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Snow Man ラウールに密着 ミラノ&パリで注目を浴びたファッションスタイル

ラウール ミラノ&パリのファッションウィーク

ラウール ミラノ&パリのファッションウィーク

Image by: Koji Hirano、Hiroyuki Ozawa(FASHIONSNAP)

ラウール ミラノ&パリのファッションウィーク

ラウール ミラノ&パリのファッションウィーク

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Snow Man ラウールに密着 ミラノ&パリで注目を浴びたファッションスタイル

ラウール ミラノ&パリのファッションウィーク

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トリコロールをまとって

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 パリ滞在中、スケジュールの合間を縫ってファッションシューティングを実施したラウールさん。自身で揃えた私服から3ルックをチョイスし、青・白・赤からなるフランスの三色旗をイメージ。「自由・平等・博愛」を意味すると言われるトリコロールに思いを込め、パリの街へと飛び出しました。

Bleu

 青は「ディオール(DIOR)」のクラシカルなスーツスタイル。生地から選んだオーダーメイドで、完成品が届くまでかなり時間がかかったそう。ロケーションに選んだのは、セーヌ川にかかるポン・デ・ザール橋。南にパリ造幣局、北にルーブル美術館、東にシテ島が見える、パリらしい光景の中、夕暮れにオペラを見に行く紳士のごとくノーブルな印象です。

Image by: Koji Hirano(FASHIONSNAP)

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Blanc

 白は「ディオール」のカジュアルスタイル。「DIOR & OTANI WORKSHOP」のカプセルコレクションから選んだニットは、日本の彫刻家・大谷工作室が考案した小さなグリーンのモンスター「タニラ」が背中にあしらわれています。バゲットをかじったり、テラス席のあるカフェに立ち寄ったり、パリの日常を思わせるリラックスしたムード。

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Rouge

  赤は「グッチ(GUCCI)」のセクシーなスーツスタイル。赤のダブルブレストジャケットに黒のタートルネックを合わせ、ネックレスやベルトのインターロッキングGバックルはゴールドでゴージャスに。シャンゼリゼ通りにそびえ立つエトワール凱旋門に負けない存在感を放ちます。

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ミッドナイト・イン・パリ

 夜の撮影ではムードをガラリと変え、「リック・オウエンス(Rick Owens)」のビッグショルダージャケットとダメージデニムというエッジの効いたスタイル。プラットフォームブーツは、銀のリベットで固定された面取りグリルと12cmの透明ヒールがポイントで、ラウールさんが履くと2メートル超えの迫力!

 ロケーションは、セーヌ川にかかるビラケム橋の高架下。スローシャッターによる撮影では、街灯の揺らぐ光を生かした幻想的な世界観に仕上がりました。象徴的なエッフェル塔を背景に、1年前とは異なる魅力が引き出されたショットも。

Image by: Koji Hirano(FASHIONSNAP)

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 ラストは「サンローラン(Saint Laurent)」。ストライプのデザインを活かし、パリ13区にあるフランソワ・ミッテラン図書館の周辺でフューチャリスティックな雰囲気を捉えました。最後のカットは雨を雪(Snow)に見立てて撮影したもの。

Image by: Koji Hirano(FASHIONSNAP)

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episode: 撮影後記

 シューティングを手掛けたのは、前回のパリでも撮影を担当したフォトグラファー平野功二。ラウールさんの思い描くヴィジュアルイメージを形にするため、スタイリングに合わせたロケーションを提案するなどサポートしました。ショー会場でスナップ撮影を行った時には、前回とは比較にならないほど多くのファンやカメラ、取材陣に囲まれている様子を目の当たりにし「この1年間の彼の成長を実感しました」と振り返ります。エッフェル塔をバックに撮影された一枚の写真からスタートしたラウール公式インスタグラムのフォロワー数は、1年間で150万人超に。ショー会場で英語や中国語でのコミュニケーションを堂々とこなす姿も印象的で、グローバルの舞台での存在感を感じさせました。

Koji Hirano 公式インスタグラム: @modemode

ファッションウィークで得たものは?

 初参加のミラノを含め、2度目の海外ファッションウィークとなった今回。ラウールさんにとってどのような経験になったのでしょうか。

「より深く、服のことを探究する機会になったと思います。服に合わせてどんなメイクにしようか、どんな雰囲気がいいかなと考える時間がすごく楽しかったですし、ファッションは無限の可能性を秘めていると実感しました。いつかランウェイを歩けるように、しっかりと積み重ねていきたいと思います」

 アイドルとして活躍しながらトップモデルを目指す、異色の20歳。ファッションがもたらす喜びや興奮、ブランドの哲学やサヴォワフェールを、実際に世界観を体験することで吸収したようです。ファンからの「またパリに来てね」という声には「もちろん!」と笑顔。彼の挑戦は続きます。

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