インサイド

Cefinn　鮮やかなグリーンが目を引く「セフィン（Cefinn）」のニット。色だけでなく、パフスリーブと肩に施されたボタンの装飾がアクセントとなり、華やかなスタイルを約束してくれます。A.P.C.　エジプト綿を使用し、ドレープのあるシルエットで編まれた「アー・ペー・セー（A.P.C.）」のニット。ヴィヴィッドなオレンジでポップな印象ながら、深めのVネックが大人っぽさを演出してくれます。Acne Studios　「アクネストゥディオズ（Acne Studios）」のVネックニットは、モヘアならではのふんわりとした表情とペールピンクが相まって愛らしい雰囲気。コンパクトなシルエットや、太めのリブデザインにも洒落感が漂います。adidas×Wales Bonner　「ウェールズ・ボナー（Wales Bonner）」と「アディダス（adidas）」がコラボレーションした存在感抜群のニット。幾何学模様が装いをリズミカルに彩ってくれます。かぎ針編みの、グリーンのロールネックもアクセントに。BY MALENE BIRGER　「バイ・マレーネ・ビルガー（BY MALENE BIRGER）」のニットは、濃厚な赤とVネックデザインがレディな雰囲気。さり気なくフレアな袖が柔らかく広がり、ロマンチックなムードまで演出できそう。Weekend Max Mara　柔らかなウールで編まれた、「ウィークエンド マックス マーラ（Weekend Max Mara）」のニット。ケーブル編みとリブ編みをミックスした豊かな表情が、スタイルに抑揚をもたらしてくれます。柔らかなイエローはベージュ系のアウターとも好相性。JOSEPH　立体感のあるボクシーなシルエットが特徴的な「ジョセフ（JOSEPH）」のニット。ブラックのストライプが全体の印象を引き締めます。やや着丈が短めなため、あらゆるボトムスとバランスよくコーディネートが可能です。

