インサイド

1位「OVERCOAT」のフードウールシャツ 　クラシックなテーラーメイドのシャツにスポーティーなフードを付けたユニークなシャツは「オーバーコート（OVERCOAT）」から。NY発祥のブランドらしい自由な発想でデザインされた一着は、着こなしにフレッシュなエッセンスをプラスしてくれること間違いなし。2位「TAAKK」のフリルシャツ 　「ターク（TAAKK）」24AWコレクションの新作から早くもランクインしたラッフルシャツは、胸元にアシンメトリーに配したフリルのデザインが目を惹くアイコニックな一着。襟と前立てが取り外せる2way仕様を採用し、多彩な着こなしを楽しめます。3位「TAAKK」のフリルパンツ 　同じく「ターク（TAAKK）」24AWコレクションから、ウエストにあしらったボリューミーなフリルが特徴的なフリルパンツがランクイン。動くたびに揺れるフリルのデザインで、モードな着こなしを叶えてくれる一本です。ルックのようにオールブラックにまとめたスタイルが◎。4位「th products」のワイドパンツ 　ボリュームがありながらも美しいシルエットをみせる「ティーエイチ プロダクツ（th products）」のワイドパンツ。艶感とハリのある上質な生地を使用し、ツータックディテールがトラディショナルなムードとゆるやかな膨らみを演出。ベルトループのリングやヒップのポケットディテールなど、ブランドらしいデザインも魅力的。5位「ODAKHA」のフレアスカート 　国内の職人と生み出す精緻なニット表現に定評がある「オダカ（ODAKHA）」からはフレアスカートがランクイン。濃淡が美しいエレガントな花柄を編地で表現した日本の職人技術が光るとびきりの一枚は、ジャケットやブーツにも合わせれば甘い印象により過ぎることなく、モードに着こなせます。6位「JOHN MASON SMITH」のニットベスト　シャツと合わせて、肌に重ねて、旬なレイヤードルックを楽しめる「ジョン メイソン スミス（JOHN MASAN SMITH）」のコットンニットベストは、シックなグレーと華やかなミントの2色展開。裾のスピンドルを絞ることで丸みのあるシルエットを演出でき、ボトムスに合わせた着こなしを楽しめます。7位「TANAKA」のフラワータンクトップ　ドレーピングで表現した、薔薇のようなモチーフを散りばめた「タナカ（TANAKA）」のタンクトップは、サイドの紐が垂れるアーティスティックな一枚。無地ともプリントとも異なる立体感のあるデザインを楽しむことができ、カジュアルながらエレガントなルックを叶えてくれます。8位「HUNTER」のフロントジップブーツ　「ハンター（HUNTER）」のジップブーツは、タウンユースはもちろん、レジャーシーンでも大活躍間違いなし。止水ジップを配した実用的なデザインに加え、ナイロンとレザーで仕立てたモダンな表情でどんな着こなしにもマッチ。重厚感のある見た目ながら、従来のレインブーツの半分ほどという驚きの軽量さを実現した一足です。9位「HATRA」のオーブセーター　幻想的なグラフィックを主役にした「ハトラ（HATRA）」のセーター。シーズンごとにブラッシュアップを重ねるモチーフで、今回は地球上の風景をレンズ越しに覗いたようなグラフィックを採用。抜け感のあるドロップショルダーと、すとんと落ちるリラクシーなボックスシルエットでカジュアルに着こなせる仕上がりに。10位「TANAKA」のウィンドブレーカー　共布のテープで表現された立体的かつ表情豊かなデザインが目を惹く「ターク（TAAKK）」のウィンドブレーカー。レイヤードを楽しめるゆとりあるサイズ感と軽やかな着心地で3シーズン重宝し多彩なスタイリングにマッチする一着は、ワードローブの定番になること間違いなし。

