トップ特集・連載ファッション主要ニュースベネトンが日本撤退、アバクロ元CEOが性加害容疑で逮捕、国内最大級の旗艦店「ユニクロ新宿本店」がオープン…(10/20〜10/26)【5分でわかる主要ニュース】
10月20日〜10月26日に掲載したニュース・特集・連載記事から主要トピックをピックアップ。
目次
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ベネトンが日本撤退 全店舗閉鎖
- 「ユナイテッド カラーズ オブ ベネトン(以下、ベネトン)」が10月23日、日本市場から撤退すると公式インスタグラムで発表した。
- ベネトンは、1965年に設立したイタリアのカジュアルファションブランド。日本では2000年頃から全国的に店舗を展開していたが、2011年に心斎橋店、2014年に表参道店を閉鎖し、現在はオンラインのみの展開となっていた。
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アバクロ元CEOが性加害容疑で逮捕、元モデルによる集団提訴から1年
- 「アバクロンビー&フィッチ」の元CEO マイケル・ジェフリーズら3人が、性的人身売買と国際売春の容疑で、アメリカ現地時間10月22日に逮捕、起訴された。ジェフリーズらについては、1992年から2014年までの期間でセックスイベントを開催し参加を強要したとして、元モデルのデイビッド・ブラッドベリーらが昨年10月に集団提訴していた。
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2024年「毎日ファッション大賞」の表彰式開催 大賞は三原康裕
- 2024年度「第42回毎日ファッション大賞」の表彰式が、10月23日に大手町三井ホールで開催された。大賞は「メゾン ミハラヤスヒロ」を手掛ける三原康裕、新⼈賞・資生堂奨励賞は「ハルノブムラタ」の村田晴信、鯨岡阿美子賞は、日本ファッション・ウィーク推進機構前理事長の三宅正彦が受賞した。
- 大賞を受賞した三原は、多摩美術大学芸術学部デザイン学科テキスタイル専攻在学中に独学で靴作りを始め、1996年に自身のレーベル「ミハラヤスヒロ」を設立。2005年にミラノファッションウィークに初参加し、2016年秋冬シーズンからは「ミハラヤスヒロ」を継承しつつ、メインラインとして「メゾン ミハラヤスヒロ」をスタート。2020年春夏以降は、ウェアのコレクションラインを「メゾン ミハラヤスヒロ」に統一して展開している。
- 今回の選考では、長年幅広いクリエイションを継続し、グローバルに支持を得ていること、ファッションにとどまらない文化活動にも力を入れ、後進の育成にも奮励する姿勢が多くのデザイナーの目標となっていることが評価され、大賞に選ばれた。
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H&Mがゲストデザイナーとのコラボコレクションを再販、川久保玲の過去作も
- 「H&M」が、著名なゲストデザイナーとのコラボレーションコレクションの誕生20周年を記念し、過去のアイテムを再販売する。10月24日からフランスやアメリカなど世界7店舗と公式オンラインストアで順次取り扱う。
- H&Mは2004年、当時「シャネル」のクリエイティブ・ディレクターだったカール・ラガーフェルドとともに、初のデザイナーズコレクションを発表。その後、ゲストデザイナーやブランドとのコラボコレクションを2020年を除いて毎年製作してきた。
- 今回は、カール・ラガーフェルドやステラ・マッカートニー、川久保玲をはじめ、「ヴィクター&ロルフ」「ヴェルサーチェ」「マルニ」「モスキーノ」「ソニア リキエル」などとの幅広いコラボアイテムを展開する。
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「エルメス」24年第3四半期は2桁増収、ラグジュアリーブランドの減速が続くなか堅調を維持
- 「エルメス」が、2024年第3四半期(2024年7月〜9月)の業績を発表した。売上高は37億ユーロ(6096億9380万円)で、前年同期比で11%の成長。10月に発表されたLVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン グループの2024年第3四半期の連結売上高が同3%減となるなど、中国市場の落ち込みを背景にラグジュアリーブランドの減速が続くなか、堅調を維持した。
- 地域別の売り上げでは、日本が前年同期比23%増と最も高い成長率を示した。
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国内最大級の旗艦店「ユニクロ新宿本店」がオープン カフェやオーダーサロンを併設
- 「ユニクロ」が、グローバル旗艦店「ユニクロ 新宿本店」を10月25日にオープンした。新店舗は、2022年6月19日に閉店した「ビックロ ユニクロ 新宿東口店」跡に出店。全世界のユニクロの中で唯一の「本店」を冠した店舗で、クリエイティブディレクターの佐藤可士和が店舗デザインを手掛けた。新宿エリアでは5店舗目の出店で、売り場面積は約4000平方メートルと同エリアで最大、国内でも最大級となる。
- 地上1〜3階の3フロア構造で、ウィメンズやメンズ、キッズ、ベビーのアイテムを幅広く展開。「ユニクロ 銀座店」などのグローバル旗艦店と同様に、ユニクロの全ての商品が揃う。そのほか、コーヒーショップ「ユニクロ コーヒー」やセミオーダーを受け付けるカスタムサロン「CUSTOM ORDER SALON」なども導入している。
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アダストリアが新会社 アンドエスティを設立、EC事業を移管し流通総額1000億円のプラットフォームを目指す
- アダストリアが、 新会社のアンドエスティを新たに設立し、自社ECサイト「アンドエスティ」の運営を中心としたアンドエスティ関連事業を100%子会社であるアンドエスティに移管することを発表した。10月23日にアンドエスティの事業戦略説明会が開催され、今回アンドエスティの代表取締役CEOに新たに就任した木村治代表取締役社長らが登壇した。
- アダストリアは、かねてより自社ECサイトで他社製品を取り扱う「オープン化戦略」を推進。現在はランジェリーブランドの「ピーチ・ジョン」をはじめ、17社22ブランドが出店している。今後は、会員数1800万人を超えるプラットフォーム「アンドエスティ」を自社ECサイトにとどまらない新たな“ファッショントータルプラットフォーム”へと進化させるため、新会社を設立して同事業を独立運営することで、さらなる外部企業の参画を促すという。
- 新会社のアンドエスティでは、「モール&メディア」「プロデュース」「ソリューション」の3つの事業を軸に展開。前身の「ドットエスティ」のサービスが始動した2014年には80億円規模だった流通総額は、現在400億円規模にまで成長しており、2030年には1000億円達成を目指すとしている。
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韓国はトレンド重視、中国はロゴ好き ラグタグに聞くインバウンド客人気ブランドランキング
- コロナ禍での失速があったものの、その後円安などを背景に伸び続けているインバウンド消費。日本政府観光局(JNTO)が2024年9月18日に発表した訪日外客数の国別ランキングは、韓国を筆頭に、中国、台湾、香港、アメリカ、ベトナム、オーストラリア、カナダ、フィリピン、タイがトップテン。以下イタリア、フランス、イギリス、シンガポールが続いている。
- これだけ出身国が違う人々のファッションの好みを「インバウンド客」という言葉で一括りにできるとは考えにくい。そこで今回は、デザイナーズやラグジュアリーなど、様々なブランド古着を扱う「ラグタグ」の売り上げデータから、インバウンド客の国別の売れ筋ブランドや人気アイテム、平均客単価をピックアップ。また、ラグタグ各店に聞いた、インバウンド客との接客を通じて得られた国別のファッションの好みも紹介する。
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