旅行や出張などでもスキンケアやメイクに手を抜きたくないものの、かさばらないように選び抜くのにはひと苦労。そこで美容のプロたちが撮影などの出張、旅行で持っていくコスメリストを紹介。プロユースなアイテムから意外(?)と身近なブランドのアイテムまで、これさえ持っていけば安心!のアイテムリストは参考になるはず。日頃から移動が多いプロたちの旅行にまつわるエピソードもお届け。
第8回はメイクアップアーティストの豊田健治さん。サロンワークと企業でのトップアーティストとして培った柔軟な発想のメイクが人気で、広告、雑誌、CM、バックステージと多岐にわたって活動。そんな豊田さんの旅コスメリストとは?
Vol. 8 豊田健治
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(左から)
・セラリー(SELALY):ルミヌ ウォッシングフォーム(3960円)
・エルメス(HERMÈS):フェイスパウダー プードル エクラ マット(1万3530円)
・アンブリオリス(EMBRYOLISSE):モイスチャークリーム(75mL 3465円)
・ボワロン(BOIRON):HOMEOPLASMINE
・イプサ(IPSA):ザ タイムR デイエッセンススティック(9.2g 3410円)
・エフェクティム(EFFECTIM):ブライト リフティング セラム(30mL 1万6500円)
・SHISEIDO:クリア サンケア スティック(6600円)
・エルメス:バレニア(30mL 1万2650円〜)
・ソフィーナ iP(SOPHIENA iP):スキンケアUV 01(30g 2,970円/編集部調べ)
・バウム(BAUM):アロマティック ハンドクリーム S(75g 3300円)
■旅行や撮影などの宿泊時によく持っていくコスメは?
- セラリー:ルミヌ ウォッシングフォーム
場所や環境が変わると水も違うため肌が荒れがちなのですが、これは泡で出てくるので肌にも優しく、程よくすっきりとした洗い上がりでお気に入りです。 - エルメス:フェイスパウダー プードル エクラ マット
最近撮影で欠かせないアイテム。粉が細かく白浮きせず自然な仕上がりなので、メイクをして時間が経ったあとのタッチアップや余計なツヤをおさえたい時に重宝しています。 - アンブリオリス:モイスチャークリーム
言わずもがな保湿や化粧下地がわりにも使える万能クリーム。どんなファンデーションと合わせても相性がよく、長年愛用しています。 - BOIRON:HOMEOPLASMINE
パリの薬局に売っている自己治癒力の向上が期待ができる保湿クリーム。僕は主にリップクリームとして使用しています。乾燥で荒れた唇を整えられる上に、赤ちゃんにも使える優しい処方で使う人や部位を選ばない万能なクリームとして気に入っています。 - イプサ:ザ タイムR デイエッセンススティック
欧米に行くと特に乾燥対策を万全にしています。そんな時にお化粧の上からでも保湿が出来て大変便利な美容スティックです。 - エフェクティム:ブライト リフティング セラム
メイク前にしっかりと保湿とリフティングを毎回するのですが、その際にこの美容液を塗布し美顔器を使って浸透させています。 - SHISEIDO:クリア サンケア スティック
季節を問わずロケの際にはUV対策を万全にするのですが、こちらはメイクの上からも使えるしスティックタイプなので手も汚れにくく重ね塗りの際にとても便利で使っています。 - エルメス:バレニア(サンプル品)
旅先に香水の瓶は重いので、化粧品を買った際にいただくミニスプレーをどこかに忍ばせています。体に塗布するよりもホテルの部屋や服に軽くかけたりしています。 - ソフィーナ iP:スキンケアUV 01
メイク前に下地として使用する日焼け止めとして使っています。乾燥肌用でとても伸びが良くベタつかないのでファンデーションとの相性もよく、時間が経っても保湿力が高いので、嫌なヨレがなくとても気に入っています。 - バウム:アロマティック ハンドクリーム S
手の保湿としてはもちろん、香りが良く世代や性別を問わず使えてとても気に入っています。
■ちなみに...愛用しているポーチは?
最近は「ビューティフルピープル(beautiful people)」のニットが入っていたメッシュの袋が通気性もよくお気に入りです。化粧品は液体のものも多く飛行機では預けることが多いので、アウトドアブランドのポーチや小分けバッグなど耐久性と機能性が高いアイテムもよく使います。
■今までで1番印象に残っているロケ地や旅行先は?
以前、ブタペストで映画の撮影中だったフランス人の女優さんと広告の撮影をしようと現地に到着したところ、実はすでにクランクアップしてフランスに帰っちゃってたことが発覚しました。そこで急遽フィッティングだけをしに日帰りでブタペストとパリを往復するという事態が...。また、後日撮影をしたスタジオの隣では「ターミネーター」の撮影中で、撃墜されたヘリコプターやメキシコのパトカーがあったりと、とても情報量が多い現場でした(笑)。旅先でのハプニングはチームの結束がより高まり、終わってみればとても楽しく印象深いロケとなりました。
■今後行きたい場所
アイスランド。普段の生活からは想像できない壮大な自然のスケールや現地の雰囲気を一度感じた後に、アイスランド出身のミュージシャンの音楽をあらためて聴いてみたいです。
豊田健治
6年間のサロンワークを経て2002年に資生堂に入社。資生堂トップヘアメイクアップアーティストとして、広告やCMのヘアメイク、商品開発を担当。国内外のファションショーのバックステージにも積極的に参加する。マーケティング部門の在籍経験を踏まえ、ビューティ分野のマクロ〜ミクロトレンド分析・予測にも携わる。セミナー講師として各地で講演することも多数。2023年8月からフリーランスとして活動。
(企画・編集:平原麻菜実)
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