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■MR PORTER.COMとビームスの関係
ここからは、何故ビームスとバイイング&PRアシスト契約を結んだのか、ビームスロンドンの日野達雄とビームスのプレス佐藤尊彦も交えて語ってもらった。
ービームスとバイイング&PRアシスト契約を結んだ経緯は?
Sam:日本の売り上げは現在世界で10位で、さらに強化していきたいと考えています。ビームスとはサイト立ち上げ時の2012年春夏シーズンから「BEAMS PLUS(ビームス プラス)」を取り扱っていることもあり、もともとのフレンドシップをきっかけに始まったのが今回の取り組みです。これまでも「MR PORTER.COM」に対する日本のカスタマーの反応は強く、成長が見込める主要国でパートナーを持つのは重要だと考えました。ビームスは和気あいあいと仲良く仕事しているという印象で、個人的にはビームスのオーガニックなところやチームで一緒に仕事をする姿勢が好きなんです。僕たちのように、仕事を楽しんでやっているところがとても素敵だと感じますし、企業として「服が好きだ」とう共通点をお互いに理解しています。

「BEAMS PLUS」のページ
―ビームスの役割は?
日野:ビームスが、海外の小売チャネルとバイイングやPRのアシスト契約を締結するのは今回が初めてです。ビームスとしては、日本のバイヤーとプレス、さらにロンドンオフィスのスタッフを加えた計4、5名で通常業務と兼務して「MR PORTER.COM」のバイイング&PRアシスト業務に対応しています。バイイングに関しては、ビームスの視点から見た良いものを紹介したいし、「MR PORTER.COM」もこういうものが欲しいという思いがあるので、お互いに情報を共有し合いながら進めていますね。海外と日本では目を付けるブランドが違うじゃないですか。彼らはそもそも日本のマーケットがよくわからないというのがありますし、日本はブランドの数も多いので、そういった面でのサポートをビームスが行っています。
佐藤:PRアシスト業務については、「メンズスタイルのグローバルオンラインラグジュアリーECストア」であることの認知向上のために、「MR PORTER.COM」の戦略的なコミュニケーションキャンペーンを共に構築することを目指しています。また、国内ではビームスが独占販売、海外では「MR PORTER.COM」が独占販売するというエクスクルーシブなアイテムも日本のメディアに向けて情報発信していて、最近では「foot the coacher(フット ザ コーチャー)」のデザインをイギリスのシューメーカーが作る「foot the coacher by GRENSON(フット ザ コーチャー バイ グレンソン)」というラインをビームスで企画し、世界で「MR PORTER.COM」とビームスのみの販売としました。今後はこういった協業商品の開発にも力を入れる予定です。
日野:今回の来日ではとんかつ屋さんの「とんき」(目黒)に一緒に行ったりと、なかなか普段は経験できないような東京ならではのスポットも一緒に楽しんでいますよ。

「AMI ALEXANDRE MATTIUSSI(アミ アレクサンドレ マチウシ)」と再タッグを組んだイブニングウェアコレクション(11月発売)
Sam:僕たちは日本のマーケットを尊敬しているので、市場に合った形で認知度を向上させていきたいと思っています。ですが「MR PORTER.COM」をグローバルな会社としてピッチしている以上、日本の人々に変な意味付けや立ち位置を抱かれないように注意したい。日本は特異なマーケットという印象があるし、PR的に見ても変わっているところがあるので、そういった面でもビームスのサポートが助かっています。ビームスとのコミュニケーションを通じて、日本の人々に「MR PORTER.COM」の魅力を少しずつでも知ってもらえたら嬉しいです。
■MR PORTER.COM
http://www.mrporter.com/
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