最近、何かとホットな韓国カルチャー。コロナウイルスによる入国制限が緩和されて、そろそろ旅行に行きたいな〜と考えている人も多いのでは?実は最近、韓国ではセレクトショップがアツいんです!そこで今回は、日本では手に入らない韓国発の気鋭ブランドを取り扱うショップをエリア別にピックアップ。韓国在住のブランディングディレクター Minさんに、現地のファッション業界人が実際にチェックしているショップを厳選してもらいました。
目次
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韓国でファッション好きが集まるエリアは?
韓国のショッピングでは、城東(ソンドン)区の聖水(ソンス)エリアが人気。韓国のトレンドを体験したいならぜひ訪問してほしいスポットです。カフェをはじめ、「ディオール(DIOR)」などさまざまなブランドがフラッグシップストアやポップアップストアを出店しています。
おすすめの回り方
韓国では、コロナウイルスの影響でタクシーの数が激減。今行くなら、タクシーよりも地下鉄利用がおすすめで、電車で同じ路線にあるエリアに絞って行くと、効率よく回ることができます。せっかくの旅行だと夜遅くまで遊びたくなってしまいますが、終電のチェックはマストでしておきましょう。
現地のファッション通に聞く、おすすめのセレクトショップ
ここからは、セレクトショップ17店舗をエリア別に紹介。韓国在住のMinさんに、現地のファッション通が実際にチェックしているショップの特徴を教えてもらいました。
ソウル特別市:江南(カンナム)地区
ソウル市内を流れる漢江を挟んで南側に位置する江南地区。有名企業のビルが集まっていたり、繁華街の押鴎亭(アックジョン)とチョンダム洞には高級ブランドの店舗が並んでいたりと、高級志向なエリアとして知られています。同エリアに位置するカロスキルは、さまざまなショップが並ぶ韓国屈指のショッピングスポットです。有名なコスメショップ「TAMBURINS」やカフェ「NUDAKE」があるのもこのエリア。
BEAKER
サムスン物産が展開するショップ「BEAKER」。「ルディセットセプトンブル(LE17SEPTEMBRE)」や「オーラリー(AURALEE)」、「ガニー(GANNI)」など、韓国内外のブランドのアイテムを幅広く取り扱っています。最近では、インテリア小物の展開をスタート。ビューティからファッション、インテリアまでを一度にチェックすることができます。
ソウル特別市:麻浦(マポ)区
ソウル西部の街・麻浦区は、韓国の若者に人気のエリア。雑貨店やリーズナブルなアパレルショップ、飲食店が多く、アイドルのイベントを行うカフェなどもあります。マルチな複合施設「ムシンサテラス(MUSINSA TERRACE)」は、ポップアップやカフェ、展望台に訪れる人で賑わっています。
VISUAL AID
Image by: VISUAL AID
弘大近くの延南洞(ヨンナムドン)に位置する「VISUAL AID」。韓国の人気ブランド「テケット(TEKET)」や「アンダーソン・ベル(Anderson Bell)」などのウィメンズアイテムを中心に展開しています。実店舗を持たない傾向が強い韓国発のデザイナーズブランドを実際に手に取って見ることができる希少なショップです。
HEIGHTS
Image by: HEIGHTS
弘大で最も有名なセレクトショップで、週末にはヒップスター(韓国のスラングで、トレンドに敏感でファッションが好きな人のこと)で賑わっています。ショップの規模が大きく、取り扱いブランドの数が多いので、男女ともにショッピングを楽しむことができます。
Eburnean Stairs
「Eburnean Stairs」では、「アモーメント(AMOMENTO)」をはじめとした韓国の人気ブランドに加え、プライベートブランド「ロドゥ(LLUD)」を展開しています。
SAMPLAS
Image by: SAMPLAS
気鋭ストリートブランドを中心に取り扱う「SAMPLAS」。内部はそこまで広くありませんが、ストリートブランドが好きな人や、個性的なユニセックスアイテムを探している人におすすめです。
ソウル特別市:龍山(ヨンサン)区
ソウルの中央部・龍山区。ソウル駅があるのもこのエリアで、ドラマ「梨泰院クラス」の舞台として知られる繁華街・梨泰院や、「ソウルの秋葉原」や「日本橋」と呼ばれる「龍山電子商街」などがあります。近隣エリアのハンナム洞は、韓国のトレンドを反映した高級感ある雰囲気で、20〜30代女性のショッピングスポットとして利用されています。おしゃれなブランチレストランとカフェが多く、東京の青山に似た雰囲気。ただ歩くだけでも街並みを楽しむことができます。
DoDeTe
Image by: DoDeTe
韓国の気鋭ブランド「キジュン(Kijun)」の直営1号店「DoDeTe」では、キジュンのアイテムに加え、「PONYTAIL」や「TEAK」「COLDFRAME」など、トレンドに敏感な韓国女性たちがチェックしているブランドを多数取り扱っています。店名の「DoDeTe」はポルトガル語で「あなたの」を意味し、サブタイトルの「新しいもの(New Things)」と繋げて「あなたの新しいもの」を意味しています。衣類のほか、ユニークなオブジェやコスメも展開しています。
COMFORT
「COMFORT」では、キジュンや「2000アーカイブ(2000 Archives)」のファッションアイテムに加え、オリジナルの雑貨や、「鱗片堂」の版画ステッカー、ぬいぐるみアーティスト gyunyuyaのポストカードなど、ユニークなグッズを展開。カフェを併設しているので、買い物に疲れたらほっと一息つくことができます。
Aglet Seoul
Image by: Aglet Seoul