お買いモノ

冬の装いを彩る 柄・カラーニット

今季より発表の場をパリに「A hymn to the passers by…（通りすがりの人への讃歌…...）」　「ウェールズ・ボナー」による2023年秋冬コレクションへの招待状には、そう小さく記されている。そしてアメリカの文筆家・写真家であるカール・ヴァン・ヴェクテン（Carl Van Vechten）が撮影した、アメリカのシンガー、キャブ・キャロウェイ（Cab Calloway）の写真も同封され、タイトルには「Twilight Reverie（たそがれの白昼夢）」と添えられていた。　長らくロンドンでコレクションを披露していたウェールズ・ボナーだが、ルックブック形式での発表が続いたコロナ禍を経て、2023年春夏シーズンではピッティ・ウオモの招致デザイナーとしてランウェイに復帰。そして、この2023年秋冬シーズンにおいて、発表の場をパリへ移すことになった。コレクション発表の地を変えるのは、デザイナーにとって重大なことだ。それを裏付けるように、今回のテーマに添えられたのは“パリ”そのもの。コレクションノートには、アメリカからパリに移住し、「光の都」とも呼ばれる街の自由な雰囲気の中で多くの傑作を残した作家ジェームズ・ボールドウィン（James Baldwin）や、ジャズシンガーのジョセフィン・ベーカー（Josephine Baker）らの名が綴られ、それは祖国を離れ、初めてパリコレクションウィークに挑むグレース自身の姿を重ね合わせているようにも見える。サロン形式のショーで勝負　ショー会場に選んだのは、パリ1区、ヴァンドーム広場にあるオテル・デヴルー（Hôtel d’Évreux）。18世紀初頭に建てられ、かねてよりオートクチュールの発表などでも使用されてきた伝統ある邸宅だ。小さな部屋と部屋の間をモデルが闊歩する、いわゆるサロン形式のシンプルなショースタイルは、まさにクラシックで王道なパリコレ。アフリカンスピリットを西洋服飾文化に応用し、訴求してきたブランドが、ついにラグジュアリーの本丸で、強気のど真ん中直球勝負を挑んだのだ。巧みなテーラリングの紳士服　ファーストルックを飾ったのは、ガーナ出身のモデル、マリック・ボディアン（Malick Bodian）。写真家としても活動する彼は、2022年春夏のルックや2023年春夏のキャンペーンヴィジュアルを手掛けており、まさにブランドのミューズと言っていいだろう。マリックがまとう端正なフロックコートは、華やかなパリの舞踏会を示唆しつつ、グレースがテーラーリングに長けた紳士服の街、ロンドンの出身だということを思い出させてくれる。　サヴィル・ロウの名門「アンダーソン&シェパード（Anderson & Sheppard）」が手掛けたシルクのスモーキングジャケットは、グレースのディレクションによって、熟練のテクニックは生かされつつも、剛健なブリティッシュテーラードとは表情の異なるフォルムを描く。アディダスとのコラボレーションも　タキシードパンツには、「アディダス（adidas）」とのコラボアイテム（グレースのルーツでもある、ジャマイカの新しいサッカーユニフォームも発表）など、スポーティなトップスを合わせ、近年のウェールズ・ボナーの魅力の一つである、軽やかなエレガンスが提示されている。タンザニア生まれのペインターの作品　そのほか、2017年のターナー賞にも輝いたペインターのルバイナ・ヒミッド（Lubaina Himid）とのコラボレーションによる、シャーティングやシルクのスカーフがモデルの首元を彩り、ハンドメイドで作られたガーナ産のアフリカンビーズやバロックパールは、ブローチやイヤリングに仕立てられ、コレクションにささやかながら印象深いアクセントを加えた。　ショーの音楽には、デュバル・ティモシー（Duval Timothy）やサンファ（Sampha）、ケンドリック・ラマー（Kendrick Lamar）の楽曲がオフィシャル使用され、ケンドリックは楽曲「United In Grief」にて、このショーのために収録された特別なイントロを披露している。　コレクションのラストは、ファーストルックと同様の、純白のカラークロスがあしらわれたタキシードジャケットで締められた。ノンシャランな感覚を携えた堂々たるショーは、パリ1区というロケーションが暗示する、ファッションにおける権威の中心を席巻するものだった。未来を見据えた新章の幕開け　グレースには、空席が目立つラグジュアリーメゾンのクリエイティブディレクターに就任するのではという噂が飛び交っているが、そんな中でのパリへの移動。今もっとも思慮深く、クリエイションの文脈に重きを置くデザイナーによるこの決断は、何を示唆しているのだろうか。コレクションタイトルを思い返すと、グレースにとって、パリのロマンスは白昼夢であり、そして彼女自身もまた、パリを“通りすがる人”なのかという疑問も湧いてくる。その答えは、近いうちに明かされるのかもしれないが、いずれにせよブランドにとって、未来を見据えた新章の幕開けであることは間違いない。

