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【連載】今決めたい、最新・最鋭アイテム -OVERCOAT 2021SS-

2020.08.25 Tue. - 21:30 JST

【連載】今決めたい、最新・最鋭アイテム -OVERCOAT 2021SS-

2020.08.25 Tue. - 21:30 JST

 国内で活躍するブランドの最新・最鋭アイテムを紹介する連載第5弾は、大丸隆平が手掛ける「オーバーコート(OVERCOAT)」。ニューヨークを拠点とするユニセックスブランドで、2021年春夏コレクションは初めて東京で単独の展示会を行いました。来場したファッションのプロに好評だったアイテムを中心にこだわりを紐解き、シーズンを先取りして"今決めたい"最新で最鋭のアイテムをスタイリングと共に紹介します。

OVERCOAT
ニューヨークにて2008年に大丸隆平が設立した「oomaru seisakusho 2(大丸製作所2)」が手掛けるオリジナルブランド。「ニューヨークを着る」をコンセプトに2015年にスタート。独自のパターンメイキングにより、サイズやジェンダー、エイジから解放された服を提案している。

>>記事内の新作アイテムは予約購入サイト「TWO:REVERSE(ツーリバース)」でプレオーダー受付中

※オーダーは終了しました。

OVERCOATを知る

 性別、年齢、人種、体型の違い――あらゆる個性を包み込む「オーバーコート」の服作りを解く鍵は、人の手と技。ブランドを手掛ける大丸氏は、それを「Man Made」と表現します。親交が深いアーティスト、ピーター・マイルズとの会話でよく使っている言葉だそう。特に今シーズンはロックダウンによって本当に必要なものを見つめ直し、「人が作る」ことの意味や、削ぎ落とした時に何が残るかという「本質」について深く考えたと話します。

 オーバーコートを知るために、まずは代名詞でもあるコートを見てみましょう。上質な素材と無駄のないデザイン。一見するとシンプルなコートですが、袖を通すと存在感のあるシルエットが生まれて"着映え"するのが特徴です。その秘密は、見えない部分にまで技が効いたパターンメイキングにあるとのこと。特に肩周りは、カッティングやタックなどの工夫により様々な体型の人にフィット。着れば違いがわかるため、ファッションのプロに顧客が多いのもうなずけます。

 他にはない服作りを手掛けるのは、大丸氏が率いるoomaru seisakusho 2(大丸製作所2)の精鋭チーム。ニューヨークで2008年に創立した会社です。国内の著名デザイナーのもとで経験を積みながら独自に研究を重ねたパターンテクニックが異国の地で徐々に評判を呼び、今ではアメリカのトップデザイナーやブランドのパターンやクリエイティブコンサルティングを担当。ニューヨークコレクションを縁の下で支える存在として、CFDA(米国ファッション協議会)から賞が贈られるほどの実力派です。

 これまで数万型におよぶパターンを引き、あらゆる素材を見極め、クライアントらの期待を超える仕事を手掛けてきた経験と知識。その「Man Made」がオーバーコートのオリジナリティの根源であり、プレタポルテでありながらオートクチュールのような"万人に合う服"を裏打ちしていると言えるでしょう。

 今回の2021年春夏コレクションは、新型コロナウイルスのパンデミックによる限られた状況下で大丸氏が構想し、ロックダウンが明けた6月末から一気に形にしていったという、特別な日常から生まれたもの。「気が付いたら、気持ちが明るくなるようなコレクションができました」という新作を、4つのスタイルから紐解いていきます。

#1:ダブルブレステッドジャケット&トラウザー

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ダブルブレステッドジャケット ¥104,500(税込)

FASHIONSNAP(以下、F):今シーズンのテーマは「SUMMER SUITING(サマースーティング)」。全体的に明るい色や、軽やかな素材のセットアップが多いですね。

大丸:これまで本当に色々な服を作ってきたんですが、やっぱりテーラードが好きで。今回は自分の中の深い部分が形になったコレクションだと思います。でも単なるスーツではなくて、スポーティーだけどテーラードの仕立てで綺麗なシルエットを出したり、セットアップでも単品でも色々な楽しみ方のできるスーティングを提案しました。

