トップ特集・連載ファッション主要ニュースファストリの個人情報管理に不備発覚、「とらや」がラグジュアリーブランドである理由、プラダとロエベからメンズの新潮流を考察…(6/30〜7/6)【5分でわかる主要ニュース】
6月30日〜7月6日に掲載したニュース・特集・連載記事から主要トピックをピックアップ。
目次
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ファーストリテイリングの個人情報管理に不備が発覚、会員登録情報が委託先から閲覧可能な状態に
- 「ユニクロ」を運営するファーストリテイリングが、同社の情報システム上で個人情報の取り扱い不備が見つかったことを7月2日に発表した。対象者には登録メールアドレス宛、登録住所宛に連絡を行い、順次個別に対応するとしている。
- 同事案は、2024年1月に発覚。2023年6月から2024年1月までに同社グループのサービスを受けた人の個人情報が、一部の委託先事業者に対して業務上必要な範囲を超えて閲覧可能な状態になっていたという。第三者によるアクセスや個人情報の持ち出しは、現時点では確認されていない。
- 同社は、情報システムの開発段階における仕様の確認、運用段階におけるモニタリングが不十分であったことが原因と説明している。
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「アインズ&トルぺ」運営会社がFrancfrancを子会社化、取得額は約500億円
- アインホールディングスが、「フランフラン」を運営するFrancfrancの全株式を取得し、子会社化すると発表した。取得額は499億7600万円(アドバイザリー費用等を除く)で、譲渡実行日は8月20日を予定している。
- アインホールディングスの前身である第一臨床検査センターは、1969年に設立。2015年に社名をアインホールディングスに変更し、現在はファーマシー事業として調剤薬局チェーン「アイン薬局」を、リテール事業としてトータルビューティショップ「アインズ&トルぺ」を運営している。
- Francfrancは輸入家具・輸入インテリア商品の販売を目的に、バルスの社名で高島郁夫氏が1990年7月に創業。2年後にフランフラン1号店を出店し、インテリア・雑貨小売販売事業を開始した。
- 今回の株式取得は、アインホールディングスのリテール事業の更なる発展が目的だという。
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ゴールドウインが一部アイテムの価格改定を発表 最大約21%値上げ
- 「ゴールドウイン」が、一部商品の価格の改定を発表した。7月10日から最大約21%値上げする。
- Tシャツやゴアテックスのジャケット、キャップ、グローブ、サコッシュなどが値上げの対象となる。
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高級百貨店サックス・フィフス・アベニューと同業のニーマン・マーカスが合併へ
- アメリカ・ニューヨークに拠点を置く高級百貨店「サックス・フィフス・アベニュー」の親会社であるHBCが、同国の百貨店「ニーマン・マーカス」との買収契約を終結したと、複数の海外メディアが報じた。取引額は26億5000万ドル(約4280億円)。これに伴い、アマゾンが少数株主として出資する見通しだ。
- 報道によると、両社は2023年夏頃から合併交渉を開始。コロナ禍以降の数年にわたる高級品消費の低迷に悩まされる中で、今回の合併が決まったという。
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リシュモンが「カルティエ」新CEOを発表、ヴァシュロン・コンスタンタン現社長のルイ・フェルラ氏
- リシュモングループが、同社傘下の「カルティエ」新CEOにルイ・フェルラ氏を任命したことを7月2日に発表した。8年間CEOを務めたシリル・ヴィニュロン氏の後任として、9月1日付で着任する。
- フェルラ氏は、2001年にリシュモングループに入社しキャリアをスタート。「アルフレッド・ダンヒル」で経験を積んだ後、2006年にカルティエに入社した。中東、インド、アフリカなどでさまざまな上級管理職を歴任後に中国のCEOに就任し、2015年にはクライアント&ビジネス部門のインターナショナルディレクターとして執行委員会のメンバーに昇格。2017年からは、スイスの高級時計メーカー「ヴァシュロン・コンスタンタン」のCEOを務めている。
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ジバンシィ新CEOが決定、アレッサンドロ・ヴァレンティ氏が就任
- LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(以下、LVMHグループ)が、同社傘下の「ジバンシィ」新CEOに、アレッサンドロ・ヴァレンティ氏を任命したことを、7月3日に公式Xで発表した。同氏は、2020年4月から約4年間CEOを務めたルノー・ド・レスケン氏の後任となる。
- ヴァレンティ氏は、1995年にイタリアのブル社に入社しキャリアをスタート。「ヴェルサーチェ」「ジョルジオ アルマーニ」「ラルフ ローレン」で小売上級副社長職などを歴任した後、2014年にLVMHグループに入社。「ルイ・ヴィトン」のEMEA(欧州、中東、アフリカ)地域担当プレジデントとして同ブランドの経営を手掛けてきた。
- なお、ジバンシィは、クリエイティブディレクターを務めていたマシュー・M・ウィリアムズが昨年12月に同職を退任以後、後任のクリエイティブディレクターが未決定の状態となっている。
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エルメス唯一のライバル、「とらや」がラグジュアリーブランドだと言える6つの理由
- 「日本に本当の意味でのラグジュアリーブランドはない」。元三越伊勢丹ホールディングス社長で、現在は日本空港ビルデング傘下 羽田未来総合研究所社長を務める大西洋氏も言葉にしていたように、日本には「歴史的背景からくる絶対的価値」を持つ「エルメス」や「ルイ・ヴィトン」のようなラグジュアリーブランドは、現時点では存在しない。
- そんな中、「バレンシアガ」が認め、「エルメス」がライバルと位置付けるブランドが、室町時代後期に京都で創業した老舗和菓子屋「とらや」。経済産業省が2022年に発表した「ファッションの未来に関する報告書」で“これからのラグジュアリーの条件”として挙げた6つのキーワードに当てはめながら、「とらや」がラグジュアリーブランドと言える理由を検証した。
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プラダ、ロエベからメンズの新潮流を考察
- 2010年代後半から現在に至るまで、ファッションデザインの世界では「ヴェトモン」、そして「バレンシアガ」とデムナが時代の寵児として君臨。同氏が作る肩を起点としたビッグシルエットがトレンドとなったが、メンズの2025年春夏シーズンでは、先見性の高いデザイナーたちの手によって“肩から腰へ”のパラダイムシフトの気配が感じられた。
- ミウッチャ・プラダ&ラフ・シモンズによる「プラダ」と、ジョナサン・アンダーソンが手掛ける「ロエベ」の「腰」を起点にしたデザインアプローチが生み出すかもしれない、メンズファッションのシルエットにおける新潮流を考察した。
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