adidas

Wales Bonner

Fashion

“次”を見据える「ウェールズ・ボナー」パリの中心で真っ向勝負　2023年秋冬

ウェアトップス　「ニードルス（Needles）」の定番とも言えるトラックジャージ。ジーンズや古着と合わせて90年代風スタイルで着るのが筆者のおすすめ。Farfetch で購入する　「プーマ（PUMA）」と「メゾンキツネ（MAISON KITSUNE）」お互いのアニマルロゴを配置したキュートでプレイフルなパーカー。シンプルなスタイリングにさりげない遊び心を忍び込ませるのがオシャレに見せる必要不可欠なコツです！Farfetch で購入する　胸元が大胆に開いた「キコ コスタディノフ（Kiko Kostadinov）」のプルオーバー。一枚でサラッと着てもレイヤードしても楽しめるアイテムです。Farfetch で購入するパンツ　「ヴェトモン（VETEMENTS）」といえばブランドロゴが大胆にプリントされたアイテムが多いですが、こちらはさりげない主張が大人の雰囲気を醸し出してくれます。MATCHESFASHION で購入する　長年に渡り「アーペーセー（A.P.C）」とコラボレーションしているファッションディレクター、スザンヌコラー（Suzanne Koller）とのコレクションアイテム。シンプルでありながらクラシカルな要素もミックスさせたコラーらしい一着です。MATCHESFASHION で購入する　鮮やかなサンライトイエローが目を引く「ウェールズ・ボナー（Wales Bonner）」のトラックパンツ。セールだからこそ普段着ないカラーやスタイルに挑戦するのも面白いかも。Farfetch で購入するアウター・ジャケット　話題を呼んだ「ワイプロジェクト（Y/PROJECT）」と「カナダグース（Canada Goose）」のコラボレーションアイテム。カナダガースの機能性にワイプロジェクトらしいアシンメトリーなデザインがモードな雰囲気を加速させます。Farfetch で購入する　「オムプリッセ イッセイミヤケ（Homme plisse Issey Miyake）」からはテクニカルな素材とシグネチャーでもあるプリーツがモードな雰囲気醸し出すブラックコート。アウターとしてだけでなく、寒い時にはインナーとしても使える便利な一枚です。MATCHESFASHION で購入する　あるようで探すと意外と見当たらない「ロエベ（LOEWE）」のノーカラーのオーバーコート。フロントボタンの開け次第でマルチなスタイリングを楽しめること間違いなし。プロパーが高いハイブランドだからこそ、こうゆうセールで買うのが賢いお買い物の仕方ですよね。MATCHESFASHION で購入するシューズ　「メゾンマルジェラ（Maison Margiela）」の人気シリーズ「レプリカ」からはジャーマントレーナーをピックアップ。上質なレザーとラバーソールが特徴の一足は歩きやすく、どんなスタイルにも合わせやすい万能型です。定番のホワイトやブラックじゃ物足りない方はシックなブルーに挑戦してみては。SSENSE で購入する　デイリースタイルの中に洗練されたエッジな要素もミックスさせる「アワーレガシー（OUR LEGACY）」のミュール。全体にはカウヘアーをあしらい、アウトソールはヴィブラム社製を採用するなどこだわりある一足。SSENSE で購入する　「ニューバランス（New Balance）」の2001年に登場した「991」デビュー20周年を記念したアニバーサリーモデル。カーキ、ブラウン、バーガンディの組み合わせが秋冬らしく、上品なスタイルを提案してくれそう。MATCHESFASHION で購入するファッション小物・アクセサリー　ブランドのシグネチャーでもあるローラーコースターバックルを使用したチェーンブレスレット。「アリクス（1017 ALYX9SM）」の小物は地味になりがちな秋冬の装いをアップデートしたい時におすすめです。SSENSE で購入する　LAを拠点に活動するアイウェアブランド「アレム（Ahlem）」の眼鏡フレーム。フランスのメガネの生産地ジェラ地方で一つ一つハンドメイドしています。ウェアだけでなく、小物にもこだわりを見せるのが上級者。Farfetch で購入する　ミニマルなサイズ感とプレイフルなデザインがなんとも可愛らしい「JW アンダーソン（JW ANDERSON）」のメッセンジャーバッグ。シンプルなスタイリングに遊び心をワンポイントプラスして。Farfetch で購入する