スニーカーレビューYouTuber ワディが運営する、スニーカーカルチャーを盛り込んだショップ「Aglet Seoul」。シューズや衣類に加え、靴下や帽子などの小物を展開しているので、感度の高いソウル土産の購入におすすめです。ここでしか手に入らない限定のコラボアイテムも取り扱っているので、スニーカー好きな人にはぜひ立ち寄ってほしいショップです。
※2022年11月現在、ビル工事の関係で、2軒隣のビル「スクエアハナム」に移転中。工事の終了時期は2023年2月末で、終了後は元の場所に戻る予定。
所在地:ソウル特別市龍山区梨泰院路227(Aglet Seoul)
ソウル特別市龍山区梨泰院路230(Aglet SQUARE)
公式インスタグラム
ソウル特別市:中(チュン)区
中区には、 観光客が多く集まる明洞や、南大門市場、東大門ファッションタウンなどの繁華街が集まっていて、韓国の経済と文化の中心地として知られています。観光地であることから、コロナによる大きな打撃を受けたエリアでもあります。
8DIVISION
Image by: 8DIVISION
「8DIVISION」は、アートとファッションの垣根を超えた独自の視点で買い付けたデザイナーズブランドのアイテムを展開。今回紹介しているショップの中では珍しく、「タカヒロミヤシタザソロイスト.(TAKAHIROMIYASHITATheSoloist.)」や「ディスコード ヨウジヤマモト(discord Yohji Yamamoto)」などの日本のブランドを取り扱っているのも特徴です。
ソウル特別市:鍾路(チョンノ)区
鍾路区は、ソウルの中心地ですが、他のエリアと比べると観光客が少ないのが特徴です。本屋や映画館、日用品ショップなどがあるため、ショッピングはもちろん、ちょっと時間を潰したい時に訪れたいスポットです。
AMOMENTO
韓国のデザイナーズブランドの中でも特に注目されている「アモーメント(AMOMENTO)」のショップ。オリジナルアイテムとセレクトブランドのアイテムの両方を取り扱っていて、シンプルながらも存在感のあるフェミニンなアイテムを中心に展開しています。価格帯が高すぎないのも魅力です。
Ofr. Séoul
Image by: Ofr. Séoul
パリに本店を構える書店「Ofr. Séoul」。書籍はもちろん、「Ofr. Pasris」のロゴが施された人気のトートバッグをはじめ、帽子や雑貨などを取り扱っています。
mirabelle
Image by: mirabelle
「Ofr. Séoul」の2階にある雑貨店「mirabelle」。アクセサリーやインテリアグッズなどの小物類を中心に展開しています。ユニークな雑貨に出会うことができるので、お土産の購入場所としてもおすすめです。
ソウル特別市:城東(ソンドン)区
今、韓国で一番アツい、聖水洞がある城東区。リノベーションによってカフェや施設に生まれ変わったレトロな町工場や倉庫が位置しています。下町の情緒漂う雰囲気で、さまざまなブランドがポップアップストアやショップを構えるエリアです。
E()PTY
Image by: E()PTY
韓国のファッションプラットフォーム「ムシンサ(MUSINSA)」が展開するハイエンドセレクトショップ。韓国のファッション業界人の間でホットなスポットで、オープン時期にはBTSのRMが訪れたことで話題になりました。今のソウルのトレンドを反映した独特なインテリアデザインが楽しめるのも魅力です。
SAMUEL SMALLS
Image by: SAMUEL SMALLS
2階建てのインテリアショップ「SAMUEL SMALLS」。オリジナルからアーカイヴ、セレクトブランドのアイテムまで幅広く取り扱っています。家具がメインですが、雑貨やポスターなどの小物類の展開もあるので、旅行中にフラッと立ち寄ることができます。
光州(クァンジュ)広域市
「光の町」「光の都市」と呼ばれる光州広域市。「光州芸術通り」には、ハンドメイドアイテムや民芸品のお店、ギャラリーなどが並んでいるため、芸術の街としても知られています。最近では、2年に1度、芸術祭「光州ビエンナーレ」が開催されています。
MUMEU
Image by: MUMEU
「MUMEU」は、”日常生活に溶け込む”アパレルアイテムを中心に、ウィメンズとメンズの両方を展開。空間作りにも力を入れているショップなので、ディスプレイやオブジェなど、細部のインテリアにも注目です。
釜山(プサン)広域市
釜山は、日本から飛行機の直行便が就航しているアクセスの良いと都市です。日本から最も近い港町としても知られていて、西面(ソミョン)エリア、南浦洞(ナンポドン)エリア、海雲台(ヘウンデ)エリアの3つの観光スポットがあり、海水浴場や漁港などが楽しめます。毎年10月には、「釜山国際映画祭」が開催されています。
LUFT
「LUFT」は、「ディスイズネバーザット(thisisneverthat)」や「イェスアイシー(YESEYESEE)」「マッテンキム(Matin Kim)」など、韓国で人気のブランドを中心に取り扱っているショップ。日本ではなかなかお目にかかれない、韓国ならではのブランドをチェックしたい人におすすめです。
大邱(テグ)広域市
ソウル、釜山に次ぐ韓国第3の都市・大邱広域市。さまざまな百貨店やショップが立ち並ぶ東城路や、日用品や雑貨が揃う西門市場が位置しています。医療や自動車産業、ロボット産業、スマートシティなどの産業も有名です。
nightwaks
Image by: nightwaks
「nightwaks」では、「リーバイス(Levi’s®)」の1980〜90年代のヴィンテージデニムのリメイクアイテムを筆頭に、ヴィンテージとセレクトアイテムの両方を取り扱っています。店名は、エドワード·ホッパーによる絵画「NIGHTHTAWKS:夜を明かす人々」からインスピレーションを受けて命名されました。
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