HATRA

TAAKK

th products

OVERCOAT

TANAKA

HUNTER

ODAKHA

お買いモノ

みんなのお気に入りを大公開、F/STOREユーザーが選んだ"欲しい"アイテムTOP10【2024年7月編】

フェスコーデの心強い味方、ハンターのパッカブルブーツ　「四季」や「春夏秋冬」など、日本固有の季節の移り変わりを表現する言葉がありますが、昨今は秋がなくなり、そして暖冬と言われ冬も感じられなくなり、そして春から一気に夏になったような気温の変化。暑いのが苦手な私にとって、日本はもはや熱帯地域の国に思えてきてしまいます。ただそんな私でもこれからの季節に唯一楽しみにしているのがフェス。いつも行く会場は海や木々に囲まれた自然豊かな場所で、爽やかな風を感じながら音楽を聴くのは良いリフレッシュになります。そんな癒しの場でもあるフェスは、どんなファッションで行くかもテンションを上げるために重要な要素。そのためにスタイリングもメイクも気合を入れて行きますが、現地では急に雨が降ってきてびしょ濡れになったり泥で汚れたりと、なかなか綺麗なままではいられないのはよくあること。お目当てのアーティストを見に行くと、ひしめき合う観客の中で足を踏まれてしまい、お気に入りの靴はボロボロ…なんていうのはフェスあるあるではないでしょうか？　今年のフェスのお供になりそうなシューズを探していたところ、ちょうどF/STOREで取り扱いが始まった、老舗レインブーツブランド「ハンター（HUNTER）」が目に留まりました。足元を飾ってくれるファッション性もありながら、汚れや多少踏まれても気にならないので、もはや”フェス専用ブーツ”と言っても過言ではないくらい、フェス会場でもよく見かけます。そんなブランドの中でも今回ピックアップしたものは、ラバーとポリエステル地の異素材のコンビが特徴的な一足。アッパーをポリエステル地に変更し、履き口やふくらはぎ、足首部分をキュッとドローコードで閉められるので、シルエットに変化をつけられるという優れもの。何より他人の被らなそうなのがお気に入りポイントです。そして一番の特徴は簡単に持ち運べるところ。柔らかいポリエステル生地は2回ほど内側に折り畳めるので、長靴特有のかさばりを解消してくれます。フェスが終わったら違う靴に履き替えて、ブーツはシューズケースへなんてことも。フェスが待ち遠しいこの夏を、ハンターの長靴で足元から存分に楽しみたいです！HUNTERの他のアイテムもチェック

