デザイナー藤本凌太が2020年に立ち上げたメンズブランド。繊細でイノセントなムードを醸す、シンプル&クリーンなウェアを提案している。2022年春夏にコレクションを休止したが、同年秋冬に再始動。
Ryota Fujimoto
1996年11月28日、広島県生まれ。大阪文化服装学院でファッションを学ぶ。2020年、自身のブランド「フジ(FUJI)」をスタート。
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目次
- BRAND CONCEPT -
ブランドコンセプトは"小心者のワードローブ"
「男臭くなく繊細な人間」と自らのことを表現するデザイナーが打ち出す、"小心者のワードローブ"がコンセプト。ブランド名も、「自分が繊細で嫌気がさしていた時のあだ名(いい意味で)」と説明する。男臭く無骨な服で虚勢を張るよりも、繊細さを感じる等身大の服を着たほうが社会に真摯に立ち向かえるのではという思いから、コレクション作りに向き合っている。
- CHARASTERISTIC ITEM -
ブランドを象徴するアイテムはデニムやシャツ
定番のアイテムはデニムとシャツ。デニムは広島県福山市のセルビッジを使用した、ややハイウエストのストレートシルエット。シャツは少し襟を抜いたラウンドヨークやダブルカフスなど、ブランドらしい繊細なディテールを垣間見ることができる。
- SHOP -
オススメ店舗は国内の気鋭セレクトショップ
「フジ」の洋服を取り扱うのは、大阪のFalman、sign、群馬のsummer of love、神奈川のTRANCE STORE、鳥取のJONAS、福岡のPRANK STORE。なお、公式オンラインストアでは定番商品から最新コレクションまで購入できる。
- COLLECTION -
シルエットや配色で造形の美しさを表現した、2022年秋冬コレクション
2022年秋冬コレクションでは「包む」「微かな光」という2つの言葉にフォーカスし、その造形の美しさや芸術性をデザインや配色で表現。デザイナーは今回のテーマに至った経緯について「一般的に物などの対象に対して覆う様な意味として、包むという言葉が使用されています。 精神的な側面であれば包むことによって心を守る事ができます。 ただ包んでいるだけでは、光を見る事ができない。 そんな時に穏やかな心を持ち微かな光を探すことはできるか、それが大切な事だと思っています」とコメントしている。包まれる様なシルエットや、光を感じる穏やかな配色で仕上げたアイテムを揃えた。
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主要年表
【2020年】
デザイナー藤本凌太が自身のブランド「フジ」を始動。
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