TENDER PERSONのコレクション
- 2022SS COLLECTION -
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2022春夏コレクションの特徴
今シーズンはブランドにとって初となるショー形式でコレクションを発表。新型コロナの影響で、ファッションや音楽、カルチャーを絡めたイベントが思うように出来ない状況が続く中で、「私たちが出来ることは何か」を考えて、ショーという答えに辿り着いたという。
前シーズンに引き続き、「相反する感情を同時に持つこと」を意味する「AMBIVALENCE BALANCE」をテーマに制作したコレクションについて、「ショーではじめて私たちを知る方もいるので、"ブランドらしさ"を感じてもらえるようなスタイルやアイテムを、きちんと見せることを考えた」とビアンカは振り返る。
- FAVORITE LOOK -
2022年春夏 デザイナーのお気に入りルック
ヤシゲの一押しは、60年代の貴族の休日を連想させるレトロな柄と開襟が特徴的なシャツに、スクール感のあるベストを合わせたルック。ベストのリブは取り外しが可能で、様々な着こなしを楽しむことができる1着だ。帽子やサングラスなど、クラシックながら新鮮なバランスを取り入れたルックとなった。
ビアンカの一押しは、オリジナルの花柄を大胆にプリントしたドレスとタイツを組み合わせたルックだ。「ダイヤ柄と花柄を重ねることで、より互いの柄を引き立たせたテキスタイルになりました」とデザイナーも太鼓判を押す。
- FAVORITE ITEM -
デザイナーのオススメアイテムはファイヤープリントのシャツ
デザイナーが今シーズンのオススメとしてセレクトしたのは、ブランドアイコンでもあるファイヤープリントと袖のディティールが特徴的な1枚。「ファイヤーのプリントは、網点という技法で職人により何度も重ねて刷られています。ラバータッチな質感も特徴です」とデザイナーは話す。サイズ感もゆったりしており、ユニセックスに着れるのも嬉しいポイントだ。
ファイヤープリントシャツ
Image by: FASHIONSNAP
- 2021AW COLLECTION -
2021年秋冬コレクションの特徴
2021年秋冬は、前シーズンの春夏と同様「AMBIVALENCE BALANCE」というテーマでコレクションを発表。アンビバレンスは「相反する感情を同時に持つこと」を意味するが、コレクションではワークウェアとフリルをミックスして1つのスタイルに昇華させたり、カラーリングで補色を組み合わせたルックが目立つ。ルックは雪山で撮影しており、色鮮やかさがより映えるコレクションとなった。
- FAVORITE LOOK -
2021年秋冬 デザイナーの好きなルックと注目アイテム
ヤシゲとビアンカがピックアップしたのは、讃美歌「アメージンググレース」が流れる雪山で撮影したクリノリンスタイルのスカートとフライトジャケット「B-3」を組み合わせたルック。また、オールグリーンでスタイリングしたルックは、陽の光が神秘的な雰囲気を演出していることからお気に入りのルックとしてピックアップした。
また、ブランドのファンに注目して欲しいアイテムとして挙げたのは、キルティングのアウター。ブラックとオレンジを用いたオリジナルのチェック柄で、「TENDER PERSON」のロゴを組み合わせてデザイン。背面の左下にはブランドのアイコニックなパッチがあしらわれている。
Image by: FASHIONSNAP
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