【今週のウィッシュリスト】フェスコーデの心強い味方、ハンターのパッカブルブーツ

「ハンター」ってどんなブランド？　「ハンター」は1856年にスコットランドで設立されたブランド。過酷な環境や厳しい天候から足元を守るために作られたことをきっかけに誕生したゴム製のブーツがブランドのシグネチャーアイテム。天然のゴムを使用し職人の手作業によって作り出されるレインブーツは、品質の高さと脚の形にフィットする抜群の履き心地、タウンユースとしても活躍するファッショナブルなデザイン性の3拍子が揃い、英国王室御用達の証であるロイヤルワラントを与えられるなど世界的な人気を誇ります。　2014年秋冬シーズンから、雑誌「Wallpaper*（ウォールペーパー）」のディレクターを務め、ステラ・マッカートニーのパートナーとしても知られるアラスデア・ウィルスがクリエイティブディレクターに数年間就任したことで、シグネチャーであるレインブーツの系譜を引いたバッグやアパレルなどのライフスタイルアイテムを展開するなど、ファッションの文脈を色濃く映し出したコレクションを提案し続けているのも魅力の一つ。機能性とファッションが結びついたアイテムで市民権を獲得し、業界内外で注目を集めているイットなブランドです。シューズオリジナルプレイブーツ　ブランドのアイコンであるオリジナルブーツをよりシンプルに仕上げたデザインが特徴的な「プレイ シリーズ」のショートブーツをピックアップ。快適な履き心地を叶えてくれる厚みのあるフラットソールや着脱のアシストとしてだけではなく着こなしのアクセントとしても機能するヒールタブ、ブランドロゴ入りのラバープリントなど「ハンター」らしいディテールが存分に詰め込まれた秀逸な仕上がりの一足は、合わせるパンツやスタイルを選ばず履きこなせ、重宝すること間違いなし。どれを買おうか迷っている人にも、ブランドのことを知り尽くした玄人にもおすすめしたい、ブランドの世界観を堪能できる一足です。ふくらはぎにかかるほどの長さのロングタイプも販売中。コマンドチェルシーブーツ　ブランド定番のチェルシーブーツをアップデートしたコマンドチェルシーブーツ。快適な着脱を叶えてくれる側面のゴムやヒール部分のナイロン製のタブなど、オリジナルのチェルシーブーツらしいディテールは残しながら、アッパーを少し高めに設計したモダンなシェイプが特徴です。100%天然由来のゴムを使用し、森林の生物多様性と労働者の権利を守りながら生産された製品のマークである、FSC認証を獲得しているなど、環境や人権に配慮されているのもポイント。クラシカルな要素を継承しながら、現代的にアップデートした一足です。トラベルトールブーツ　アッパーに柔らかいポリエステル地を採用し、折りたたんで簡単に持ち運びできるという画期的なデザインを取り入れたトラベルトールブーツは、収納や持ち運びに不便というレインブーツのデメリットから着想を得たアイテム。リサイクルポリエステルの生地を使用したアッパーは、ゴム製のものと比較すると防水性には劣るものの、軽量かつ通気性に優れ、伸縮性を有するソフトな履き心地が魅力的。アッパー部分には小物が収納できるサイドポケットを有するなど、プラスアルファの機能も目を惹きます。トラベルシリーズからは「ハンター」のベストセラーアイテムであるプレイブーツを春夏用にアップデートしたショートタイプもラインナップ。どちらのアイテムも必見です。エクスプローラーチェルシーブーツ　ボリュームのあるチャンキーなソールにリブ編みの切り替えなど、トレンドを押さえたキャッチーなデザインが目を惹く一足。アッパーには耐水性のあるレザーを使用し、モードなテイストをプラス。重厚感のある佇まいながら、軽量のアウトソールを採用することで、約500gという一般的なレインブーツの半分ほどの圧倒的な軽さを実現しています。24SSの新作として登場したブラックとホワイトは街に馴染み、あらゆるシーンで重宝すること間違いなし。発色の良い鮮やかな色彩を纏った従来のアウトドアブランドのアイテムとは一線を画す、モダンな佇まいのシューズは必見です。バッグミニショルダーバッグ　トレンド感のあるクロワッサン型のシェイプのホーボーバッグは、昨今注目を集めている90〜00年代のファッションとマッチする大注目のアイテム。日常使いに最適なコンパクトなサイズ感とコーディネートに取り入れやすいシンプルなデザインで、世代を問わず人気を博しています。トレンドを押さえたデザイン性だけではなく、多少の雨なら気にせず使える耐水性を備えたリサイクルナイロンを使用しているなど機能性にも優れているのも嬉しいポイント。シンプルなボディに映えるエンボス加工が施されたブランドのパッチが、着こなしにさりげないアクセントをプラスしてくれます。バケットバッグ　レインブーツを彷彿とさせるようなラバータッチのポリエステル生地を用いたバケットバッグは、ハンターの新しいアイコンとして注目を集めるアイテムです。荷物を入れてもしっかりと自立するバケット型のデザインに、簡単な開け閉めが叶う巾着型の留め具を採用。丸みのあるバケット型のシェイプは、スタイリングでも一際目を惹くアイコニックな仕上がり。付属のショルダーを取り外し、コンパクトなハンドバッグとしても使うのもおすすめです。トートバッグ　撥水加工を施した地厚のキャンバス生地を用いたトートバッグは、外出時の荷物を収納するのにぴったりな使い勝手の良いサイズ感で、デイリーに使い回せるアイテム。アウトドアブランドのイメージを覆すエレガントなデザインで、カジュアルなシーンはもちろん、オケージョンにもマッチ。底が汚れるのをカバーする底鋲や小物を収納できる内側のポケットなどユーザーに寄り添った機能的なディテールも惹かれるポイント。同色によって表現された、さりげなく主張するブランドロゴも魅力的です。◼️ F/STOREではこの他のアイテムも販売中。＞＞ハンターの商品一覧ページはこちらから

