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毎日でも着たくなる、オダカのアーガイルニット
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FASHIONSNAPに入社して初めて見たショーが、まだブランド名が”マラミュート”だったころの2020年春夏コレクションのショー。雑誌等でしか見たことなかったファッションショーを生で見れると楽しみにしていたにも関わらず、開始直前から雨が降り出すというアクシデントが発生。小降りとかではなくわりとしっかり濡れるほどで(笑)、そんな中モデルが服を着て歩くのを見るという非日常な風景を今でも鮮明に覚えている。
僕の中でそんなエピソードがある「オダカ(ODAKHA)」だが、昨今数あるニット専業ブランドの中でも”デザイン”で勝負している稀有なブランドではないだろうか。カシミヤや上質なウールを使用した高級路線で勝負するブランドや、リサイクル系素材を使用しサステナブル文脈でバリューを謳うブランドなど、ブランディングの戦略はいくつかに分類されるように思うが、そういったブランドは比較的シンプルなデザインであることが多い。ただ「オダカ」は、”強さと柔らかさを併せもつ現代女性のためのデイリーウェア”というコンセプトを掲げているだけあって、女性の高揚感を掻き立てるトリガーをうまく突くようなデザインが多い。
このニットも、アーガイル柄とチェック柄の組み合わせ、少し深めにとったVネック、チュニックを思わせる長めの丈感と丸みのあるシルエットなど甘めなデザインとディテールながら、襟や袖をクラッシュさせたり、ニットの素材感とは正反対のメタリックなサイドジップを加えることで全体の雰囲気を引き締めている。女性が今日はスカートを合わせようか、それともビンテージのデニムを合わせようか、はたまた綺麗めなウールパンツを合わせようかと、毎日でもこのニットを着たくなるそんなアイテムではないだろうか。
ただ、ふと思うのは、この高揚感は性別問わずファッションが好きな人全てにとって大事なものであり、まさにF/STOREが大事にしている「性別の垣根を超えて共有・共感ができる価値」そのものであり、それをニットを通じて体現しているブランドが「オダカ」なのだ。
(EC事業部ディレクター YA)
ODAKHAの人気アイテム
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「今週のウィッシュリスト」バックナンバー
・vol.101 アトリエ ベトンのキルティングブルゾン
・vol.100 チルドレン オブ ザ ディスコーダンスのニット帽&コトハヨコザワのニットトップ
・vol.99 エイトンのタンクトップドレス&アンスクリアのタートルネックドレス
・vol.98 ジェーン スミスのデニムジャケット&NTNのクルーネックセーター
・vol.97 コトハヨコザワのリブニットスカート&カナコ サカイのテーラードジャケット
・vol.96 ティーエイチ プロダクツのレザーグッズ&ジェーン スミスのスリーブセーター
・vol.95 カナコ サカイのベルベットドレス&モンマルトル ニューヨークのスカーフ
・vol.94 N.ハリウッドのバックパック&カナコ サカイのワイドパンツ
・vol.93 オーバーコートのウールシャツ&ハトラのファーベスト
・vol.92 タロウ ホリウチのトップス&オダカのフレアスカート
・vol.91 ジェーン スミスのチュール付きニット&NTNのプルオーバーシャツ
・vol.90 チノのフリンジベスト&ビエダのショルダーバッグ
・vol.89 プリークのダブルリング&タロウ ホリウチのプリーツスカート
・vol.88 シーオールのオールインワン&プリークのバロックパールネックレス
・vol.87 タナカのリネンワークジャケット&サンセ サンセのロンT
・vol.86 ミスターイットのシャツ&マラミュートのビキニバッグ
・vol.85 チノのサテンパンツ&エイトンのオーバーオール
・vol.84 タナカの開襟シャツ&チノのワークパンツ
・vol.83 ゴジュウニ バイ ヒカルマツムラのバッグ&マラミュートのフリンジパンツ
・vol.82 オーバーコートのジャンプスーツ&アノニマカステッリのプリアチェア
・vol.81 NTNのクロップドTシャツ&エイトンのオーバーサイズシャツ
・vol.80 カイロスのスウェットパンツ&シーオールのワンピース
・vol.79 ヨシオクボのチュールタンク&ポステレガントのベスト
・vol.78 マラミュートのフリルバッグ&プリークのパールネックレス
・vol.77 ミオズモーキーのシャツ&N.ハリ×ラングラーのジャケット
・vol.76 ウジョーのシャツ&チルドレン オブ ザ ディスコーダンスのバケットハット
・vol.75 NTNのクロップドシャツ&ウジョーのコードシャツ
・vol.74 チノのアシメパンツ&タナカのデニムジャケット
・vol.73 プリークのハンドカフ&ビューティフルピープルのセカンドスキントップス
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