海外ブランドって中々手が出せない...という人も多いはず。そんな海外ブランドをFASHIONSNAPビューティチームのカラーコスメ大好きマンこと編集Hが、グローバルシッピングで購入。第13回は「ラバンヌ(Rabanne)」から今年登場したビューティコレクションを紹介します!
目次
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ラバンヌとは?
「ラバンヌ」の前身となる「パコ ラバンヌ」は、スペイン出身のデザイナー パコ・ラバンヌ(Paco Rabanne)が1966年にオートクチュールでデビュー。プラスチックや金属といった特殊な素材を使用したドレスなどはセンセーショナルなブランドとして瞬く間に広がりました。1969年には初のビューティアイテムとしてフレグランス「カランドール」を発表。現在はアイコンバッグ「1969」を中心に、人気を集めています。創業者のラバンヌ氏は今年2月に亡くなりましたが、ブランドはクリエイティブ・ディレクターのジュリアン・ドッセーナ(Julien Dossena)が率いています。
ついに誕生したメイクアップライン!
創業60周年を控え、今年ブランド名を「ラバンヌ」へと変更し、その発表とともに、メイクアップラインの誕生が決定!ラバンヌビューティのグローバル・ビューティ・クリエイティブ・ディレクターには、ビューティ業界のレジェンドのひとりであるダイアン・ケンダル(Diane Kendal)が就任。9月のパリコレで発表された2024春夏コレクションのランウェイメイクに使用され、お披露目されました。
アイコニックな1969年のバッグやXLリンクのジュエリーなどメゾンの伝統からインスピレーションを得て、ファッションで使用される素材と共鳴するメタリック仕上げのカラーリングとニュアンスを落とし込んだそう。ヴィーガン処方かつクルエルティフリーも追求。アイテムは、表現力豊かな世界観を演出するアイシャドウ「アイフォリア(EYEPHORIA)」、パリジェンヌのムードを演出するリップ「ルージュ ラバンヌ(ROUGE RABANNE)」、みずみずしい輝きを放つ肌を演出するベースメイクアイテム「ヌード(NUDES)」、アーティストにインスパイアされた、遊び心あふれるアイテム「アーツファクトリー(ARTS FACTORY)」の4つのカテゴリーから展開されています。
実際に使ってみた!
ラバンヌのメイクアップラインは、公式オンライン(日本未対応)やセルフリッジ(SELFRIDGES)、セフォラ(Sephora)、アメリカのウルタ(Ulta)などで取り扱われています。たまたまフランス出張があったので、パリ・シャンゼリゼ通りにあるセフォラの本店で買ってきました!
セフォラ旗艦店のラバンヌ売り場。煌びやかなゴールドのデザインですぐにわかりました!
ハードなメタリック感でまぶたに“鎧”をまとう!?
キーヴィジュアルが公開されてから、絶対に買いたいと思っていたアイシャドウコレクション「アイフォリア」。2色のデュオタイプ「MINI PALETTE」(10種、各26ユーロ、約4000円)なら使いやすいかも?と思い、色を探すことに(4色パレットもあります)。接客をしてくれたスタッフのLanaと、H&Mコラボの話題でひとしきり盛り上がった後、「はじめてなら、やっぱラバンヌらしさ全開で選ぶのが良いんじゃない?」ということになり、シルバー&ゴールドの「ICONIQUE」をセレクト。
一目見てラバンヌだと分かる、あのメタリックのドレスを彷彿させるような輝き!ザグザグのラメ感ですが、塗り広げた感覚は意外となめらかでザラつきはありません。ハイピグメント処方で高発色かつ高輝度。指でラフに塗ってもしっかりと輝いてくれます。肌に密着してくれるので、ブラシで塗ってライン使いにも◎。
アーティスティックにメイクを楽しむ、メタルカラーアイテム
もう一つ気になっていたのが、珍しい「アーツファクトリー」コレクション。アーティスト気分でメイクアップを楽しむためのアイテムだそう。スプレータイプのボディ&フェイスペイントカラー「SHIMMER BOMB」(3色)やルースパウダー「PURE METAL」、リキッドタイプ「LIQUID METAL SHOT」(2色、各19.90ユーロ、約3100円)を展開。あまりの輝きに購入を迷っていると、Lanaから一声、「お世辞にも使いやすいアイテムとは言えない。でも誤解しないで、あなたのメイクライフを未知のステージに連れて行ってくれるから」。そう言われたら試してみるしかない!ということで、一番使いやすそう(指で好きなところに塗れそうだから)な、LIQUID METAL SHOTのシルバーカラー「Metal Shot」を購入。
みずみずしいリキッドで、使用量に少しコツがいりそう(私は最初大量に出してしまい大惨事を起こしました)。スポイトで吸い上げるよりも、先についているリキッドを少し手の甲に乗せてから、使った方がいい。目元、フェイス、リップ、ボディに使えるマルチタイプで、重ね塗りすると透け感のないしっかりとしたメタリックカラーに仕上がり、薄く伸ばすと繊細なラメの輝きに。指でちょんちょんと塗っていけば、好きな濃さ・輝き具合を調整できるので、意外と使いやすい!確かに、未知のステージに連れて行ってくれる...のかも?
“元からこなれてます”感を出してくれるリップ
最後はリップコレクション「ルージュ ラバンヌ」から、マットリップ「FAMOUS LIPCOLOR MATTE」(12色、各33ユーロ、約5100円)を紹介。目元・フェイス思いきりメタリックカラーを選んだので、口元は少し使いやすそうなカラーを...と思い、ヌーディなブラウン「120 The Tea」をチョイス。なんとお店で最後の1点!Lanaが「最初にこの色を選ぶなんて、あなたのセンスは最高!」と褒めてくれました。
使用感はいい意味であまり特徴のない仕上がり。なめらかな塗り心地で、重ね塗りもぼかし塗りもアレンジしやすそうです。透け感のあるマットタイプで肌のトーンになじみやすく、日常使いに◎。ラバンヌコスメが気になるけど、デイリーに使えるカラーが欲しい人におすすめのアイテムです。
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