旅行や出張などでもスキンケアやメイクに手を抜きたくないものの、かさばらないように選び抜くのにはひと苦労。そこで美容のプロたちが撮影などの出張、旅行で持っていくコスメリストを紹介。プロユースなアイテムから意外(?)と身近なブランドのアイテムまで、これさえ持っていけば安心!のアイテムリストは参考になるはず。日頃から移動が多いプロたちの旅行にまつわるエピソードもお届け。
第6回はメイクアップアーティストのKie Kiyoharaさん。ニューヨークで経験を積み、YUKA WASHIZU氏に師事。国内外のストリート・ファッション誌で活動し、数多くのバックステージも手掛けています。モード感にあふれ、その人の美しさを引き出す絶妙なバランスで人気を集めるKieさんの旅コスメリストとは?
Vol.6 Kie Kiyohara
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(左から)
・オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー(OFFICINE UNIVERSELLE BULY): 櫛 ※モデル名不明
・バイレード(BYREDO):リキッドリップスティック ヴァイナル 203(7260円)
・ティポロジー(Typology):D41 - 9イングリディエンツ フェイスモイスチャライザー(4900円)
・パフューマー エイチ(Perfumer H):ルームスプレー SALT(100mL 8300円)
・オルビス(ORBIS):リンクルブライトUVプロテクター(50g 3850円)
・モロッカンオイル(MOROCCANOIL):ブロードライコンセントレート(50mL 3740円)
■旅行や撮影などの宿泊時によく持っていくコスメは?
- オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー:櫛
コンパクトで色も可愛くケースも付属していて持ち運びに便利。旅によく持っていきます。 - バイレード:リキッドリップスティック ヴァイナル
海外に行った時は、あまりメイクせずリップだけを塗ることが多いので、少し華やかさもある色を選びます。テクスチャーもよく、重くなりすぎないところが気に入ってます。 - ティポロジー:D41 - 9イングリディエンツ フェイスモイスチャライザー
ベタつかず、使いやすくて乾燥を防いでくれます。チューブなので持ち運びもしやすく、飛行機の中に持ち込んだりしてます。 - パフューマー H:ルームスプレー SALT
ホテルに入った時に気持ちよく過ごせるように旅に持っていきます。香りが強すぎず、さっぱりしてるので気に入ってます。 - オルビス:リンクルブライトUV プロテクター
一年中、日焼け止めは使うので、テクスチャーがやわらかくて肌にストレスがないものを愛用しています。 - モロッカンオイル:ブロードライコンセントレート
海外に行くと髪もすごく乾燥してしまうので、ブローの前にこのオイルをぬって乾かして、出かける前にも少し足して乾燥を防ぎます。
■ちなみに...愛用しているポーチは?
大きいものは「イソップ(Aesop)」の巾着に入れて、外出する時はベトナムで買った小さいポーチにリップと鏡だけ持って出かけます。
■今までで1番印象に残っているロケ地や旅行先は?
アフリカ・ケニアは思い出に残っていて、また行きたい国のひとつです。サバンナにいる野生の動物達を見たのと、野生のゾウと一緒に撮影できたのは、本当に貴重な体験でした。サバンナの真ん中でテント泊したことや、アフリカの民族の方達に出会えたのも、すごく良い思い出。今まで見たことがない星空と、壮大な景色にすごく感動しました。
■今後行きたい場所
ノルウェーに、ムンク美術館を見に行きたいです。北欧には行ったことがないので、ノルウェーからスウェーデン、フィンランド...と何ヶ国かを旅行がしたいです。
Kie Kiyohara
1984年生まれ、和歌山県出身。2005年にベルエポック美容専門学校卒業後、ヘアメイク・アーティストとしての活動をスタート。2010年にアメリカ・ニューヨークへと渡米。現地のファッションショーのバックステージに参加するほか、ストリート・ファッション誌などで活動し、2012年に帰国してからはYUKA WASHIZU氏に師事。2014年に独立。ていねいに作り込んだ肌の質感、繊細なテクスチャー使いのポイントメイクによるモード感あふれるメイクテクニックが光る。女性像を第一に考慮したメイクによって、更なる美しさを引き出すことを得意としている。
(企画・編集:平原麻菜実)
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