世界的人気を誇るレインブーツブランドにフォーカス、ハンターで見つけた欲しいものリスト

JW アンダーソン（JW ANDERSON）　眩いチャンキーチェーンが輝く、「JW アンダーソン（JW ANDERSON）」のレインブーツ。あいにくの天気を明るく照らす、元気いっぱいなカラーパターンに一目惚れ。雨の日の主役になりそうな一足を、お得なOFF率でゲットして。Farfetch で購入するエムエスジーエム（MSGM）　ヴィヴィッドなピンクがカジュアルスタイルに彩りを添える、「エムエスジーエム（MSGM）」のレインブーツ。シームレスなラバーのボディに波打つソールとロゴが際立ちます。気になる色違いにはブラックとホワイトを用意。Farfetch で購入するガニー（GANNI）　都会的なミリタリールックに似合う、「ガニー（GANNI）」のチェルシーブーツ。すっきりとしたフォルムのアッパーにはアシンメトリーなパネルデザインをオン。雨の日以外でも楽しめそうな、アイコニックなアイテムです。Farfetch で購入するアグ（UGG®）　レインシューズ特有の、つるんとした愛らしい質感を満喫できる「アグ（UGG®）」のショートブーツ。シグネチャーのムートンインソールが、冷たくなった足元を優しくサポートしてくれます。カーキの他にはブラックとピンクを展開。Farfetch で購入するハンター（Hunter）　「ハンター（Hunter）」のレインシューズは、防水性やフィット感に加え手頃な価格も選ばれる理由。爽やかなオフホワイトのチェルシーブーツにソックスディテールをプラスした一足は、跳ねかえりや冷えをカバーしデザインのポイントとしても◎。Farfetch で購入するカルバン・クライン（Calvin Klein）　ラフなスタイリングにも合わせやすい「カルバン・クライン（Calvin Klein）」のチェルシーブーツは、ヒールとプルタブにパッチしたロゴがアクセント。履き口からサイドにかけて、足へのストレスが少ない柔らかなファブリックを採用しています。Farfetch で購入するカンペール（CAMPER）　ブラック一色でモードに仕立てた、「カンペール（CAMPER）」のチェルシーブーツ。耐久性とグリップ力に優れた軽量ソールと、コーディネートを選ばないプレーンなシルエットで使い勝手抜群。秋冬シーズンにも一軍として活躍しそうな予感。Farfetch で購入するマッキントッシュ（MACKINTOSH）　スカートやショートパンツと好相性な、ロングタイプも要チェック。「マッキントッシュ（MACKINTOSH）」のスマートなシルエットのレインブーツは、フロント部分にレタリングロゴ、バックにはエレガントなボタンで留めたタブが覗きます。Farfetch で購入するトミー ヒルフィガー（TOMMY HILFIGER）　最後にご紹介するのは、「トミー ヒルフィガー（TOMMY HILFIGER）」のロングレインブーツ。サイドゴア部分が長く伸びたユニークな筒には、ジッパーが装備され着脱も楽ちん。ブラックのボディに映えるフラッグロゴやタブが目を惹くアイテムです。Farfetch で購入する

