2月18日〜2月24日に掲載したニュース・特集・連載記事から主要トピックをピックアップ。
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マルジェラやジル サンダーが好調 OTBグループ2023年度は売上高2桁増
- 「メゾン マルジェラ」や「ジル サンダー」などを擁するイタリアのOTBグループが、2023年12月31日時点の業績を発表した。総売上高は固定為替レートで前年度比10.2%増の19億ユーロ(約3071億円)、純売上高は前年度比12.4%増の18億ユーロ(約2908億円)。
- 直営販売網における売上高の増加やラグジュアリー部門の好調な売上、「ディーゼル」の黒字化が業績を牽引した。エリア別では、総売上高の40%を超える日本を含むアジア太平洋地域が成長に大きく貢献。北米市場も復調したものの、欧州は複雑な経済環境により現状維持にとどまった。
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スノーピークがMBOで非上場化へ 米ベインキャピタルが株式公開買い付け
- スノーピークが、マネジメント・バイアウト(MBO)で株式を非公開化すると2月20日に発表した。
- 米投資ファンドのベインキャピタルが2月21日から4月12日までの期間、株式公開買い付けを実施する。買付価格は普通株式1株あたり1250円で、20日の終値1138円から112円上回る。買付予定数は2750万863株(下限1453万9700株、上限なし)で、総額約343億円を見込む。
- 同社は2014年12月11日に東証マザーズに上場。上場来高値は2015年6月24日の1万5460円だった。近年はキャンプブーム失速を背景に業績が低迷し、2月13日に発表した2023年12月期決算で、売上高257億2800万円(前期比16.4%減)、営業利益9億4300万円(同74.3%減)の減収減益を発表。親会社株主に帰属する当期純利益においては前期比99.9%減の100万円を計上した。これを受けて、翌14日の終値は年初来安値726円を記録していた。
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業績不振のサマンサタバサ、コナカと経営統合へ
- サマンサタバサジャパンリミテッド(以下、サマンサタバサ)が、コナカとの株式交換による経営統合に向け、基本合意したことを発表した。2月20日開催の両社取締役会で決議した。
- 株式交換が実行された場合、サマンサタバサはコナカの完全子会社となり上場廃止となるが、両社それぞれの強みを活かした事業展開を目的とした経営統合としていることから、合併の予定はないという。
- サマンサタバサは、2020年2月期から2023年2月期まで4期連続で営業損失、経常損失を計上し、2017年2月期から2023年2月期まで7期連続で当期純損失を計上。2022年下半期以降は様々な構造改革を行ってきたが、2024年2月期も5期連続の営業損失と経常損失、8期連続の当期純損失を計上する見込みとなっている。
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ワークマンがシニア市場へ参入、新業態「ワークマン シニア」の立ち上げも視野に
- ワークマンが、2月18日に2024年SS新製品発表会「Stylish,Functional,forEveryday!」を開催し、高齢者向けシニア市場に参入することを発表した。
- 腰への負担を軽減できるサポート機能付きシリーズ「XBooster」などを3月5日に発売し、全国のワークマン店舗で取り扱う。
- 少子高齢化が顕著に進んでいる社会背景を鑑み、同社は今後もシニア向けアイテムを増やしていく方針。アイテムラインナップが充実してきた段階で、新業態「ワークマン シニア」の立ち上げも検討している。
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高島屋 鈴木弘治会長が辞任、当面の間後任は置かず
- 髙島屋が、代表取締役会長 鈴木弘治氏が2月29日をもって同職を辞任することを発表した。
- 鈴木氏は、1945年神奈川県生まれ。1968年に髙島屋に入社し、1999年に専務広域事業本部長、2001年に副社長百貨店事業本部長、2003年に社長を歴任した後、2014年から約10年にわたって現職を務めてきた。
- 今後は当面会長は置かず、代表取締役社長である村田善郎氏が最高経営責任者と最高執行責任者の両方の役割を担っていくといい、鈴木氏は3月1日付で取締役特別顧問に就任する予定。
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ロレックス人気に陰り?高級時計人気ランキングを発表、セイコーがシェア拡大
- 高級時計専門オンラインマーケットプレイスの「クロノ24」が月間900万人を超えるユーザーのデータを集計し、2023年のブランド、モデル、ケース素材、ダイアルカラーに関する取引量に基づいた年間総合ランキングを発表した。
- 世界ブランドランキングでは、「ロレックス」がシェアを落としながらも前年から引き続き首位を堅持し、2位に「オメガ」、3位には日本ブランドの「セイコー」が入った。
- 上位3位については2021年から変化はなかったものの、国別のランキングでは、全体的にセイコーがシェアを伸ばし、特にフランスでは首位のロレックスと僅差で2位に入った。
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「グッチ コスモス展」が京都で開催 上海、ロンドンから巡回
- 「グッチ」が、世界巡回展「グッチ コスモス」を京都市京セラ美術館で開催する。会期は10月1日から12月1日まで。
- グッチ コスモスは、100年以上にわたるグッチの歴史の中でも特にアイコニックなデザインを没入型インスタレーションで展示する展覧会で、2023年4月に上海、10月にロンドンでも催され好評を博した。
- 会場ではアーカイヴを中心に、ブランドを象徴するモチーフやアイテムが生まれた過程や、グッチの伝統とクラフトマンシップを紹介する。
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「ジョジョの奇妙な冒険」が初のミュージカル化、衣裳担当 久保嘉男にコスチューム制作の美学を訊く
- 荒木飛呂彦の人気漫画「ジョジョの奇妙な冒険」を原作とした世界初のミュージカル作品『ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド』の上演が、東京・帝国劇場でスタートした。
- 注目が集まる“ジョジョ”初の舞台で衣裳を担当したのは、ファッションブランド「ヨシオクボ」を手掛けるデザイナー 久保嘉男。1年以上かけてオーダーメイドのオートクチュールでキャラクターそれぞれに合わせた衣裳を制作したという久保に、衣裳に対する「美学」を訊いた。
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