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Image by: Koji Hirano
高橋悠介が手掛ける「シーエフシーエル(CFCL)」の2度目となるパリでのファッションショーは、パリにあるパレ・ド・トーキョー(Palais de Tokyo)を舞台に行われた。2025年春夏コレクションのテーマは「Handbuilt」。スロベニアのアンサンブル・トリオ「シロム(Širom)」の生演奏が流れる中で、3Dコンピューターニッティング技術と、世界各地で代々受け継がれてきた人間の手仕事を組み合わせ、「豊かな生活に必要な衣服」を提案した。陶器を手で形作るように、ニットウェアの可能性を探求したという今シーズンは、ホールガーメントを駆使して人体にフィットする編みの強みを活かしながらも、肩線で余分に生地を余らせ直線的なフォルムをニットで形成したトップスなどを披露。合理的なプロダクトデザイン的要素が強かったシーエフシーエルだが、2回目のパリでのショーということもあり、新しい試みとして余分や過剰といったファッション性をアイテムに落とし込んだ。また、社会・環境に配慮した公益性の高い企業に対するグローバル認証「ビーコープ(B Corp)」を初めて取得した日本のアパレル企業だからこその取り組みとして、2025年春夏コレクションのすべての衣服は、シルクとナイロンを除き、GRS / RCS認定素材で製作したという。

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