「リブノブヒコ」とは？代表的なビーズ刺繍アイテムからブランドコンセプト、デザイナーお気に入りのルックまで

- 2022SS COLLECTION -

2022年春夏コレクションの特徴

　2022年春夏、デザイナー二人はコロナ禍において、それぞれ韓国と日本を拠点に離れたままオンラインを通じてコレクションを制作。その時感じた "メガシティ（大都会）の中にいながらも部外者であるような孤独感"がインスピレーション源になっている。「私たちは生き抜く強さを持っていながら、繊細さを忘れることはできない。本コレクションでは、繊細でありながらも、部外者としてサバイブするような強さのある美しさを表しました」とデザイナーは説明する。ウエアは“無人島で見つけたような”ヴィンテージ素材を採用。まるで抱きしめ合うようにねじれたシルエットや切り裂いたようなスリットなどで、サバイバルのプロセスを表現した。

- FAVORITE LOOK -

2022年春夏、デザイナーのお気に入りルック

　デザイナーがお気に入りルックとして挙げたのは、シーズンを象徴するハンドニットクロシェトップにパネルデニムを合わせたルック。ビーズ刺繍バッグを肩掛けして、クチュール要素の強いアイテム同士を掛け合わせつつも、肌の見せ方やビンテージ腕時計を再構築したブレスレットなどでラフさを表現した。「モダンでありながら、クチュール的な見え方もしている特徴的なルックだと思います」。ストッキングをつなぎ合わせて靴の上から被せたソックスも、シーズンのサバイバル要素を象徴するアイテム。「細部までバランス良く、お気に入りです」とデザイナーはコメントしている。