ロンドンを拠点に、キコ・コスタディノフ(Kiko Kostadinov)、ステファン・マン(Stephen Mann)、タロウ・レイ(Taro Ray)、マイケル・コッペルマン(Michael Kopelman)の4人が立ち上げたクリエイティブグループ。元々はインターネットラジオ局「ノー ウェーブ(Know Wave)」の1プログラムから始まり、その後アパレルラインをスタートさせた。ユニフォームやワークウエアからインスピレーションを得たジャケットやTシャツ、パーカ、スウェットなど、ベーシックアイテムをベースにしたコレクションを展開する。
デザイナー
キコ・コスタディノフ
Kiko Kostadinov
ブルガリア出身。ロンドンを拠点に活躍するデザイナー。セントラル・セント・マーチンズ でメンズウエアデザインとファッションデザインを学び、2016年に卒業。現在は自身のブランド「キコ・コスタディノフ(Kiko Kostadinov)」のほか、「マッキントッシュ(Mackintosh)」のプレミアムライン「マッキントッシュ 0001(Mackintosh 0001)」のデザイナーも務める。
ADVERTISING
スタイリスト / ブランドコンサルタント
ステファン・マン
Stephen Mann
スタイリストであり、ブランドコンサルタントの肩書きも持つ。当時学生だったキコを自身のアシスタントとして起用。「マッキントッシュ0001(MACKINTOSH 0001 )」から「0004」コレクションのルックスタイリングや、「ミッソーニ(Missoni)」メンズのスタイリング、ディレクションなどを手がけている。
デザイナー
タロウ・レイ
Taro Ray
セントラル・セント・マーチンズ卒業。「マッキントッシュ 0001(MACKINTOSH 0001) 」のヘッドデザイナーも務める。
マイケル・コッペルマン
Michael Kopelman
1989年に自身が設立したアパレルブランド「ギミーファイブ(Gimme 5)の代表であり、「ステューシーUK(Stussy UK)」の中心人物。「ステューシー(Stussy)」「シュプリーム(Supreme)」などのディストリビューターとして活動。NY発のインターネットラジオ 「ノー ウェーブ(Know Wave)」にDJとして出演。世界各国のストリートブランドをロンドンに広めた立役者で、キム・ジョーンズをはじめ多くのクリエイターたちに影響を与えた人物として知られる。「アフィックス ワークス(AFFIX WORKS)」ではビジネスマネジメントを担当。
- CONCEPT -
キーワードの「New Utility」を4ヶ国語で表記したロゴがアイコン
ブランドコンセプトである「New Utility(新しい機能性)」を、4人のルーツの言語でロゴの下に表記している。ステファンの英語、マイケルのドイツ語、タロウの日本語、キコのブルガリア語と続く。「アフィックス(AFFIX)」という言葉は、既存の物事に新しい変化を与えるという意味。従来のワークウェア (作業着)の理想的な形を追求し、実用性はそのままに、今までになかった機能や価値をプラス。リフレクターやビッグポケットなど、インダストリアルで実用的な要素を取り入れながら、シンプルでいて洗練されたデザインに落とし込んでいる。
- COLLABORATION -
「アシックス」とのコラボレーションが話題に
「アシックス(ASICS)」と3シーズンにわたり協業した。2019年、ランニングシューズ「ゲルキンセイ(GEL-KINSEI)」にゴアテックス素材を加えた、汎用性の高いタウンスニーカーをリリース。翌年はランニングシューズ「ノヴァブラストエスピーエス(NOVABLAST SPS)」をカラーアレンジし、ストリートで映えるモダンな表情に進化させた。
- SHOP -
日本での主な取扱店は、「ビームス原宿」や「GR8」
直営店はなく、世界の限られた有力セレクトショップでのみ展開。中でも日本は卸先ショップ数トップを誇る(2021年現在)。「ビームス原宿(BEAMS HARAJUKU)」、「ビオトープ(BIOTOP)」、「グレイト(GR8)」、「吾亦紅(WARE-mo-KOU)」などで販売している。
主要年表
【2020年】
「アシックス(ASICS)」との最新コラボスニーカーを発表。
【2019年】
「アシックス(ASICS)」とコラボスニーカー発売。
【2018年】
アパレルラインをスタート。
【2016年】
クリエイティブチーム「アフィックス ワークス」結成。インターネットラジオ「ノー ウェーブ(Know Wave)」内の一つの番組としてスタート。
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