インサイド

ハッピーなフラワープリントを楽しむ、タナカのプリーツパンツ 　鮮やかな色彩の絵画のようなフラワープリントが目を惹く「タナカ（TANAKA）」のワイドパンツ。スカートを穿いているかのようなワイドシルエットと、フロントに施されたタックによって生まれる生地の重なりによって、動くたびに揺れるエレガントな仕上がりに。腰上でフィットさせるハイウエストの仕様を採用しているので、ナチュラルなスタイルアップ効果もあり、トレンド感のあるショート丈のトップスとも相性抜群です。いつもの着こなしにプラスワンするだけ春夏のムードを存分に盛り上げてくれる、アイコニックな一本です。幻想的な柄に惹かれる、ウジョーのドローコードパンツ 　“脳裏に浮かぶ儚く美しい記憶の情景を、妄想によって生まれた植物で表現させた”という幻想的なモチーフが特徴的な「ウジョー（UJOH）」のドローコードパンツ。淡く儚い花柄がポリエステルを使用したとろみのある生地感と上品にマッチ。ふんわりと揺れる生地感で、より鮮明に象徴的な柄を映し出します。ウエストはドローコードの仕様でリラックス感のある着用感も魅力的。いまの時期にはニットと、暖かくなればカットソーにサンダルと、軽やかな着こなしにもマッチする一本です。共布のシャツとセットアップで着こなすのも◎。＞＞ウジョーの商品一覧はこちらブランドらしいプレイフルな仕上がり、トゥードゥー コトハヨコザワのグラフィックパンツ 　遊び心溢れるデザインで人気を博す「トゥードゥー コトハヨコザワ（todo kotohayokozawa）」からグラフィックパンツをピックアップ。デザイナー自身が撮影した情景をプリントし、パネル上に繋ぎ合わせたという一本は、同ブランドの定番的な素材であり、シワが気にならないイージーケアと着心地の良さで人気を誇る楊柳（ようりゅう）を使用し、快適な穿き心地を実現しています。ラフに繋ぎ合わせられたフロントのデザインなど、グラフィックだけではなく細部にわたりブランドらしいプレイフルなデザインが詰め込まれており、カジュアルなTシャツと合わせるのもいいですが、あえてジャケットなどのフォーマルなアイテムと合わせて、スタイリングのハズしとして使うのも◎。＞＞コトハヨコザワの商品一覧はこちら生地とカラーが上品にマッチした、タロウ ホリウチのワイドパンツ 　「タロウ ホリウチ（TARO HORIUCHI）」のエクストラボリュームパンツは、その名の通り迫力あるスーパーワイドなシルエットを採用した一本。見る角度によって表情を変える上品なポリエステルの生地感とブルーの色味がマッチし、春夏にぴったりな爽やかな仕上がりに。内股から裾にかけて入るサイドパネルのデザインで、程よくアクセントをプラスしてくれます。ベルト無しでサイズ調整できるサイドタブやベルトループにはブランドを象徴するロゴ入りのリングが付いているので、タックインスタイルもおすすめ。シックなブラックも販売中です。風合いの良さを感じさせる、ポステレガントのワイドトラウザー 　シーズンごとにブラッシュアップを続ける「ポステレガント（POSTELEGANT）」の定番ワイドパンツから、24SSの新色であるレッドをピックアップ。しっとりと鈍い赤色を採用し、同ブランドらしい重厚感のある佇まいに。太めのシルエットに少し短めのアンクル丈なので、足元はボリュームのあるブーツか、抜け感を演出するようにサンダルと合わせるのがおすすめ。ハリ感のあるドライタッチなコットン生地を使用しており、肌離れも良く、立体的なシルエットを演出してくれます。上品なしつらえで風合いの豊かさを感じさせる一本です。リラックス感とデザインを両立した、チノのイージーパンツ 　大ぶりなペイズリー柄を全面にあしらった「チノ（CINOH）」のリラックスパンツ。ドレープ感のあるレーヨンの生地を活かしたゆとりのあるシルエットとベルト無しで穿けるドローコードの仕様を採用した一本はリラックス感がありながらも、足元まですらっと伸びる上品なシルエットでルーズになりすぎることなく穿きこなせます。タウンユースではもちろん、旅行先でも重宝しそうなリゾート感も◎。ペイズリー柄の色を拾ってスタイリングを組んであげれば、簡単にこなれた着こなしが完成します。＞＞チノの商品一覧はこちら星のようなにじみ模様が特徴的、イレニサのワンタックトラウザーズ 　京都の職人によって手染めされたとろみのある生地に、さらに模様を加えて星のような柄を表現した「イレニサ（IRENISA）」のワンタックトラウザーズ。それぞれ絶妙に異なる柄のにじみ具合や配置により、1点ずつ違う表情を見せる、特別感のある仕上がりが特徴の一本です。端正なテーパードシルエットとミニマルなデザインに加え、上品な生地感で印象的な柄の存在感を引き立てます。特徴的なポケット口やVスリットが入ったウエスト、折り返しの短いダブル仕様など、ブランドらしいこだわりが随所に垣間見えるボトムスです。＞＞イレニサの商品一覧はこちら合わせやすさ抜群、カナコ サカイのワイドパンツ 　トーンの落ち着いたペールピンクを採用した「カナコ サカイ（KANAKO SAKAI）」のワイドパンツ。着こなすハードルが高いように思われがちなピンクですが、ベージュを混ぜ合わせたようなアンニュイな色味を採用しているため、意外にも多彩な着こなしにフィットします。カーキやブラウンでトーンを合わせたスタイリングや、ブルーやグレー、ブラックなどのベーシックなカラーとも相性よく、女性はもちろん、男性でも手に取れる汎用性の高いカラーリングに。春で連想される象徴的な色味を着こなしに取り入れて、いち早く季節先取りのスタイリングを叶えてみて。

