トップ特集・連載ファッション主要ニュースアルマーニが数年以内に引退へ、TSI HDが本社人員約20%カット、「プラダ」の宇宙服をNASAのアルテミス計画で着用…(10/13〜10/19)【5分でわかる主要ニュース】
10月13日〜10月19日に掲載したニュース・特集・連載記事から主要トピックをピックアップ。
目次
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ジョルジオ・アルマーニが数年以内にデザイナー引退へ 伊紙のインタビューで言及
- デザイナー ジョルジオ・アルマーニが、今後2、3年のうちにデザイナー職を引退する見通しであることが分かった。イタリア最古の全国紙「コリエーレ・デラ・セラ紙」に掲載されたインタビューの中で語った。
- アルマーニは1934年生まれで、現在90歳。1975年に自身の名前を冠したブランド「ジョルジオ アルマーニ」を立ち上げ、同年に初のコレクションを発表。革新的かつエレガントなクリエイションから「モードの帝王」の異名を持ち、現在もなおファッション業界をリードしている。
- インタビューの中でアルマーニは、「まだ2、3年はトップとしていられる。それ以上は無理だ」とコメント。注目が集まる後継者問題については明言を避けた。
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TSI HDが人員削減を実施、希望退職者の募集は行わず 25年2月までに本社人員約20%をカット
- TSIホールディングスが、中期経営計画「TSI Innovation Program 2027」内で公表していた収益構造改革に伴う人員削減について、希望退職の募集は行わない方針を発表した。2025年2月期第2四半期から営業損益が赤字に転落したが、構造改革を通じて、中期経営計画最終年度である2027年2月期までに黒字に回復させ、営業利益100億円超えを目指す。
- 同社は、低収益からの脱却を目指し、今期(2025年2月期)から収益構造改革に着手。その一環として、2025年2月末までに本社人員約20%程度の削減を掲げている。2020年に実施した人員削減プログラムでは約300人の希望退職者を募ったが、今回は希望退職者の募集を行わず、別の方法で組織のスリム化を模索していくとした。
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LVMH、24年第3四半期は3%減収 コロナ禍以降初めて四半期売上高が減少
- LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン グループ(以下、LVMH)が、2024年第3四半期(2024年7月〜9月)の業績を発表した。連結売上高は前年同期比3%減となる190億7600万ユーロ(約3兆973億円)で、新型コロナウイルスのパンデミックがあった2020年以降初めて四半期売上高が減少した。
- 報告書では収益減少の要因として、円高の影響による日本での成長率の低下が挙げられている。日本での売り上げは2024年第1四半期は前年同期比32%増、第2四半期は同57%増と高い成長を続けていたが、第3四半期は同20%増と勢いが緩やかになった。
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アップルが3年ぶりの新型「iPad mini」を発表、生成AIを搭載
- アップルが、新型「iPad mini」を発表した。「iPad mini」の新作が発売されるのは約3年ぶりで、価格はWi-Fiモデルが7万8800円から、Wi-Fi + Cellularモデルが10万4800円から。現在購入予約を受け付けており、10月23日からアップルストアとアップル製品取り扱い店舗で販売する。
- 新型iPad miniは、最新半導体「A17 Pro」チップと、アップル独自の生成AI「Apple Intelligence」を搭載。「A17 Pro」は前世代の「iPad mini(第6世代)」が備えていた「A15 Bionic」と比較して、CPUパフォーマンスが30%、グラフィックス性能が25%向上しているという。
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「プラダ」デザインの宇宙服、NASAのアルテミス計画で着用へ
- 「プラダ」が、米国の宇宙開発企業「アクシオム スペース」と共同で開発した宇宙服を発表した。2025年にNASA(アメリカ航空宇宙局)らによる有人水中テストなどの最終審査段階に入り、2026年以降の月面活動を予定している。
- 同宇宙服は、NASAが主導する国際的な有人月面着陸計画「アルテミス計画」での着用を目的に開発。日本人2人を含む飛行士が月面活動時に使用予定となっており、さまざまな性別や人種の飛行士に対応する幅広い構造を取り入れた。
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大阪・関西万博日本館のアテンダントユニフォームを発表 デザインは中田優也が担当
- 経済産業省が、2025年大阪・関西万博に出展する日本館のアテンダントユニフォームを発表した。デザインは中田優也が担当した。
- 中田優也は、1988年岐阜県生まれ。オンワード樫山で「ベイジ,」のデザイナーとして勤務後独立し、2017年に自身のブランド「ポステレガント」を開始した。現在は、自身の運営する2ブランドを含め5ブランドのディレクションやデザインを行っているほか、アートディレクターとしてブランドや媒体のヴィジュアルディレクションも務める。
- アテンダントユニフォームは、ジャケットやパンツ、ベスト、カットソー、スカーフ、帽子、バッグといったアイテム構成。「日本の美意識を纏う」をコンセプトに美しさと機能性の両立を目指してデザインしたという。
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松坂屋名古屋店が大規模リニューアルの詳細発表、ジル サンダーやメゾン マルジェラが新規出店
- 大規模リニューアルを実施している松坂屋名古屋店が、改装対象となっている本館・北館の計8つのフロアのうち、5フロアに新規出店およびリニューアルする店舗の詳細を発表した。11月20日から12月10日にかけ順次開店する。
- 今回公表されたのは、ウィメンズファッションやライフスタイル、カフェを擁する本館4階、海外のファッションブランドを展開する本館3階、本館5階のウィメンズファションエリア、アートギャラリーやカフェを展開する本館8階、お酒売り場と和洋食レストランが並ぶ北館地下1階の計5フロア。
- 本館4階のウィメンズファションでは、東海地区初3店舗、東海地区百貨店初出店2店舗を含む計32店舗がオープン。「コラム」や「シラクス」「エブール」などの日本発のラグジュアリーブランドを中心に、ライフスタイルを豊かにする高品質なアイテムを集める。
- 海外ブランドを揃える本館3階には、「ジル サンダー」や「メゾン マルジェラ」をはじめ、東海地区百貨店初の「ゴールデン グース」、東海地区初となる「リック・オウエンス」や「ルメール」「アスティエ・ド・ヴィラット」など、計21店舗が並ぶ。
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日本文化に潜むファッションの可能性 「ソウシオオツキ」がスーツで示す、新時代のダンディズム
- 21世紀を迎えてから、メンズスーツに革新が訪れたのはトム・ブラウンが登場した時だろう。踝を露わにするアンクル丈のスーツには、メンズウェアの歴史が動き始めたと表現しても大袈裟ではないほどの驚きがあった。ブラウンがモードシーンに現れてから20年以上。ダンディズムの象徴である服は次のステージに移行してもいいのではないか。
- 6月に閉幕したパリとミラノの2025年春夏メンズ・ファッションウィークでは、スーツの進化が見てとれた。メンズウェアにはドレッシーなデザインが浮上し始めている。そのような中、日本には新時代のテーラリングへの期待を抱かせるメンズブランドが存在する。大月壮士が2015年に設立した「ソウシオオツキ」だ。ブランド創業後の翌年、2016年には「LVMHプライズ」のショートリストに日本人最年少で選出され、確かな才能を示した。
- ソウシオオツキは、ヨーロッパ発祥の服を新たな視点で塗り替えるアプローチを実践し、トラディショナルなメンズアイテムであるスーツの概念を更新しつつある。今回は、特に注目すべき2023年秋冬と2025年春夏の2シーズンをピックアップし、新時代のスーツを紐解く。
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