3月3日〜3月9日に掲載したニュース・特集・連載記事から主要トピックをピックアップ。
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フレイザーズグループがマッチズファッションを閉鎖へ 買収からわずか3ヶ月で
- イギリスのスポーツ用品小売 フレイザーズグループが、昨年12月に買収したラグジュアリーEC「マッチズファッション」事業を終了すると、複数の海外メディアが報じた。
- 同社は、昨年12月に約5200万ポンド(日本円で約94億3000万円)でマッチズファッションを買収。近年経営難が続いていたマッチズファッションの再建を図り、フレイザーズのラグジュアリー事業を強化することを目的としていた。
- 買収からわずか2ヶ月余りでの閉鎖となった理由については、一部のブランドからの支払いが数ヶ月間滞っていたことが要因だと報じられている。
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ゴールドウインがオールバーズと独占販売契約を締結 6月から運営開始
- ゴールドウインが、サンフランシスコ発のライフスタイルブランド「オールバーズ」を展開するAllbirds, Inc.と日本国内における独占販売契約を締結した。6月から日本国内の直営店の運営とオンラインストアにおける流通、ブランディングを引き受ける。
- オールバーズは、シューレースに再生ポリエステルを、インソールには同社が開発したサトウキビ由来の「SweetFoam」素材をそれぞれ採用するなど、カーボンフットプリントを抑え、環境に配慮したモノ作りを行っているブランド。法人としてもグローバル認証の「ビーコープ」を取得し、その環境志向経営が注目を集めている。
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約70年の歴史を持つ大手ニット工場、ココ ディールなど運営する「アイア」の完全子会社に
- アパレルブランド「ココ ディール」などを展開するアイアが、国内有数のニット産地である新潟県見附・五泉地域のニット工場「第一ニットマーケティング」の全株式を取得し、完全子会社化した。
- 第一ニットマーケティングは、1951年に前身である近藤織物として創業した後、ニット事業に特化した企業へと移行。1987年に第一ニットマーケティングを設立すると、原糸販売会社や長繊維原糸の撚糸、仮撚加工を行う繊維会社の吸収合併を経て、ニット用原糸販売から素材の開発、ニット製品の企画、製造、販売までを行う機能を持つようになった。ラグジュアリーブランドの生産を担う傍ら、近年は自社で高品質ながら価格を抑えたニットウェアを提供する複数のファクトリーブランドを展開しており、いずれも好調に推移していたという。
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ケリングがスタートアップ企業を対象にしたアワードを日本初開催
- 「グッチ」や「サンローラン」などを擁するケリングが、スタートアップ企業を対象にした「ケリング・ジェネレーション・アワード」を日本で初開催する。
- 同アワードは、ケリングのヴィジョンである「未来のラグジュアリーを創造する」に従い、2018年12月に中国で発足。第4回となる今回は、「サステナブル・ファッション&ビューティ」をメインテーマに、製品のライフサイクルにおける重要な段階である「代替原材料」「製品製造」「リテール」「消費者エンゲージメント」の4つのサブテーマに取り組むスタートアップ企業を発掘することを目的としている。
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ワークマン初のランドセルは税込8800円、「低価格・高機能・軽い」バランスを重視
- ワークマンが、6月にブランド初となるランドセル「ESスチューデントデイパック」を発売し、ランドセル市場に参入する。
- 同社が製品の長所として打ち出しているのは、「価格、軽さ、機能性」のバランス。耐久性に優れたコーデュラ社製の「バリスティックナイロン」を素材に採用することで、小学生でも楽に背負えるような軽さを備えつつ、税込8800円と本革のランドセルと比較して大幅のプライスダウンを実現した。
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EUが強制労働による製品の販売・輸出の禁止で暫定合意
- 欧州理事会と欧州議会は、強制労働によって製造された製品のEU市場での取引を禁止する法案を暫定合意したと、3月5日に発表した。今後、両議会による正式な承認と採択を経て、全てのEU加盟国に適用される見通しだ。
- 同法案では、強制労働によって製造された製品のEU市場への流通・販売およびEU市場からの輸出を禁止。強制労働によってEU域外で製造された製品のほか、EU域外で強制労働によって作られた部品を用いてEU内で組み立てた製品も対象となる。
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「ザラ」擁するインディテックス、ウクライナで店舗営業を再開へ
- 「ザラ」を擁するインディテックスが、ロシア軍のウクライナ侵攻を受けて一時閉鎖していたウクライナ国内の店舗を4月1日から順次営業再開すると、複数の海外メディアが報じた。2022年3月以来、2年ぶりの営業再開となる。
- 同社は、ロシア軍によるウクライナ侵攻を受けて2022年3月にロシアとウクライナの店舗を全店閉鎖。今回ウクライナの市場環境改善を理由に、4月1日に最初の20店舗とオンラインストアの営業を再開し、その後数ヶ月間で50店舗の営業を再開する予定だという。
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【トップに聞く 2024】アシックス 富永満之社長COO
- FASHIONSNAPの新春恒例企画「トップに聞く 2024」。10本目は、アシックスの富永満之社長COO。
- 過去最高の業績を記録し、時価総額が1兆円の大台を一時突破した2023年に続き、2024年に創業75周年を迎える同社はその先に何を見るか。今年1月1日付で常務執行役員から昇進した新社長に話を聞いた。
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