MACKINTOSH

MSGM

GANNI

TOMMY HILFIGER

CAMPER

今が狙い目！アラウンド3万円のレインブーツ9選

ザ・ビートルズの名盤がタイトルに　会場となったのはパリ8区のサル・プレイエル。1927年に開業し数々のクラシックオーケストラの公演が行われてきた由緒あるコンサートホールだ。ランウェイとなった2階のステージはケンゾーを象徴する赤で覆われており、中央にはグランドピアノを設置。その周囲にも椅子が置かれ、舞台と客席を一体化させるユニークな会場デザインとなっている。　客入れ中のBGMとして聴こえてきたのは「RYDEEN」や「FIRECRACKER」といったYMOの楽曲で、ショーの9日前に逝去した高橋幸宏氏を追悼。同氏は特に70年代、ケンゾーを愛用していたそうだ。　「The White Album」と添えられたコレクションタイトルは、英国を代表するバンド、ザ・ビートルズの9枚目のセルフタイトルアルバム「The Beatles」の愛称に由来する。二枚組の同作は、白い素地にバンド名がエンボスされシリアル番号が振られただけのミニマルなアートワークのため、そう呼ばれるようになった。アルバムとして一貫性があるというよりは、様々な曲調を詰め込んだベスト盤的な作品であり、「今回のコレクションと重なるところがある」と、前日に行った取材でNigoは語っている。袴パンツやモッズスーツ、日本と英国からの引用　BGMが止み、ステージに姿を現したのは、クラシックのテクニックで洋楽アーティストの楽曲をカバーする日本のグループ「1966カルテット」。ザ・ビートルズの「Help」のメロディーが奏でられ始めると、ショーのオープニングとして登場したのは日本人モデルのUTA。作務衣のディテールを落とし込んだジャケットと袴のようなワイドパンツのセットアップに身を包み、頭にはイギリスらしいメルトンのベルハットを被っている。　今回のコレクションもNigo自身が所有する膨大な衣服アーカイヴから多く着想を得たといい、60年代のモッズ風3つボタンスーツやタータンチェック、アノラックパーカーやジャージなど、随所にイギリス文化からの引用が見られる。ハンティングジャケットや、Nigo就任以来初のコラボレーションである「ハンター（HUNTER）」のブーツはカントリームードを加速させ、また同氏が影響を受けてきたという故ヴィヴィアン・ウエストウッド（Vivienne Westwood）のパンク精神も感じられた。初登場のスニーカーにも注目だ。モダンに蘇る高田賢三のレガシー　創設者 高田賢三のレガシーへの敬意も忘れることはない。メゾンのアイコンとなったボケフラワーは、バンドThe Whoのターゲットグラフィックを模して登場し、アーカイブから引用した80年代のブロークンストライプ、イギリスの国花であるローズのプリントはコレクションを鮮やかに彩る。高田賢三が初めてパリで構えた店舗「ジャングルジャップ」のオープン年である1970という数字は、ワッペンとしてスタジャンやケープに配された。ティアードとフリルのスリップドレスも、80年代の高田作品へのオマージュだ。　前述の作務衣の他に、法被や剣道着、刺し子など、日本の伝統を引用しつつもモダンにアレンジ。日本製のデニムは、そのバリエーションの多さから力の入れようが伝わってくる。　最後に「All You Need Is Love」の楽曲が響きわたる中、計60ルック総出のフィナーレへ。モダンブリティッシュを柱としながら多様な年代とカルチャーがマッシュアップされた、まさにベスト盤のコレクションであった。音楽、ファッション、多彩なゲストが集うパーティー　ショーが終わると、1階のホワイエがアフターパーティの会場へと変貌。特設ステージではラッパー リル・ベイビー（Lil Baby）によるライブパフォーマンスが、ケンゾーキッズらが集う満杯の会場を沸かせた。　この日、特に印象を残したのはファッションと音楽の強い結びつきだ。Nigoの盟友であるファレル・ウィリアムス（Pharrell Williams）をはじめ、プッシャ・T（Pusha T）、トロイ・シヴァン（Troye Sivan）など、著名音楽プロデューサーから若手ミュージシャンまで豪華ゲストが集結。来場したロンドン出身のシンガー アーロ・パークス（Arlo Parks）は、ケンゾーの印象について「Nigoによるケンゾーはクリエイティビティの爆発。若々しい色使いや表現力で、ブランドに新しいエネルギーを吹き込んでいるね」とコメントした。　動画クリエイター・モデルとしてマルチに活躍するkemioは「特にニットやデニムが可愛くて好きです。今日のゲストを見れば一目瞭然ですが、世代を問わず周囲を巻き込んでいくNigoさんの力はすごいですね。みんなで一つのクリエイションを作り上げている感じがします」と話す。モデル・俳優の大平修蔵は「ロゴモチーフを自在に操りながら、ロゴがなくともケンゾーだとわかるシンプルで大胆なデザインが僕ら世代に刺さっているのだと思います」と、Z世代への影響力について触れた。　父の影響でクラシックやザ・ビートルズを聴いて育ったというモデル・DJの井上ヤマトは「ショーミュージックに興奮しました。Nigoワールドに吸い込まれていくような感覚でしたね」と高揚感に包まれたランウェイを振り返る。ショーモデルを務めたUTAは「ファーストルックで出ると伝えられたのはリハーサル直前！ 光栄でしたがリハーサルではうまく息もできないほどに緊張して。でも本番では良い緊張感に変わって、歩いていて気持ち良かったです」と、安堵の表情を見せた。　Nigoがアーティスティック・ディレクターとして参画してから2年目。時代や文化のミクスチャーが幅広い世代を惹きつけているようだ。ケンゾーの今とこれからを示すように、熱気に満ちた一夜となった。KENZO 公式サイトphoto: KENZO / Koji Hiranotext: Ko Ueokacomposition & edit: Chiemi Kominato (FASHIONSNAP)

