
Image by: ©Launchmetrics Spotlight
「ディーゼル(DIESEL)」の2025年秋冬コレクションショーは、世界中の約7000人のアーティストが描いた3キロメートル超の生地を使った、グラフィティインスタレーションが彩る会場で行われた。クリエイティブディレクターのグレン・マーティンス(Glenn Martens)は、「世界のストリートアートコミュニティに自由を与えて生まれたデザインは、ディーゼルの"真の民主主義"を体現しています」と話している。
コレクションでは、デニムやユーティリティ、ポップ、職人技といったディーゼルのアイデンティティを大胆に展開。切り裂かれたようなデニムやラミネート加工、極端なローウエスト、バムスタージーンズなど、素材とシルエットの枠を超えた実験的なアプローチが目立った。また、プレーンなメンズテーラリングやフロッキング加工のチュール、立体感あるレザーといった、新しさを追求した要素を随所に散りばめた。
なお、日本人アーティストのRYOTA DAIMONなど、6人のグラフィティを手掛けるクリエイターとコラボレーションしたカプセルコレクションを2月27日に発売予定。限定店舗とオンラインで展開される。
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1978年にレンツォ・ロッソがイタリアで創業した、デニムを主力商品とするプレミアム・カジュアル。イタリアらしいグラマラスで遊び心のあるリアルクローズが特徴。メンズとウィメンズ、キッズのほか、ホーム・コレクションも手がける。メインラインの「ディーゼル」のほか、ストリートカジュアルライン「55 DSL」(2014年に「ディーゼル」に統合)、ハイエンドラインの「ディーゼル ブラック ゴールド」がある。2002年にはカール・ラガーフェルドとコラボレーションし、「Lagerfeld Gallery by DIESEL」を発表した。2020年、「Y/プロジェクト」のグレン・マーティンスがクリエイティブ・ディレクターに就任。2022年春夏ミラノ・コレクションで、若々しくフレッシュなデビュー作を披露した。