トップ特集・連載ファッション主要ニュースジョナサン・アンダーソンが英ファッションアワード大賞に、「高島屋堺店」が閉店へ、デザイナー2人が韓国ファッションの現在と未来を語る…(12/1〜12/7)【5分でわかる主要ニュース】
12月1日〜12月7日に掲載したニュース・特集・連載記事から主要トピックをピックアップ。
目次
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BFC「ザ・ファッション・アワード2024」、ジョナサン・アンダーソンが大賞に
- 英国ファッション評議会(BFC)が12月2日、「ザ・ファッション・アワード2024」の発表式をロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで開催した。革新的なクリエイションと業界への影響を称える大賞「デザイナー・オブ・ザ・イヤー」には「ロエベ」「JW アンダーソン」を手掛けるジョナサン・アンダーソンが選ばれた。
- ザ・ファッション・アワードは、1年間を通じてファッション業界に貢献した人やブランドに送られる英国で最も権威のあるファッションアワード。今回ジョナサン・アンダーソンが受賞したデザイナー・オブ・ザ・イヤー賞の過去の受賞者には、ピエール パオロ・ピッチョーリやキム・ジョーンズ、ダニエル・リー、ラフ・シモンズなどがいる。
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「高島屋堺店」が2026年1月に閉店 約60年の歴史に幕
- 高島屋堺店が、2026年1月7日をもって閉店する。高島屋の地方店閉鎖は、今年7月末に閉店した岐阜店以来となる。
- 同店は、1964年10月の開業から今日まで約60年にわたり大阪府堺市で営業。2020年度に営業赤字を計上して以降、業績不振が継続し黒字化の目処が立っていないことから、建物賃貸借契約の満了時期をもって営業終了を決めたという。
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「トリンプ」の社長が交代、アンドリュー・ブバラ氏が就任
- トリンプ・インターナショナル・ジャパンが、代表取締役社長にアンドリュー・ブバラ氏が就任する人事を発表した。同氏は12月1日付けで社長に就任し、前社長のヴァンサン・ネリアス氏は11月30日付けで退任した。
- アンドリュー・ブバラ氏はイエール大学を卒業後、1995年にソニーに入社。その後は日本で暮らしながらグーグル合同会社などで経験を積み、2015年からティファールなどを販売するグループセブ ジャパンの代表取締役社長を務めていた。
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国内アパレル関連大手24年11月度 気温低下で冬物動き各社増収、ユニクロは2桁伸長
- 国内アパレル関連大手各社が2024年11月度の既存店売上高を発表した。ファーストリテイリングの国内ユニクロ事業や良品計画、ユナイテッドアローズなど多くの企業では、気温低下に伴い冬物の動きが活発化し、前年同月比で増収となった。
- ファーストリテイリングの国内ユニクロでは、気温が低下したことによって冬物商材の販売が好調だったほか、月下旬にはブランドの周年を記念した「40周年感謝祭」を実施したことなどが奏功し前年同期比12.2%の2桁増で着地。「アニヤ・ハインドマーチ」「マリメッコ」とのコラボレーションアイテムも好評だった。
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ピッティがJFWOとのパートナーシップ締結、「セッチュウ」桑田悟史が登壇
- ピッティ・イマージネが、日本ファッション・ウィーク推進機構(以下、JFWO)とパートナーシップを締結したことを発表した。今後、日本のメディアやファッションシステムにおけるピッティ・イマージネ・ウオモのプロモーション活動を強化し、メンズウェアとライフスタイルにフォーカスしたプロジェクトを展開する予定だという。
- 12月4日にイタリア大使館で記者発表が行われ、ピッティ・イマージネ Chief Communication Officer兼Deputy General Managerのラポ・チャンキ氏や、同社スペシャルイベントコーディネーターのフランチェスカ・タッコーニ氏、JFWO事務局長の古茂田博氏、2025年1月に開催される「第107回ピッティ・イマージネ・ウオモ」のゲストデザイナーである「セッチュウ」の桑田悟史氏らが登壇した。
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良品計画が完全循環型リサイクルプロジェクトを発足、帝人フロンティアと共同で
- 良品計画と帝人フロンティアが共同で、完全循環型リサイクルプロジェクトを開始する。
- 同プロジェクトで、良品計画は「無印良品」の店頭で使用済み繊維製品を回収し、リユースできないポリエステル繊維製品を分別。リユースできないポリエステル繊維製品や製造時のプレコンシューマ繊維を、帝人フロンティアが同社独自のケミカルリサイクルを活用して、リサイクルポリエステル原料へと再資源化する。また、良品計画は、全ての素材を単一化してリサイクル時の分解・分離工程をなくす「易リサイクル商品設計」をコンセプトとした商品の開発を、 2024年秋冬シーズンから拡大していく。
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ユナイテッドアローズ原宿本店が来年1月で休業、リニューアルオープンは春を予定
- ユナイテッドアローズ原宿本店が、改装工事に伴い1月13日をもって店舗営業を休業すると発表した。また、休業に先立ち、12月9日には同店2階の一部をクローズする。
- 原宿本店は、1992年に竣工。2017年にはリニューアルを実施し、ウィメンズ館をメンズ館に統合していた。リニューアルオープンは、2025年春を予定している。
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韓国で高まる「脱ファストファッション」 人気デザイナーたちが語る“環境の魅力”と“業界の課題”
- ドラマや音楽、コスメを筆頭に世界のトレンドをけん引する韓国カルチャー。その影響力はカジュアルウェアに限らず“ハイファッション”の世界でも影響力を強めつつある。その背景にはどのような環境や制度、価値観があるのだろうか。
- 2015年にデビューし、2022年からはパリでコレクションを発表している「インク」のデザイナー イ・ヘミと、2020年に21歳でブランドを立ち上げ、K-POPアーティストの着用で話題を集める「ボンボム」のデザイナー ボンボム・ジョー。2人に共通するのは、“脱ファストファッション”の姿勢だった。渋谷パルコでリステアが開催したポップアップ「RESTIR WOMENS DESIGNERS - work in progress- TOKYO x SEOUL」のために来日した、現在の韓国ファッション業界をけん引する中堅世代の“先輩デザイナー”と、いま勢いに乗る若手世代の“後輩デザイナー”のクロストークから、韓国ファッションの現在と未来を紐解く。
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