KENZO

Le Denim

Fashion

KENZO 2023年秋冬パリコレクション

Nigoによる「ケンゾー」　2年目の始まりはパリで盛大なショー＆パーティー

　ショーの冒頭でインパクトを与えたのは、 大きなハートを象ったような立体的なドレス。小さなピースを繋ぎ合わせるブランドならではの手法で、曲線を描く造形が身体から突き出るように作られている。黒いピースは顔まで侵食し、異世界の生物を想像させる。　続くルックも、チュールをチューブ状にした無数のパーツが身体から溢れ出るように腰から上を覆った。 伝統的な英国のテーラリングがベースに　ベースになっているのは、英国のテーラリングだ。クラシックな千鳥格子やグレンチェックのジャケットやドレスにレイヤードするように、黒い造花が突き出したコルセットやハーネスが合わせられている。サスペンダークリップを繋ぎ合わせたようなハーネス、ボディーバッグなどのアクセサリーはUKロックの雰囲気だ。 桑田卓郎による王冠のようなヘッドピース　 特徴的なヘッドピースは、陶芸家の桑田卓郎がこのショーのための制作した作品。桑田らしい色使いと、突起状の装飾をあしらったピースは、アーティスティックなメイクと相まって遊び心が感じられる。モデルの白髪のアフロヘアに王冠のように合わせられ、風格を漂わせた。コレクションに唯一差し込まれたブルーのカラーも高貴な印象を与える。  ハンターとのコラボブーツが登場　シューズは、英国王室御用達として知られる「ハンター（Hunter）」との初のコラボレーションによるレインブーツ。花のモチーフや、メタルリングを重ねたハーネスを付けたショートブーツとロングブーツの4型が登場した。ハーネスは取り外すことができ、シンプルなブラックブーツとしても着用することができるという。今季のボトムスは、ショートパンツやミニ丈のバルーンスカートなどが多く、ブーツスタイルにフィットしそうだ。 浮遊する髪の毛ドレス　ラストに登場した2体は、綿や羽のような白い束が、モデルの身体の周りを浮遊するドレス。よく見ると、ウェーブした白髪のウィッグを束にして吊るしている。モデルが歩くたび揺れ動き、オーラをまとうように神々しくも見える。 　ショーの後に二宮は「幼い頃に思い描いた変なもの、不思議なものを見たときに感じる高揚感を、エネルギーにして表現したかった」と今回のクリエイションについて振り返っている。型破りなアイデアを凝縮しながらも、英国の伝統的な要素を掛け合わせることで、現実と非日常を融合した提案となった。　ノワール ケイ ニノミヤは、2年半前の2020-21年秋冬コレクションでパリファッションウィークの公式スケジュール入りを果たしたが、その翌シーズンから新型コロナウイルスの影響で東京での発表に切り替えていた。今回再びパリに戻ってきたことについて「世界中から集まった方々と久しぶりに会うことができ、異なる文化や価値観を持った人々が発表して、それを見てもらえる場は、価値のあることだと思います」と二宮。ダイナミックなクリエイションが与えるインパクトはフィジカルの醍醐味。見る人のイマジネーションを掻き立て、心を動かす創造力がランウェイに現れていた。

