやピーコートの縁にアップリケとして用いたりすることで、過去と現在が相互に繋がり合う親密性を表現した。
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ラグジュアリー・ブランド「ディオール(DIOR)」のメンズウエアラインは、2001-02年秋冬に始動。当時「イブ・サンローラン」でメンズウエアのデザイナーだったエディ・スリマンがアーティスティック・ディレクターを務め、カリスマ的なヒットを飛ばした。メインアイテムは、ロックに着想した華奢なジャケットやスーパースキニーデニムなど。今でこそ主流となった「ノージェンダースタイル」を先駆けて打ち出し、熱狂的なファンを獲得した。2007年、エディが退任しクリス・ヴァン・アッシュがアーティスティック・ディレクターに就任。2019年春夏からは、キム・ジョーンズが手がけている。同年、ブランド名をウィメンズと同じ「ディオール」に統合した。
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