LOEWE

ISSEY MIYAKE

Maison Margiela

J.W. ANDERSON

VETEMENTS

Y/PROJECT

Kiko Kostadinov

NEEDLES

OUR LEGACY

PUMA

年末年始のセールに向けて、ファッションECで買えるおすすめアイテム【メンズ編】

SSENSEとは？　2003年に創立したカナダ・モントリオールを拠点にする総合ファッションECサイト。現在150カ国に展開し、ウェアからシューズまでを網羅した品揃えと、ラグジュアリーやストリートも含む多岐に渡るブランドの取り扱いが特徴。https://www.ssense.com/ja-jp　スペイン・イビザ島のリゾートムードにフィーチャーした、「ロエべ（LOEWE）」の「パウラズイビザ（Paula’s Ibiza）」コレクションの巾着タイプのポーチです。ビビッドな色彩で描かれたトカゲパターンが、着こなしのアクセントとして華を添えてくれます。SSENSE で購入する　耳元にちょっとしたエッジを加えてくれるピアスは、「ストールン ガールフレンズ クラブ（Stolen Girlfriends Club）」のもの。サソリを型どったモチーフは、さりげないながらも確かな存在感を発揮してくれるでしょう。SSENSE で購入する　ガーリーな世界観で人気を博すフォトグラファーでありスタイルアイコンでもあるペトラ・コリンズ（Petra Collins）によるSSENSE限定コレクションが「アイムソーリー バイ ペトラ コリンズ（I’m Sorry by Petra Collins）」。注目のアクセサリーブランド「ジウィナイア（Jiwinaia）」とのコラボピアスは、シグネチャーアイテムであるバロックパールピアスになんとゴキブリ（！）を描かれています。イミテーションオパールのカラフルなきらめきとのアンバランスさがなんとも絶妙です。SSENSE で購入する　続いて、こちらは「カンペール（CAMPER）」とのコラボローファー。ピンクトーンのカモパターンは足元をぱっと華やかにしてくれそう。角度のついたブロックヒールもキュートな雰囲気をプラスしてくれます。SSENSE で購入する　2020年のファーストコラボも好評だった、「アディダス オリジナルス（adidas Originals）」×「ウェールズ ボナー（Wales Bonner）」のコラボコレクション第二弾のアイテムが続々と到着。どこかレトロなムードが漂うアイテムラインナップは、1972年の伝説のジャマイカ産クライム・ムービー「ハーダー・ゼイ・カム（The Harder They Come）」にインスパイアされているんだとか。SSENSE で購入する　クラシックなポロトップスは、透け感のあるメッシュ素材のボディでさりげなくヘルシーな肌見せを実現。端正な印象はそのままに、異なるテイストを見事にミックスさせています。SSENSE で購入するSSENSE で購入する　「ユニクロ U（UNIQLO U）」でもおなじみのカーブシルエットが個性的な「ルメール（LEMAIRE）」のジーンズです。ノンストレッチデニム生地が生み出す特別なシルエットは、履いてみれば納得の逸品。SSENSE で購入する　2020年秋冬コレクションに引き続き、孤高のメキシコ人アーティスト、マーティン・ラミレス（Martín Ramírez）のアートワークを取り入れた限定アイテムが今季も登場。セピア調のカラートーンで描かれたファンタスティックな世界観が唯一無二の存在感を発揮してくれる一枚です。SSENSE で購入する　淡いブラッシュピンクの色合いは、春らしい気分を盛り上げてくれそう。はっきりとしたカラーブロッキンググラフィックが引き立つ、「ケンゾー（KENZO）」のスウェットです。SSENSE で購入する　「マーク ジェイコブス（MARC JACOBS）」の新ライン、「ヘブン バイ マーク ジェイコブス（Heaven by Marc Jacobs）」より、とびきりポップなパーカを発見。日本を拠点に活躍するアーティスト、ancco（アンコ）によるキュートなベアのグラフィックと、シャープな"Heaven"ロゴとのコントラストにも遊び心がいっぱいです。SSENSE で購入する　「アディダス オリジナルス（adidas Originals）」とファレル・ウィリアムズ（Pharrell Williams）の人気コラボレーションラインより、NBAプレーヤーのドノヴァン・ミッチェル（Donovan Mitchell）をフィーチャーしたスニーカーが登場。オールブラックのスタイリッシュな一足は、メッシュ素材や丸みを帯びたフォルムのアウトソールでバスケットボールシューズをアレンジしています。SSENSE で購入する　ストリートスナップの常連、ジルダ・アンブロジオ（Gilda Ambrosio）とジョージア・トルディーニ（Giorgia Tordini）のふたりのイタリア人ファッショニスタが立ち上げた「ジ・アティコ（THE ATTICO）」は、ヴィンテージにインスパイアされたフェミニンスタイルを提案。ボンディング加工を施したハリ感のある素材がパワーショルダーの立体的な造型と相まって、カジュアルアイテムのスウェットもどこか新鮮な雰囲気でまとえそう。SSENSE で購入する

MARC JACOBS

LEMAIRE

adidas Originals

CONVERSE

SSENSEでゲットしたい今月のショッピングリスト【2021年4月編】

特集一覧タグ「Wales Bonner」の記事一覧

特集一覧タグ「Wales Bonner」の
記事一覧