巴裡 小川軒の元祖レイズン・ウィッチ
Image by: FASHIONSNAP
老舗のお菓子には秘密あり。「老舗レトロな東京みやげ」では、東京にある老舗洋菓子店の中からパッケージだけで思わず買いたくなってしまうレトロ可愛いお土産をピックアップ。第11回は、新橋と目黒に店舗を構える「巴裡 小川軒」の元祖レイズン・ウィッチです。
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巴裡 小川軒は、1905年に初代小川鉄五郎が新橋で創業した洋食屋「小川軒」が発祥。昭和中期に二代目小川順と弟の小川斌がレイズン・ウイッチの原型を完成させ、レイズン・ウイッチを含む洋菓子全般を独立させる形で「巴裡 小川軒」を創業しました。以降、「材料8割、腕2割」をモットーに、高品質な食材を厳選し、安全で美味しく、鮮度の高いお菓子作りを続けています。
目黒と新橋の店舗では、販売に加え、イートインスペース「サロン・ド・テ」も併設しているので、焼き菓子やケーキなどをその場で楽しむことができます。お茶を楽しんだ後にお土産としてレイズン・ウィッチを購入しても良いですね。
PACKAGE DESIGN
紙袋と中のボックスには、「OGAWAKEN」のロゴが。一見、シンプルでスタイリッシュなデザインですが、包みを開けると温かみのある黄色いロゴが現れます。老舗らしいレトロなデザインに、食べる前からワクワクしますね。
TASTE
ぎっしり詰まったレーズンには洋酒の風味が染みていて、あっさりとしたクリームとのバランスが良く、ペロリと完食できました。クッキーは、バターと天然バニラを使用したバニラの香り広がるサクサク食感で、中身のレーズンとマッチします。
巴裡 小川軒では、レイズン・ウィッチの製造開始以来、クッキー、クリーム、レーズンの絶妙なバランスを長年にわたって追求してきたんだとか。毎日、目黒の自社工房で原材料の状態から、レーズンの選別、生地の仕込みや温度管理、焼き加減などを厳格にチェックしているそうで、その甲斐もあってフレッシュなレーズンの味わいが感じられました。1つあたりのサイズは大きめですが重たくないので、常に家にストックしておきたくなります。
巴裡 小川軒のレイズン・ウィッチは、近くに店舗がなくてもオンラインストアでいつでも購入できるため、入手難易度は「★☆☆」。直営店は新橋と目黒ですが、東京駅構内の東京駅一番街の東京ギフトパレットでも販売しているので、観光ついでの購入も可能です。価格は、今回購入した10個入りが1350円、5個入りが783円(いずれも税込)と比較的リーズナブルなのも嬉しいポイントですね。
なお、店頭で購入する場合、休業日の翌日は13時からの販売となるので注意が必要です。
入手難易度は、その商品が手に入りやすいかどうかをFASHIONSNAP独自の判断で三段階にわけて評価したもの。
★☆☆:いつでも手に入る
★★☆:夕方以降は売り切れの可能性あり
★★★:開店直後か予約必須
店舗情報
■目黒店
所在地:東京都目黒区目黒本町2-6-14
TEL:03-3716-7161
営業時間:平日 10:00〜18:00/土曜日 10:00〜17:00
休業日:日曜日・祝日(不定休)
最寄駅:東急東横線 学芸大学駅
アクセス:東急東横線 学芸大学駅より徒歩10分
■新橋店
所在地:東京都港区新橋2-20-15 新橋駅前ビル1号館1階(第一京浜側)
TEL:03-3571-7500
営業時間:平日 10:00〜18:30/土曜日 10:00〜17:00
定休日:日曜日・祝日(不定休)
最寄駅:JR新橋駅
アクセス:JR新橋駅汐留口からすぐ
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