Image by: Yves Saint Laurent Beauté
「イヴ・サンローラン・ボーテ(Yves Saint Laurent Beauté)」(以下、YSL)のブランド人気No. 1フレグランス「リブレ」。ジェンダーの枠を超えた“究極のマスキュリンフェミニンスタイル”という二面性を叶える鍵は、ラベンダーとオレンジブロッサムの出合い。この2つの香料を、女性と男性のふたりの調香師がそれぞれ手掛けることによって、現代を生きる“私たちの自由(リブレ)”を解き放ち、いつでも自信にあふれた「私」を引き出してくれる香りが生まれました。そんな誰もが魅了される香りが持つストーリーと、先進性と唯一無二のスタイルを支える香りの背景について深堀り。
ラベンダーとオレンジブロッサムの出合いが生んだ、先進的なフローラルラベンダーの香り
リブレ オーデパルファムの魅力を語る上で欠かせない、“マスキュリンでありながらフェミニン”という二面性。この相反する要素を香りで表現するのに欠かせないのが、プロヴァンス産ラベンダーとモロッコ産オレンジブロッサム。一般的にラベンダーの香料はマスキュリンなムードを引き出すものとして扱われ、メンズフレグランスによく使われる「フゼア」系の香りはラベンダーを中心としています。反対に、オレンジブロッサムはフェミニンで柔らかなムードを描く香りとして用いられることが多いのです。このクールでマスキュリンなラベンダーの内に眠る、フローラルなムードと、オレンジブロッサムのみずみずしさが出合い、リブレ オーデパルファムの核となりました。
フゼアとは?
マスキュリンなラベンダーを特徴とするメンズフレグランスのスタイル。フゼアという名前は、先駆的な調香師であったポール・パルケが、フレグランスブランド「ウビガン(Houbigan)」で1882年に手掛けたフレグランス「フジェール(フゼア)ロワイヤル」から名付けられたと言われています。
クールでセクシーなフローラルラベンダーの香りからは、ジューシーなマンダリンや官能的なジャスミンサンバック、香ばしく甘さを引き立てるバニラなどの香料が顔を覗かせます。トップノートのマスキュリンなムードを感じさせる凛としたラベンダーの香りが、ミドルノートからみずみずしくやわらかなオレンジブロッサムの女性的な香りへと変化し、ラストノートではバニラの甘く官能的な香りが奥深さを引き出します。
【セクシーでクールなフローラルラベンダーの香り「リブレ オーデパルファム」】
Image by: Yves Saint Laurent Beauté
Image by: Yves Saint Laurent Beauté
■香調:フローラルラベンダー
- トップノート:ラベンダー、タンジェリン、ネロリ
オレンジブロッサムアプソリュとそのエッセンスであるネロリを組み合わせ、ジューシーなマンダリンとともにラベンダーとの対比を生み出します。 - ミドルノート:オレンジブロッサム、ジャスミンサンバック
ジャスミンサンバックが官能性を強調し、香りにより多くの色を添え、強さを与えます。 - ラストノート:バニラ、トンカビーン、ホワイトムスク
香ばしく甘さが際立つバニラ、艶やかなアンバーが、美しく燃え上がります。
“自由をまとう香り”を叶えた2人の調香師が見つけた、ラベンダーとオレンジブロッサムの秘められた魅力
アン・フリッポ
Image by: Yves Saint Laurent Beauté
カルロス・ベナイム
Image by: Yves Saint Laurent Beauté
なぜこのジェンダーを超えた香りが可能になったのか…。それにはマスターパフューマーである2人の調香師、アン・フリッポとカルロス・ベナイムの活躍が欠かせません。あえて女性のアンがマスキュリンの鍵となるラベンダーの香りを、男性のカルロスがフェミニンさ引き出すオレンジブロッサムのクリエイションを担当するという型破りな“自由な発想”により、マスキュリン/フェミニンの要素を創造的に衝突させました。
アンはフゼアの主原料となるラベンダーが持つ甘いファセットを強調し、マスキュリンの中に眠るフェミニンさに光を当てました。一方でカルロスはオレンジブロッサムから、美しく官能的でみずみずしいオレンジブロッサムアプソリュを生み出し、甘いホワイトフラワーの中に秘められた燃えるような情熱と個性を引き出したのです。
また、美しい香りを生み出す原料は高品質なものだけを採用するなど、こだわりが詰め込まれています。サステナブルな方法で原料を調達し、希少で高価なエッセンスのみをていねいに抽出するため、 先進的なテクノロジーを活用しているのです。
どんな時にも寄り添う「リブレ」(自由)の香りでいつでも自信を引き出して
いつの時代も女性たちをエンパワメントしてきたムッシュ イヴ・サンローランのDNAを受け継いだリブレ。ムッシュ イヴ・サンローランは、当時男性の象徴であったタキシードを、女性用のイブニングドレスとして発表し、女性のワードローブに革新をもたらしました。リブレは、まさにこのマスキュリンさとフェミニンさを融合したスタイルを香りで表現し、ジェンダーを超えた“究極のマスキュリンフェミニンスタイル”に仕上げられているのです。
そんなリブレの香りは、ラベンダーとオレンジブロッサムの二面性によって、現代を生きる私たちの、自由を謳歌するマインドを讃えてくれます。
例えば、大事なミーティングの前に、自分の自信と凛としたマインドを引き出すために。大切な人とのデート前に、甘く洗練された雰囲気で魅力を演出するために。思いきり楽しみたいイベントの前に、シックでかっこいい、いつもと違う自分に出会うために。どんな時でも自分が主人公なのだと、特別な気分を演出してくれます。ジュエリーのように輝く、ボトルを囲む大胆なカサンドラロゴが、ラグジュアリーな装いで気持ちまで華やかに。
“自由をまとう香り”を大切な人に、刻印サービスで特別なリブレを
自由と同じくらい、“愛”を大切にしていたムッシュ イヴ・サンローラン。美しい香りは贈り物としても、大切な人を幸せにします。表参道フラッグシップ ブティックなど一部の店舗では、名前やメッセージ、記念日などを刻印できるサービスを用意。自分だけの“特別なリブレ”を作るのはもちろん、大切な人への想いを込めたプレゼントにもぴったりです。
人気の香りを試せるサンプルセットや軽やかに香りをまとえるヘアミストも
公式オンライン ブティックでは人気の2つのリブレ フレグランスを気軽に試せる「リブレ サンプル セット」*を用意。また、揺れ動くたび軽やかに香り立ち、レイヤリングも楽しめる「リブレ ヘアミスト」も。YSL ウリカ コミュニティ ガーデンで採取されたザクロ配合*で、髪に輝きを与え美しく保ち、柔らかく、シルクのような美しい髪へと導いてくれます。
*ザクロ果実エキス(潤い・ケア)
リブレ サンプル セット *数量限定、なくなり次第終了。別途送料がかかります
Image by: Yves Saint Laurent Beauté
photography: Yuki Saito (W), nail: Miho Miyakawa | creative direction: Riko Miyake, text&edit: Manami Hirahara, project management: Kazuhiro Oyokawa (FASHIONSNAP)
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