CINOH

POSTELEGANT

IRENISA

TANAKA

UJOH

TARO HORIUCHI

todo kotohayokozawa

KANAKO SAKAI

kotohayokozawa

お買いモノ

今欲しいのは気分がアガる派手ボトムス、季節先取りのスタイリングを叶えてくれるアイテムをチェック

ワンピース　プリーツシリーズが大人気の「トゥードゥー コトハヨコザワ（todo kotohayokozawa）」からは、鮮やかなグリーンの発色が目を惹くワンピースをピックアップ。歩くと垂れ下がったパーツがドラマチックに動くので、華やかに着飾りたい時にぴったりなアイテムです。トップス　大ぶりなブランケットステッチがチャーミングなカーディガン。オーバーシルエットで肉厚な生地なので、ジャケットのような感覚で着ることができます。エナジーが湧いてくるようなはっきりとしたグリーンが魅力的。　グリーンのマーブル柄がなんだか宇宙っぽさを感じさせるこちらのタートルは、この春再始動した「タロウ ホリウチ（TARO HORIUCHI）」のアイテム。身体にフィットするコンパクトなサイズ感なのでセカンドスキントップスとして着回しても良し、一枚でボディラインを出したスタイルでも◎。　ネオンなグリーンがポジティブムードを解き放つ「ビューティフルピープル（beautiful people）」のカーディガン。ポケットや前立てにミサンガモチーフが施されていたり、凹凸感があるデニット加工が施されていたりとユニークなデザインで、着ているだけでハッピーになれそうな一着です。　グリーンとブルーの絶妙な配色が、水面に反射する光のように立体感を感じさせるティーエイチプロダクツのTシャツ。撮影した写真をベースに、あえて柄合わせ等をせずランダムに裁断し組み合わせ作られているため、全て柄が異なる1点ものなのも魅力的な一枚。　「サンセ サンセ（SANSE SANSE）」のグリーンのTシャツは裏地がネイビーなので、袖をロールアップして差し色を楽しむこともできます。シンプルなボトムスに合わせてヴィヴィットなグリーンを活かしたスタイリングが◎　グリーンとネイビーの配色がキャッチーなトップスは、ウェスト部分に大胆なカッティングが施されているので、歩くとお腹周りがチラ見えするデザイン。インナーでレイヤードを楽しんだり、肌を見せるなどモードに着こなせるアイテムです。ボトムス　花火をイメージして編んだカットワークと、歩くと揺れるフリンジが可愛らしさ抜群のニットパンツ。ホワイトのTシャツと合わせて小物はあえてラグジュアリーで揃えれば、バランス感のあるスタイルが楽しめそう。　キャッチーなミントグリーンのチェックが目を惹くこちらのパンツは、ヨージ・ヤマモト出身のデザイナーが手掛けるウジョーのアイテム。レトロな雰囲気も感じさせるチェック柄ですが、あえて色物のアウターを合わせればパンキッシュなスタイルも楽しめます。小物　“グリーンアゲート"と呼ばれる天然石が使われた、爽やかで洗練されたカラーが魅力的なイヤーカフ。ゴールドとの組み合わせがなんとも上品で、スタイルを一気に華やかにしてくれるアイテムです。　マツバとキャメルのカラーの組み合わせが足元を上品に演出してくれる、シックストックスのソックス。さり気なく見える足元まで、オシャレな色使いを楽しんでみるのは？

