ジュンヤ ワタナベ マン 2024年秋冬コレクション
Image by: JUNYA WATANABE MAN
渡辺淳弥の手掛ける「ジュンヤ ワタナベ マン(JUNYA WATANABE MAN)」が、パリで2024年秋冬メンズコレクションを発表した。「全世代の素敵な男性に、このスーツを着てほしいと願うショー」と、“Reconstructed Suiting”と銘打ってスーツの再構築を提案した。
ジャケットにパンツをドッキングした新機軸
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全39ルックで構成されたコレクションの軸となったのは、テーラードジャケットの裾にパンツをドッキングしたオーバーコート風のアイテムだ。挑戦的なテーラーリングの再構築は、時に同素材で、時に異なる柄で、バリエーション豊かに提案。
同様の手法を用いたパターンは、「リーバイス(Levi's®)」や「カーハート(Carhartt)」を迎えたコラボアイテムでも見られ、デニムやダック生地といったカジュアルな素材との混成が、クラシカルなスタイルに新鮮な印象を与える。
スーツスタイルに欠かせないアウター類にもエッジを
派生して、スーツスタイルには欠かせないステンカラーコートやチェスターコートなどのアウターも新たなフォルムで登場。ビッグサイズ仕様のカラーやスロートタブ、羽織った際に安定感をもたらすあしらい、身頃にドッキングされた袖でアクセントをもたらし、エッジの効いた仕上がりに。
コレクションに深みをもたらすコラボ
コラボはブランドに欠かせない要素の1つであり、コレクションに深みをもたらしていることは間違いない。先の「リーバイス」と「カーハート」に加え、「ブルックス ブラザーズ(Brooks Brothers)」や「インナーラウム(INNERRAUM)」「ハインリッヒ・ディンケラッカー(Heinrich Dinkelacker)」も招へいし、ここ数シーズン協働を続けている「パレス スケートボード(PALACE SKATEBOARDS)とは、ペースボールキャップとオペラマントを製作。オペラマントは、「パレス スケートボード」のアイコンであるトライファーグと鬼を組み合わせたグラフィックが同色で織り込まれ、和洋&ストリートのムードが漂う。
また、人気の高いパートナーである「ニューバランス(New Balance)」からは、ライフスタイルシーンで機運が高まっているランニングシューズ「1906」をローファーにアレンジした新作を披露。コインローファーのアッパーに「1906」のソールをハイブリッドすることで、フォーマルにもカジュアルにも振れる汎用性の高いデザインに仕上げ、“Reconstructed Suiting”のスーツを足下から支えるにふさわしい1足となっている。
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