F:特にこのジャケットは、展示会でも個人オーダーが多かったそうですね。

大丸:一番人気でした。何シーズンか前から展開しているジャケットの型を初めてダブルにしたんですが、男性も女性もみなさんに気に入って頂けて嬉しいです。

F:ユニセックスで着られるジャケットって、珍しいですね。

大丸:サイズは4種類を用意していますが、基本的にどのサイズも男女問わず、幅広い体型の方が着られるように作っています。このジャケットは特に、アームホールの後ろ側に秘密があるんですよ。

F:確かに、脇の後ろの部分にゆとりがあります。ややドロップショルダーで、裏地のない一重仕立て。軽やかな着心地です。

大丸:肩パッドや芯地を、型を保つ極限までカットしました。あとこのDESIGN WORKSさんの「レーヨントリコチン」がとても良い素材で、清涼感があり、柔らかいけどハリがあって上品なんですよね。カーディガンのようにも着てもらえると思います。

ハイウエストトラウザー ¥57,200(税込)

F:ジャケットと共地のトラウザーは2種類あります。この違いは?

大丸:ディテールを極力排除したハイウエストタイプと、紐で調節できてリラックス感のあるドローストリングタイプの2種類。どちらもワイドですが、シルエットは前者の方が裾に向かってやや広がるフレアで、後者はリラックス感のあるストレートです。

ドローストリングトラウザー ¥57,200(税込)

F:私はハイウエストを試着したんですが、腰から脚にかけて滑らかなラインがとても綺麗で、足長効果を感じました。

大丸:せっかくの上質な素材なので、その表情を生かして綺麗に見えるようにカッティングしているんです。ハイウエストは女性、ドローストリングは男性が好むかなと思いきや、展示会ではどちらも男女問わずシルエットの好みで選ぶ人が多かったようですね。

女性モデル(左)と男性モデル(右)、着用しているジャケットは同じアイテム(共にサイズ00)トラウザーは、左がハイウエストタイプ(サイズ00)、右がドローストリングタイプ(サイズ1)。

>>ダブルブレステッドジャケットの予約はこちらのサイトへ
>>ハイウエストトラウザーの予約はこちらのサイトへ
>>ドローストリングトラウザーの予約はこちらのサイトへ

#2:ラグランスリーブトレンチオーバーコート

ラグランスリーブトレンチオーバーコート ¥126,500(税込)

F:続いては、ブランドの真骨頂でもあるコートです。一見するとミニマルなデザインですが、よく見ると肩周りの作りが独特ですね。

大丸:上着は肩で着るので、パターンで大切なのは肩なんですよね。これはラグランスリーブのはぎの部分にタックを仕込んだ特殊な構造で、どんな肩幅にも添うように工夫しているんです。

F:これも裏地の無い一重仕立てで、テキスタイルはとても滑らか。

大丸:超長綿のトルファンコットンで、ツルツルとしていますよね。薄地ですが打ち込みが良いので、高級な羽毛布団にも使われているんですよ。

F:確かに言われてみると、表面感は上質な寝具に近いですね。たっぷりの布にガバッと包まれるような感覚が気持ちいいです。

大丸:ブランケットの夏バージョンというか、サラッとしているので心地良く羽織れると思います。コートに関してはフリーサイズにしたかったほど、「サイズ1」でほとんどの体型の人が合うと思いますよ。

F:少し大きめを選ぶとモード感が楽しめそう。袖口を折って着られるし、ベルトループが上下に2つあるので好みの位置にできますね。ニュアンスのあるカラーリングも絶妙です。

大丸:最近、ピンクを研究しているんですよね。これは、大人の男女が着られるベージュピンク。黒のホーンボタンをアクセントにして、全体を引き締めています。

男性モデル(左)と女性モデル(右)、着用しているコートは同じアイテム(共にサイズ1)

>>ラグランスリーブトレンチオーバーコートの予約はこちらのサイトへ

#3:ドルマンスリーブショートオーバーコート&ジーントラウザー

ドルマンスリーブショートオーバーコート ¥75,900(税込)