Kotoha Yokozawa

th products

PREEK

malamute

SANSE SANSE

OUAT

green

CHICSTOCKS

【カラー別】安らぎとフレッシュさを演出、春夏で手に入れたいグリーンアイテム

天候の神の助け　土砂降りだった午前中から一転、ショーを行なった16時には、太陽の光が差し込み、強い風が心地よく吹いていた。コトハヨコザワは2018年春夏に行った建て替え中のパルコの工事現場でのショーで、台風に見舞われたこともあり、横澤はこの2週間で高円寺にある気象神社に4度も参拝したという。天候の神の助けもあったのか、晴れた空の下での開催が実現した。4つのラインと学生時代に制作した服　ショーでは、コトハヨコザワの4つのラインが中心に登場。メインラインをはじめ、アイコニックなプリーツシリーズの「トゥードゥー コトハヨコザワ（todo kotohayokozawa） 」、残布やサンプル、古着をリメイクした1点モノの「サムバディ コトハヨコザワ（somebody kotohayokozawa）」、「ゾゾタウン（ZOZOTOWN）」と協業したルームウェアを中心にした「シンク コトハヨコザワ（SINK kotohayokozawa）」。  　また学生時代に制作したアイテムも多数あり、着物風アウターの下に合わせた長襦袢（着物用の肌着）や、顔が描かれたシャツなどが含まれているという。シーズンやライン、モデルのジェンダーの垣根も超えて、小山田孝司がスタイリングを行った。ミニスカやショートパンツ、ヘソ出し、ブーツなどこれまでもコトハヨコザワが提案してきたスタイルではあるが、ロゴ使いなどのストリートの雰囲気、重ね付けしたアクセサリーも合わさって、よりY2K（2000年代）を感じさせる印象だ（BGMも2000年代にヒットした曲を多くを採用していた）。 「コンバース」との初コラボ　また夫の日高俊が手掛けるブランド「ヒダカ（HIDAKA）」のアイテムもコーディネートのアクセントに。ベスト風のボディーバッグやバックパックといったヒダカの小物は、横澤自身に欠かせないアイテムだ。また足元には「コンバース（CONVERSE）」との初のコラボレーションスニーカーがお目見え。アシンメトリーなスエードのベルクロが付いたブルーとホワイトのシューズが登場した（詳しい情報は6月に発表）。他にもリサイクルショップやフリマアプリで調達したというシューズを合わせた。 　本日発表した一部商品は、ショー後の17時にブランドの公式オンラインストアで販売を開始した。会場に設置された“エアーダンサー”と呼ばれる空気をはらんだバルーン人形が着用したプリーツトップスも、商品として扱っている。ギミックの効いた仕掛けはデザイナーの横澤自身が楽しんでいるようだ。15年間の制作活動をささやかに祝福　ショーを行った理由を横澤は「（コロナ禍を経て）久しぶりに人が集まる場所に身を置くと、人々の熱量などリアルで体感できる機会をこの数年間で失っていたと感じた。長い服飾の歴史で、ファッションショーがなくならずに、ずっと続いている理由はその熱量にあるのだと思う」とし、フィジカルでの表現に至ったという。　ショー会場はホテルのプールでありながらも、そばにはファミリーレストランのフォルクス（VOLKS）やサイゼリヤ、スーパーのサミットなど庶民的な店舗が併設されており、独特な雰囲気を醸している。「名古屋市の郊外で育ち、ショッピングモールに家族で買い物に行った記憶と重なる部分があった」と横澤。またプールには萎んだ風船が浮かんでおり、パーティー終わりの雰囲気を感じさせる演出は、「盛大に祝うのは恥ずかしいけれど、祝った後の静かな感じを出したかった」と言い、自身の15年間の制作活動をささやかに祝福した。　「コトハヨコザワ」は独自のペースで着実に成長を続けている。一目見るだけで「コトハヨコザワ」だと分かる独自のスタイルを確立し、独創的でありながらも、日常使いができるクリエイションが多くのファンを抱えている。2020年には「毎日ファッション大賞」で新人賞・資生堂奨励賞を受賞。ビジネス面では「On Tokyo Showroom」と契約し、卸売りも広がりを見せている。次の15年間もどのような進化を見せていくのか、期待が膨らむ。

Fashion

コトハヨコザワが屋外プールでショー開催　学生時代から続ける15年間の創作の集大成

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