セールもひと段落し、ブランドからは徐々に春の到来を予感させる新作アイテムが届き始める時期。ファッション好きであれば、新たにワードローブに迎えるアイテムをすでにリサーチしている人も多いのでは?そこで今回は「F/STORE」で注目する4ブランドにフォーカスし、デザイナーやモデル、スタイリストなどブランドを愛するLOVERたちに今シーズンゲットしたい注目の新作を聞いてみました。
第1回目は「ヨシオクボ(yoshiokubo)」にフォーカス。何を買えば良いのか悩ましい今こそ、LOVERたちが選んだ逸品をチェックしてみて。
目次
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ヨシオクボってどんなブランド?
デザイナーの久保嘉男が2004年に設立したメンズブランド。「今まで見たことのないパターンやディテールを追求したい」というデザイナーの思いを、クチュール時代に培った技術を駆使し、コレクションに反映。上質なパターンやきめ細かな縫製技術をベースに、衣服としての機能を重視した着心地の良い日常着を提案しています。
24SSコレクションの特徴は?
24SSコレクションのテーマは「混濁」。メッシュを用いることで下に重ねている服がぼんやりと見えるジャケットやシャツ、ソール部分に半透明の加工を施して「濁り」を表現したスニーカーなどをラインナップ。ガラス鉢に顔を近づけて眺めた金魚や夏祭りで見かけた瓶ラムネの底など、夏の日に見た少し歪んだような瞬間を切り取り、それらを表現したいと思ったのがコレクションの始まりで、何層にも重なったチュールのデザインやカッティングを駆使して、その歪な見え感を表現しています。そんな最新コレクションのアイテムの中から、デザイナーやLOVERたちが選んだ気になるアイテムをピックアップしてご紹介。
久保嘉男(デザイナー)
-24SSのこだわりポイントは?
今シーズンは、生地の表面感や洋服の表面上でどのように体が透けたり、立体感を出すかというところにこだわりました。生地の重なりや従来の服のシルエットから飛び出したフォルムなど、洋服を身体の境界を曖昧にさせるディテールが散りばめられたラインナップになっています。
-24SSでおすすめのアイテムと理由は?
特徴的なプリントをあしらった「シャツ」と「ショーツ」がおすすめです。たまたま花屋さんの前を歩いていた時に、冷蔵庫に入った花がガラスに水蒸気を帯びて見える姿に感銘を受けて、このテキスタイルを考えました。それをいかにリアルに表現するかというところに重きを置いた、表現力の高いプリントを見て欲しいです。
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島津 純里(groundfloor PR)
-24SSで気になるアイテムと理由は?また、そのアイテムを使ったスタイリングイメージがあれば読者へアドバイスをお願いします!
「クロスピンチロングスリーブシャツ」がおすすめです。布にひだをとって糸でかがることで模様を作るスモッキング刺繍を胸元にあしらい、中央にギャザーを寄せることで生まれるナチュラルにカーブした袖のシルエットが特徴です。ワッシャー加工を加えた生地感やルーズシルエットがリラックスしたムードを醸し出すので、デイリーに着こなせると思います。
Instagram:@jurishimazu
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一政(MIDWEST TOKYO SHOP MANAGER)
-ブランドの魅力は?
他のブランドでは体験することが出来ない、カッティングの美しさやディテールへの拘りが素晴らしいです。そして、何よりもデザイナーの久保さんのバイタリティ溢れる人柄が最大の魅力だと思います。
-24SSで気になるアイテムと理由は?また、そのアイテムを使ったスタイリングイメージがあれば読者へアドバイスをお願いします!
ブランドオリジナルのテキスタイルを採用したテクニカルな「ガルフウィードシャツブルゾン」が気になります。落ち着いたトーンながら、ジャカード織のフリンジがアクセントを加え、一枚で着こなしてもサマになる一着です。脇下にはメッシュをあしらうことで軽やかなイメージを演出しているので、暖かくなればショーツなどと合わせて、初夏のモードスタイルをオススメしたいです。
Instagram:@ichimasa1220
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■「yoshiokubo」最新コレクションのその他アイテムも「F/STORE」で販売中。
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