2000番台
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2000番台:1000番台を受け継ぐ21世紀のフラッグシップモデルです。一度は体験してみてほしい最高級品。
2000
M1700の誕生で20世紀が終わり、2001年にフラッグシップラインは2000番台として受け継がれます。2001年に誕生したのはM2000。新たなクッショニングテクノロジーであるエナジー(N-ERGY)を搭載し、高い衝撃吸収性と反発弾性は2003年誕生のM2001でさらにアップデートされ、今までのランニングシューズとは明らかに違う履き心地を生み出しました。
2002
2010年に誕生したMR2002はM1300以来の天然ヌバックを採用し、履き心地はもちろん、ラグジュアリー感もあり復刻を求める声が多いモデルです。2020年にはMR2002を元にしたアジア製のML2002が登場し、その履き心地とコストパフォーマンスに魅了されるファンが街中に溢れたのは記憶に新しいです。
2040
フルヌバックのM2040V2。アウトソールにはブランドヒストリーが刻まれ高級感溢れる仕様。
2012年に誕生したM2040は前作MR2002同様に天然ヌバックが採用され、ドレスシューズの様なステッチワークが施された高級感が特徴です。ソールユニットは軽量素材のREVLITEをフルレングスで使用し、カーボンにより弾むような足運びを実現しました。その後に誕生するM2040v2はアッパーがフルヌバックに変更され、革靴のような高級感のある仕上がりです。M2040v3はフルレザーで、もはやランニングシューズを超越したようなモデルになっています。
シフトカテゴリー
シフトカテゴリー:過去の名作を掛け合わせ現代風にアップデートしたシリーズ。サイドの「超特大Nロゴ」など見た目のインパクトが特徴的で、ヘリテージを大幅にアレンジするという新たな試みは今後も続けて欲しいなと思っています。
歴史的背景がある品番を好むニューバランスファンは多いですが、2020年から新たなジャンル「シフトカテゴリー」が登場し世間を賑わしています。ニューバランスのアーカイヴから厳選されたモデルを組み合わせ、現代風に構築。見た目にはどこかノスタルジックな雰囲気を持ちつつも、目新さがあるというのが特徴的で、一度見たら忘れられなくなるようなインパクトがあります。
327
2020年に誕生した「327」は1970年代にランニングシーンを席巻した「320」「355」「Super Comp」という3つのモデルを組み合わせて再構築しており、初めて見た時は特徴的で懐かしいという不思議な感覚を覚えました。
57/40、237
2021年には、1980年代の「574」と、1990年代のウェイビーなデザインから得たインスピレーションを現代へシフトさせた「57/40(フィフティセブン/フォーティ)」や、1980年代の「420」「1300」「Gator」の3モデルを組み合わせた「237」が誕生します。
XC-72
さらに同じく2021年に誕生した「XC-72」は、トレイルシューズの「375」と、クロスカントリーシューズの「XC-15」、軽量ランニングシューズの「620」という異なるランニングタイプの3モデルをフューチャーしています。
シフトカテゴリーは、ニューバランスの過去の名品達が現代風に蘇り、ニューバランスが大切にしている歴史を味わえながら新鮮さを感じることができる、非常に素晴らしい取り込みだと感じています。
今回はこの辺にして、第3回ではニューバランスの進化を感じることができ、個人的にも大好きな900番台に焦点を絞ってお届けします。お楽しみに!
>>第3回はニューバランスを象徴する900番台について解説。990シリーズの見分け方も!
■マニアが深堀り! ニューバランス編
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