COMME des GARÇONS

noir kei ninomiya

「ノワール ケイ ニノミヤ」の浮遊するドレス　ハンターとのコラボも登場　2023年春夏

レインブーツ　「ボッテガヴェネタ（BOTTEGA VENETA）」からは絶妙な丸みのあるフォルムのレインブーツ。カジュアル要素が強いレインブーツもブラック一色＆アンクル丈でモードに昇華。機能性とデザイン性を見事に兼ね備えた長く使えるイチオシアイテムです。SSENSEで購入する　リサイクルラバーを使用したミリタリー感漂うカーキのレインブーツは「ガニー（GANNI）」から。サイドゴアでモードにアップデートされたレインブーツは雨の日ならずとも活躍しそうです。同系色のウェアや小物使いでスタイリングすればおしゃれ上級者の仲間入り。MATCHESFASHIONで購入する　憂鬱な雨の日には、見ているだけでハッピーになれるフラワープリントのレインブーツはいかがですか？カジュアルになりがちなレインスタイルも花柄×ヒールのブーツを纏えばフェミニンスタイルの完成です。Farfetchで購入する　ブラウンがかったレッドの色合いが美しい「カンペールラボ（CamperLab）」のレインブーツ。気分が下がりがちな雨の日こそカラーアイテムで気分を盛り上げるのもあり。シューズブランドならではの心地よい履き心地で、足もとに気が取られがちな雨の街を闊歩しちゃいましょう。Farfetchで購入する　“For Riding”とプリントされた遊び心溢れる「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー（Off-White c/o Virgil Abloh）」のレインブーツ。近年アンクル丈のレインブーツがが目立つ中、不動の人気を誇るロング丈のレースアップレインブーツでアバンギャルドな個性を光らせて。Farfetchで購入する　ブラウンとベージュのツートーンの色合いが魅力的な「クロエ（Chloé）」のヒールレインブーツ。シンプルなデザインながらも計算されたヒールの美しいフォルムでエッジをプラス。同系色のトレンチレインコートを合わせて雨の日でも洗練されたブラウンコーデはいかがですか？SSENSEで購入する　「HUNTER」のアイコニックなロゴの箇所に「STELLA」とプリントされた「ハンター（HUNTER）」と「ステマッカートニー（Stella McCartney）」のコラボアイテム。サイドにはネオプレン素材が使用されているので、着脱のストレスもありません。レインブーツブランドならではの機能性を味方にすれば、思わず水たまりを歩きたくなるかも？SSENSEで購入する　レースアップレインブーツはカジュアルな装いにぴったり。クリア素材のオレンジカラーでハードな印象になりすぎないのがポイントです。シーリングスタンプ風に刻印された「ヴィクターアンドロルフ（Viktor & Rolf）」のロゴで程よいエッジをプラスした主役級のアイテムです。Farfetchで購入するサンダル　ペールトーンのピンクが雨の憂鬱を吹き飛ばしてくれる「グッチ（GUCCI）」のラバーサンダル。レインブーツを選びがちな雨の日もサンダルをチョイスすることで新鮮な着こなしが叶います。雨の日だけでなくいつものスタイルのアクセントにも重宝するカラーサンダルはいかがですか？SSENSEで購入する　「ビルケンシュトック（BIRKENSTOCK）」の定番モデルから初夏を感じるフレッシュなグリーンカラーをご紹介。スタイリングを軽やかにしてくれるアリゾナEVAサンダルは全PVC素材なので、汚れても丸ごと水洗い可能で雨を気にせず履けちゃいます。ライトウェイトのアイテムなのでちょっとそこまでのお出かけの際、気軽にヘビロテできちゃいますよ。SSENSEで購入する　華奢なダブルストラップとパステルピンクが可憐な女性らしさを引き出してくれるサンダル。カジュアルなPVC素材もミニマルなデザインに仕上げることで上品な印象を醸し出します。ボリュームが出がちな雨の日のウェアも足もとを軽やかにすることでバランスの良いスタイリングを楽しんで。Farfetchで購入する　「クロックス（Crocs）」のアイコニックな厚底サンダルは疲れにくく、履き心地の良さも◎。カラバリも豊富なシリーズからはラベンダーカラーをチョイス。もちろん丸洗いできるので、雨の日も気にせずプレイフルなスタイルを楽しみましょう。プライスも嬉しい価格帯。Amazonで購入する　おしゃれしたい雨の日に活躍してくれるラバーソールのプラットフォームサンダル。ストラップに施されたパールでフェミニンスタイルをランクアップしてくれます。梅雨シーズンだけでなく、これから訪れる夏の装いでも活躍してくれる涼しさ漂うアイテムです。SSENSEで購入する　全PVC＆クリアカラーで仕上げたパンプスは「コムデギャルソン（Comme Des Garçons）」と「メリッサ（Melissa）」のコラボアイテム。ブロックヒールで安定感がありつつ、足を通せばレッグフォルムが浮き出るデザインがポイントです。ペディキュアのカラー次第で様々な表情が楽しめるドラマチックな一足。Farfetchで購入する

GUCCI

BOTTEGA VENETA

BIRKENSTOCK

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編集部の服欲メモ／VOL.1 HUNTERのローファー

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