F:こちらは爽やかなホワイトのセットアップです。素材はリネンで製品洗いがかけてあるそうですが、カジュアル過ぎず上品ですね。

大丸:ノルマンディー地方のフランスリネンで、かなり高密度に織られています。高品質なので長く着られて、着れば着るほど身体に馴染んで味が出てくると思いますよ。

F:ショートコートは、身頃から袖まで繋がっているドルマンスリーブ。身幅にゆとりがありますね。

大丸:パターン上では通常の倍以上のゆとりを入れています。軽いアウターとしてはもちろんですが、僕のイメージとしては、リゾート地やビーチで水着の上に羽織って、そのままレストランに行けちゃったり。かなり着回せるので、旅先でも活躍すると思います。

ジーントラウザー ¥53,900(税込)

F:トラウザーは、リベットが付いていたりジーンズのようなデザインなんですね。

大丸:このトラウザーも展示会で好評でした。股上が深めで、少しカーブしたシルエット。裾を無造作に折り上げると、こなれた感じで着られると思います。

男性モデル(左)と女性モデル(右)、パンツのみ同じアイテムを着用(サイズ1)

>>ドルマンスリーブショートオーバーコートの予約はこちらのサイトへ
>>ジーントラウザーの予約はこちらのサイトへ

#4:オーバーコート × ピーター・マイルズ

オーバーコート × ピーター・マイルズ:開襟半袖シャツ ¥42,900(税込)

F:最後に、今回最も目を引いたシャツとトラウザーです。プリントが鮮やかで綺麗ですね。

大丸:これはピーター・マイルズとのコラボレーションアイテムです。ニューヨークでは一時、新型コロナウイルスの感染者が激増していた状況で生きるか死ぬかというほど気持ちも追い込まれてしまったんですが、ロックダウンが明けて徐々に動き出した時には、生地屋さんが協賛してくれたり色々な人がサポートしてくれて。「新しい物を生み出さないと」とポジティブになれたんですよね。元々親交があったピーターも心配してくれた一人で、柄に使えたらと、作品を選んで送ってくれたんですよ。それが200点近くあって。

F:200点も!

大丸:嬉しいですよね。その中から直感で4点だけ選ばせてもらって、グラフィックを生かしたパターンでセットアップを作りました。環境にも配慮され精度が高いモナリザというデジタルプリント機を使って、肉厚のキュプラの全面にプリントしたもの。展示会では来てくれたみなさんが手に取ってじっくり見てくれました。

オーバーコート × ピーター・マイルズ:ドローストリングトラウザー ¥53,900(税込)

F:ピーター・マイルズといえば、「セリーヌ(CELINE)」のアートディレクションなども行っていましたよね。

大丸:彼は一流のアーティストですが、僕らの服を気に入ってくれて。縁があって、オーバーコートのブランドロゴもピーターが手掛けてくれたものなんですよ。彼と話していると、ファッションとアートは同じ「Man Made」という意味で通じるものを感じていて。僕はデザインする時に無駄なものを排除していくんですが、削ぎ落として何が残るか、ということを意識しているんです。それがクリエイターの本質というか。彼の作品も、自然界にある物を再現しようとしているのではなく人の手によって作られた「Man Made」で、削ぎ落とした中にも直感的に美しい部分が残っていると感じるんですよね。

F:このセットアップは程よくゆとりがあるミニマルな仕立てが、グラフィックを引き立てています。

大丸:柄は抽象的ですが、なんとなく気持ちが晴れやかになるような、グラデーションの繊細な色が出ていると思います。素材はしなやかでトロみがあって、着ていて心地良いと思いますよ。

F:単品でも存在感がありますし、癒される色合いですね。アート作品そのものを着ているようです。

女性モデル(左)は上下サイズ00、男性モデル(右)のパンツは左と同型で、同じくピーター・マイルズの柄違い(サイズ1)

>>オーバーコート × ピーター・マイルズ:開襟半袖シャツの予約はこちらのサイトへ
>>オーバーコート × ピーター・マイルズ:ドローストリングトラウザーの予約はこちらのサイトへ

その他、予約購入サイト「TWO:REVERSE」ではOVERCOAT 2021SSアイテムのプレオーダーを受付中!(8月31日まで)
※オーダーは終了しました。
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