TOMO KOIZUMIのコレクション
- 2020 COLLECTION -
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「祈り」をテーマに京都 二条城で発表した2020年コレクション
2019年に東京で開催されて以来2回目となるトモ コイズミのファッションショーが2021年7月13日に京都の元離宮二条城で行われた。今回は、ファッションディレクターの三浦大知からの声掛けをきっかけに、日本の資源や文化、精神性を見直し継承するという小泉の意思のもと、京都の老舗企業などから多くの協力を得て実現したという。
2022年コレクション
Image by: FASHIONSNAP
今回発表した2020年コレクションに込められたのは「希望」や「祈り」。ブランドを立ち上げてから10周年を迎えた今もなお「ピュアな気持ちで服を作りたい」という小泉は、「心の救いになるような、より美しいもの」への思いが増し続けているという。「京都の老舗企業や、個性豊かなモデルとか、多くの協力を得て服の持っている力を最大限に引き上げることができました。当日は大雨でハラハラだったんですが、本番前に止んで綺麗な月が見えて、あれはきっと、みんなの思いが通じた奇跡(笑)。ニューヨークとはまた違うショーの意味がありました」と当時のことを振り返る。
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最新コレクションの特徴は京都の工房を巡り出会った生地
今回の特徴は、丹後ちりめんのデッドストックや、服部織物の西陣織など、小泉が京都の工房を巡り伝統工芸に触れる中で出会った生地だ。またドレスを彩る横振り刺繍は、神社仏閣の装飾などがインスピレーションに仕上げられている。何百年と受け継がれてきた伝統への敬意と憧れを、既成概念に捉われないトモ コイズミならではのアプローチで表現している。
今回のコレクションの中でデザイナーが特に気に入っているのは、セカンドルックで登場した鮮やかなブルーとマーメイド型のシルエットが印象的なドレスだ。「動くとダイナミックに動く裾のラッフルがポイントです」とデザイナーは話す。
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