
VRゴーグルのような近未来型サングラス
Image by: Hiroyuki Ozawa
2024年秋冬コレクション期間にパリで撮影されたストリートスナップから、ファッショニスタたちの着こなしをチェック。今回のテーマは「VRゴーグルを思わせる、近未来のサングラス」。
スタイリングを格上げしてくれるアイウェアとして、人目を惹くデザインの人気が継続中。スリムなタイプのフレームや、ふち無しのリムレスタイプが台頭しているが、パリメンズでは仮想現実に没入できる未来型デバイスのような、大胆デザインが支持を得ていた。
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やっぱりロエベが人気
VRゴーグル風サングラスとして根強い支持を得ていたのは、「ロエベ(LOEWE)」のウェーブ マスク サングラス。イエローのミラーレンズに白いフレーム、テンプルまでレンズをあしらった流線型のデザインがアイコニック。2024年春夏ウィメンズコレクション期間中も目立ったアイテムで、レトロ感と近未来の雰囲気を併せ持つ。

レトロなティアドロップのフレームに、ミラーレスのテンプル、ホワイトの縁がeスポーツ感を演出。

ペールトーンの着こなしに、アクセントとしてこのサングラス。バイカージャケットと調和して、未来のレーサーのような佇まい。

シルバーやグレーをベースに全身をまとめ、フューチャリスティックな雰囲気を際立たせた彼女。ファッション性が高く、デイ&ナイトで使えるのが魅力。

パーティシーンでもサングラスを。レトロなカルチャーの中に、近未来を感じさせるスタイリング。キャッチーなニット帽は「チャールズ ジェフリー ラバーボーイ」のもの。
ゴーグル感のあるラップアラウンド
前方だけでなく、視界をぐるりと広く覆うようなデザインがラップアラウンドシェイプ。細めのシルエットや吊り目のデザインも多いが、目元から鼻に沿って広範囲をカバーするゴーグルタイプも人気の様子。

「リック・オウエンス」の来場者は、サングラス選びにも個性が光る。こちらはハーフリムのゴーグル風サングラスでモードに。

「ロエベ」の会場でキャッチした彼。ファーキャップにヘッドホン、おまけに口を隠したポーズで、ファッションウィークに"没入中"のガチ勢。

1枚のレンズが両目に繋がるような、リムレスタイプのサングラスも散見された。

視界を覆う面積と、レンズの間の余白の少なさが近未来感の鍵と言えそう。フードを被り、iPhoneとの会話に没入中の1枚。
番外編:もはや全頭を覆う?個性派サングラス

スキーゴーグルのようなアタッチメントと、サングラスを重ね付け。実はこれ、ダウンのフードの一部。

ジャケットは「シーピー カンパニー」とイタリアのスニーカーブティック「One Block Down」とのコラボアイテム。

ゴーグルからちょっと派生。フェイスシールドを用いて、ランウェイからそのまま飛び出したかのようなファッショニスタ。

フェイスシールドは、「バレンシアガ」のメゾン51回目のオートクチュールコレクションのもの。「メルセデスベンツ・グランプリ・リミテッド」が設計したという。
Photo: Hiroyuki Ozawa
2024年秋冬パリメンズ スナップ特集
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・KPOPの衣装も影響か 2024年のネクタイ最前線
・メンズの肌見せ、どこまでならOK?
・存在感抜群のモンスター級ショルダー
・VRゴーグルを思わせる、近未来型のサングラスに夢中
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