anrealage homme2025年春夏コレクション
Image by: Runway:Koji Hirano、Backstage:FASHIONSNAP(Ippei Saito)
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anrealage homme2025年春夏コレクション
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森永邦彦が手掛ける「アンリアレイジ オム(anrealage homme)」が、「Rakuten Fashion Week TOKYO 2025 S/S」でランウェイショーを開催し、2025年春夏コレクションを発表した。会場は秩父宮ラグビー場。
アンリアレイジ オムは、森永が2003年に設立し、2015年春夏シーズンからパリファッションウィークの公式スケジュールに参加している「アンリアレイジ(ANREALAGE)」のメンズブランドとして、2024-25年秋冬シーズンにデビュー。今年3月に「Rakuten Fashion Week TOKYO 2024 A/W」でファーストコレクションを披露し、8月には東京・原宿に旗艦店「anrealage homme harajuku」をオープンした。「未来」をテーマにテクノロジーや素材を追求した革新的なファッションを提案するアンリアレイジに対して、アンリアレイジ オムでは「過去」をテーマにしたコレクションを展開している。
2シーズン目となる今回は、森永自身が小学生時代に見ていた原風景をテーマに、「純粋性」や「未熟さ」「歪み」「不足」といった要素を、手仕事やあたたかみを感じるモチーフやディテールで表現。1950年代のロカビリーや1970年代のパンク、1980年代のヒッピー、1990年代のストリートミックスなど、様々な年代を感じるヴィンテージウェアをベースに、カラフルな色使いと丸みを帯びたフォルム、手引きのパターンや手縫い、ビーズやパール、カラフルな糸を用いた刺繍などをふんだんにあしらい、ノスタルジックながらポップなコレクションに仕上げた。
ブルゾンやニット、シャツなどの前身頃や後ろ身頃には、懐かしさを感じるモチーフを配置。1980年代の名もなきヴィンテージウェアにあったという「Friend」の文字と青空の下で手を繋いだ少年少女のデザインをはじめ、子ども時代に触れたゲームやアニメを彷彿とさせるモチーフや「HOMME」「made in harahuku」といった文字を、アップリケやジャカード、刺繍であしらった。
なお、ショーのBGMには、今季のモチーフである「少年の心」と「ヴィンテージウェアにあった青い空」から森永が連想したという、日本のロックバンド THE BLUE HEARTSの楽曲を使用。メンバーの真島昌利にオファーして許諾をもらい、少年の声とピアノでカバーした「青空」と「TOO MUCH PAIN」の2曲がコレクションの世界観を引き立てた。
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