Image by: FASHIONSNAP
志鎌秀明が手掛ける「チルドレン オブ ザ ディスコーダンス(Children of the discordance)」が12月20日、日本では最後となるファッションショーを川崎市にあるとどろきアリーナで開催した。2025年秋冬コレクションの発表はグローバルでも見ても異例の早さで、約1ヶ月前倒ししての新作披露となった。
「Sand dust flavors」をテーマにした2025年秋冬コレクションは、埃をかぶっているかのような色合いや風合いをアイテムで表現。カウボーイを想起させるハットとペイズリー柄のネクタイが印象的なルックにはじまり、得意のバンダナ柄のショートパンツや同じくブランドのアイデンティティであるつぎはぎを用いたダウンなどを披露した。
また、「アンブロ(umbro)」とのコラボレーションが世界的に話題を集めたことで多くの企業からオファーが届いたといい、今回は志鎌自身3歳からサッカーをやっていたという経緯もありブラジル・サンパウロで誕生したフットボールブランド「ペナルティ(PENALTY)」とコラボ。バッグやマフラー、スニーカー、ベンチコートなど20型以上のアイテムを披露したほか、「ウェスト コースト チョッパーズ(West Coast Choppers)」とのコラボでは十字ロゴを採用したカットソーなどを、前回からの継続となる卸を行わない謎多きブランド「ジョン・ドウ(JOHNDOE)」とはバックルを製作した。
なお、スタイリングはスタイリストのTEPPEIが担当。次回は6月にイタリアでコレクションを発表する予定で、今後は継続的にイタリアでショーを行うという。
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ABOUT THE BRAND
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ブランド「Children of the discordance」について
2011年にデザイナーの志鎌秀明が設立。自身が体現してきたユースカルチャーやヴィンテージウェアのバックボーンを持ちながら、独自の解釈で提案するコレクションを展開している。
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2005年より原宿でセレクトショップ「エイシクル(Acycle)」を立ち上げると同時にストアブランドの企画生産を始め、キャリアをスタート。ストアのディレクションとデザイナーを6年務めたのち、2011年に「チルドレン オブ ザ ディスコーダンス(Children of the discordance)」を立ち上げ、コレクションを発表している。
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